2011年05月19日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

かまわぬ

さあ、今日も取材だ。頑張ろう!

メイクを済ませると、タクシーで映画会社へ。


まずは、「時事通信」

インタビュー時間が25分間しかないので、
写真撮影中から全力で喋り続けた。



続いて、「ディズニーチャンネル」

小さい子も観る番組との事だったので、難しい表現を避け、
できるだけ分かりやすく喋るよう心がけた。



続いて、「ヤプログ」

「ヤプログ」さんは、あらかじめ
オンラインで質問を募集していたので
これまでに答えた回答を繰り返さないよう、気をつけた。

インタビュアーの方が、とても感じの良い方で、
話していて、とても楽しかった。



次は、「宮崎日日新聞」

・・・そう、宮崎の新聞だ!

始めのうち、記者の方は、キーボードを高速で
打ちながらメモをとってらしたんだけど
時間に追われて、俺があまりに早口になったため、
途中から録音機器に変更した。

宮崎人が3人並ぶと・・・、迫力があるとは思いませんか!



次は、朝日ウィークリー

全力で25分間話し続けるも、
時間が足りず・・・、時間切れに。

うう、申し訳ありません。。。



次は、共同通信

出し抜けに、記者の方がおっしゃった。

 「実は私も、宮崎県民なんです。」

・・・なんと!

同郷人という事で、話が弾み、
25分間が一気にぶっ飛んでしまった。



次は、ラジオJ-WAVE

ここまで、約50分間猛烈なスピードで
話し続けたので、喉がカラカラになってしまった。

噛まないよう、ゆっくりと、落ち着いて話していたら、
後で、朝の元気の良い番組だと知った。

・・・しまったー。
もうちょっとハキハキ喋っていればよかった。



最後は、日刊現代

一昨日の記者会見をご覧になって、
ぜひ取材をさせて欲しい、と申し込んで下さったそうだ。

紙面構成によって写真の向きが変わるそうなので、
右向きの写真と、左向きの写真を、両方撮影した。

今日最後の取材だったので、
予定の時間を10分ほどオーバーして、熱くお話した。



これで、全ての取材が終わりだ。


それから、お世話になった広告代理店の方々やメイクさんに、
ご挨拶と、お礼の言葉を「海賊語」で申し上げた。


 ウガー



 ガガー



その後、「待ちきれナイト」というイベントに参加するために
新宿ピカデリーへ向かうも、到着したのは、既に上映が始まった後。

・・・うーむ、残念。


夕食は、映画会社の方々が、
日本食を食べに連れていってくれた。



う・・・美味い。美味すぎる!!!!!

ああ、やっぱり、日本は食べ物が美味しい。
長期間滞在したら、太る事は確実だ。


たくさんの方々のおかげで、
とても楽しい数日間を過ごす事ができた。


 本当に、ありがとうございました!!!!


・・・さあ、ハリウッドに帰ろう!

投稿者 ユウキ : 23:18 | コメント (5)

2011年05月18日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

空の窓口

1日だけ中休みを貰えたので、
日帰りで宮崎に帰って親族に会い、
チキン南蛮を食べて、また東京に戻って来た。



相変わらず、うんめーな!チキン南蛮!


うむ。充電完了だ。明日も頑張ろう。

投稿者 ユウキ : 23:28

2011年05月17日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

黄金麺

朝10時。メイクを担当して下さる方が到着した。

日本では、メイクとヘアメイクは、
基本的に同じ人がやるらしい。


 「どんな感じにしましょう?」


・・・え、どうしよう。サッパリ分からん。
俺の美的センスほどアテにならんものは無いのだ。


 「・・・おまかせします。日本の方々が見ても
  『これなら、まあいいか』
  と思える髪型で、お願いします。」


そこで、メイクの方が、
腕を振るってスタイリッシュにセットしてくれた。


・・・よーし、いざ取材へと向かおう!


まずは、「女性自身」だ。

・・・前回の「ピンクパンサー2」の時もそうだったけど、
「女性自身」は気合が違う。

今回いらしていた記者の方も、
ブログを最初から最後まで読んだそうだ。
ひぃー



「女性自身」が終わると、次は別室へと移動し、
そこで怒涛のテレビ取材が始まった。


まずは、石川テレビ「カフェドシネマ」

ホストの方が、メイド服だった!

その方のカチューシャをお借りして、
カチューシャを髪に付けたまま、
真顔でインタビューを受けていたら、

 「松崎さん、それはちょっと・・・」

という事で、取ることに。

・・・やっぱりダメかしら。



次は、鹿児島テレビ「ゲッキン!」

同じ九州人として、とんこつラーメンについて熱く語った。



続いて青森朝日放送「〇っと!(まるっと)」
インタビュアーの方も女優だったので、話が盛り上がった。



続いて、我らが宮崎放送「わけもんGT」

なんと、はるばる宮崎から取材に!
さすがは宮崎!!!

 てっげ 気合が入っちょっこっせん?
(すげえ 気合が入ってると思わない?)



最後は、日本テレビ「ZIP!」

「実は、ジョニー・デップさんから、メッセージを預かって来ているんです。」


・・・え?


おおおおおおおおおおおお!!!!

・・・す、すげええええええッ!!!

ジョニーデップさんが俺の事について話してる!
俺の事についてジョニーデップさんが話してる!

これは、一生の宝物にしよう。


ありがとうございました!



ここからは、ラジオの取材だ。


まずは、文化放送「レコメン」

インタビュアーは、覆面姿のK太郎さん
もの凄くノリが良い方だったので、話が大いに盛り上がった



次は、東京FMへとタクシーで移動し、
「伝説の人事部長」というラジオ番組へ。

「人事部長」と言うくらいなので、
話の内容は、思いきりディープな俳優業界の話

ぶっちゃけトーク全開でお話した。



東京FMから戻る途中、小雨がパラつき始めた。

・・・レッドカーペットのイベントは、どうなるんだろう。


一度宿泊先に戻り、スーツに着替える。

 「雨が降っても雨天決行です!」

映画会社の方は、やる気だ!

 「雨が降っても崩れない髪型にしますね!」

メイクさんも、やる気だ!


 「・・・で、松崎さん、眉毛を少し整えてもいいですか?」


・・・ああ、やっぱり俺のオーガニック眉毛じゃ、ダメなのね。

お願いしますッ!映画のタメなら眉毛の百本、二百本・・・。



メイクを済ませると、待機場所へと移動。

その間に、雨は本降りへ・・・


 「雨が止まないので、室内での写真撮影へと
  切り替えます。」


映画会社の方々は、心底残念そうだ。


まずは撮影用のロゴ入り壁の前で写真撮影。
急遽狭い室内での撮影に変わったこともあり
カメラマンさん達が隙間なくひしめき合う感じで
カメラを構えていた。

本当はこういう場合、カメラのファインダーを順番に
見ていかなきゃいけないハズなんだけど、
フラッシュの光で目が眩んで
どこにファインダーがあるのかサッパリ分からない。


 「スーツのブランドはどこですか?」

 「えっ、貰い物なので分かりません・・・」


写真撮影が済むと、今度は
オフィシャルインタビューが始まった。

オフィシャルインタビューは、
司会のリリコさんの質問に答える形で行われた。

・・・驚いた事に、
 「記者会見では、こういう事を話して下さい」
という要請は、全く無かった。

俺はてっきり、こういった会見では、
あらかじめカンペみたいなのが用意してある、と
勝手に思い込んでいたのだ。

・・・という事は、リリコさんの質問にどう答えるか、
俺の口から出るまで、誰も知らないのだ。

もちろん、俺自身も知らない。

さて、困ったぞ。
ちゃんと質問に答えられるかどうか・・・



・・・なるほど。

カメラマンの方々は、俺を中心に、
ちょうど分度器のような感じで陣取っていたので、
質問には、インタビュアーの方だけではなく
前を向いて答えないと、横顔ばっかりになってしまうのか。



それが済むと、プレミア試写会の会場へと移動し、
プレミアに招待された方々と、2回目の鑑賞。


・・・改めて確認したけど、やっぱり自分が映っていた。
セリフも喋っていた。たった2行だけど。

うーむ、しかし、未だに実感がわかないのは何故だろう。


上映が終わった後、本当はまたもインタビューがあったんだけど、
俺は無理を言って、劇場の入口へと向かった。

レッドカーペットのイベントがキャンセルに
なってしまったので、プレミアに招待された方々に
直接お礼を言うことができなかったからだ。

15分ほど劇場のロビーで招待された方々とお話した後で、
係りの方に促されて会見場に移動し、
美和子ちゃん(母親)と、テレビインタビューを受けた。


今日の取材は、これで終わりだ。


飯がまだだったので、千葉から来ていた翔馬と、
ファミレスのサイゼリアに夕飯を食いに行った。

うめーぜキノコスパゲッティ!



さー、風呂入って寝るか!

投稿者 ユウキ : 23:19 | コメント (4)

2011年05月16日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

やみぐし

「パイレーツ」のプロモーションの為に、日本に帰って来た!!


・・・おお、東京タワーだ。

こんな近くで見たのは初めてだ。
新しいスカイツリーってのも、ぜひ見てみたいなあ。


「宿泊先」へのチェックインを済ませると、
映画会社の方と、明日以降のスケジュールの確認をした。

明日は、朝から昼過ぎまで取材を受けて、夜にジャパンプレミアか。


・・・よし。全力で頑張ろう。

投稿者 ユウキ : 23:00

2011年05月15日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

はじめてのおつかい

これから、ちょっと出掛けて来る。

どこへって・・・、遠くて、近いところへだ。


さー、必要な荷物も持ったし、行って来るか!

投稿者 ユウキ : 11:02 | コメント (26)

2011年05月07日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

海賊達の夕べ

さあ、「パイレーツ・オブ・カリビアン ~生命の泉~」の
ワールドプレミアへと出かけよう!!

迎えに来た黒塗りのハイヤーへ乗り込むと、
一路、会場のディズニーランドへ。

ディズニーランドに到着すると、
そこで今回の俺の誘導を担当する「スコット」と合流し、
なんと・・・そのまま、即「ブラックカーペット」へ。

・・・そう。ピンクパンサー2の時に知ったんだけど、
こういうイベントでは、事前の打ち合わせや、
専用のメイクさんなどは、いっさい無いんだ。


そして、ここからは・・・言葉よりも、写真に頼る事にしよう。







動画でみる、写真撮影セクション


はしゃいだらダメだ・・・。はしゃいだらダメだ・・・。
冷静に・・・。冷静に・・・。



フンガーッ!!!


・・・ここからはプレスセクションだ。








動画でみる、インタビューセクション


・・・たく。相変わらず英語が下手な事!!!
緊張でクネクネしてるわ、どもってるわ・・・。

なるほど。マイクがあるから、声を張らなくてもいいのか。
知らなかった・・・。

次こそは、ちゃんと英語のインタビューもこなせるよう、
想定される「問答集」をしっかりと作っておこう。




お世話になった方や、懐かしい方々とも再会する事ができた。






約3時間「ブラックカーペット」の上を歩いた後、
海賊の入り江に設置された特設スクリーンで、
初めて・・・完成した映画を鑑賞した。


・・・おおおおおおおおおおお!!!!

すげえ!俺が映ってる!!喋ってる!!・・・すげえッ!!!


よ、良かった。 俺は、ちゃんと存在してた。

なんともまあ、レベルが低い、と思われるかもしれないが、
2回連続でカットされた身としては、
キャラクターとして映画内に映ってて、台詞を喋ってるってだけで、大感動なのだ!!

やった!!!!!

これでもう、「カットされてるんじゃないか」とビクビクせずに済む。
俺は・・・、ちゃんと出演してました!!


さあ、胸を張って、次の役を探そう!

投稿者 ユウキ : 23:35 | コメント (22)

2011年05月04日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

一夜限りの本気

3日後に予定されている「とある一大イベント」のため、
生まれて初めて、「美容師」さんに髪を切って貰った。

・・・き、緊張した。

俺の想像上の「美容師」さんは、2本のハサミを両手で駆使し、
常に喋りながら、踊るように髪を切る感じだったのだが、
全くそんな事は無かった。

俺なんかの髪を、1時間もかけて、しっかりと入念に切ってくれた。


その後で、「一大イベント」当日のメイクさんの手配をした。
メイク料金は、$160なり。


・・・今回は、「ピンクパンサー2」の時のような失態はおかさない。

「一大イベント」は、出演者のためにあるのではないのだ。
出演者が「出演した責任」を果たす場なのだ。

俺も、自分の責任を、全力で果たして来ようと思う。

投稿者 ユウキ : 23:51 | コメント (1)

2011年05月01日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ジェットコースター

今日は、ラジオ番組の収録に、電話越しで参加した。

番組の司会者は、ピンクパンサー2の取材の時にお会いした
シネマアナリストの「八雲ふみね」さんだった。

ふみねさんの質問に答える形で、約30分にわたり、
「とある映画」の撮影現場で見聞きした事を
できるだけ分かりやすくお話しした。

なんでも、俺のインタビュー部分だけが収録で、
他はなんと、生放送だそうだ!

放送は明後日。

残念ながら俺自身は聴けないけど、
撮影現場の魅力が伝わっているといいなあ・・・。

投稿者 ユウキ : 23:36

2011年04月20日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

見慣れた風景

昨年出演した「とある映画作品」の
電話インタビューを受けた。

電話インタビューと言っても、
基本的な流れは、「ピンクパンサー2」の時と同じ感じだ。

・・・唯一違う事と言えば、写真を撮られないので、
メイクや洋服に一切気を使わなくていい事だ。いひひ。


電話の向こう側は、日本のとある一室。

広告代理店の方が、
記者の方を一人ずつ部屋にお招きする。

一人あたりのインタビュー時間は、約15分間だ。


・・・うーむ、やはり15分間で全てをお話するのは、ちょっと難しい。
他の方々は、一体どうやっているんだろうか。


今回インタビューを受けて分かったのは、
俺は「自分の体験」を話すのは得意だけど、
「作品自体の魅力」を話す事が、全くできないという事だ。

どうしても、作品を「蟻の視点」でしか捉えられない・・・。


・・・ま、いいか。


「蟻の視点」だって、それはそれで面白いハズだ。

「鳥の視点」は、他の方々に任せて、
俺は地べたの風景を、泥臭くお伝えしよう。

投稿者 ユウキ : 23:06

2010年12月23日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

海底越しのパルス

日本テレビの朝のニュース番組、「ズームイン!!SUPER」から
電話でインタビューを受けた。

「とある映画」の配給会社の方から簡単に
インタビュー方式の説明を受けた後、
番組ディレクターの方と、電話越しにお話しした。

 「電話インタビューの形式上、『相づち』を打てないので、
  少し気持ち悪く感じるかもしれませんが、
  ちゃんと聞こえていますので、ご心配なくお話し下さい。」

・・・インタビューは20分間の予定だったけど、
話が大いに盛り上がり、完全に脱線。
気がついたら、なんと1時間が経っていた。

インタビューは27日に放映されるそうだ。
残念ながら俺は観れないけど、楽しみにしていよう。

投稿者 ユウキ : 23:13

2010年11月18日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

真っ青な空

10時45分から

今日は撮影最終日!

5月から約半年間にわたって参加していた映画撮影も、今日で終わりだ。


なんと、最後のシーンの出演者は、俺と「アノ方」のみ!

マストの上で、反乱の決行は今夜だと、
ガーヘンが「アノ方」に伝えに行くシーンだ。

自分のシーンで撮影が終わるとは・・・嬉しいぜい!!


全てのショットが撮り終わると、監督から
 「これが、ジョニーのラストショットです!」
のアナウンスが入り、みんなが笑顔で拍手を送った。

それが済んだところで、
ハッと気付いたように、監督が言った。

「・・・あ!そういえば、
 今のはユウキのラストショットでもありました!」

・・・ええ、そうなんですよ!ええ!

現場にいたみんなが暖かい拍手を送ってくれた。


この映画に参加できて、本当によかった。


今回の撮影では、世界的な「超一流の方々」の演技を
間近で見れた事が、何よりも一番勉強になった。
そして自分もいつかこうなりたい、と強く思った。

・・・さあ、終わった!ハリウッドに帰ろう!!
そして、次の仕事を探そう!

投稿者 ユウキ : 23:11

2010年11月17日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ディーン

6時15分から19時まで第二班で撮影。

霧が凄い!数十メートル先は真っ白だ。


「アノ方」から記念のお財布を貰った。
「船長」特注の、黒い財布だ。

いやっほう

投稿者 ユウキ : 23:14

2010年11月13日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

二階席

今日はロンドン市内のとあるバーで、
「打ち上げパーティー」があった。

・・・まだ撮影は終わってないけどね。

素晴らしいキャストと素晴らしいスタッフのおかげで、
とても楽しい半年間だった。


そうか、もうあと1週間で終わるのか・・・

投稿者 ユウキ : 23:10

2010年11月11日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

聖杯の行方

朝一で、サラマン役のポールとの「新しいシーン」を撮影。

サラマンが穴に落ち、万事休すというその時に
間一髪でガーヘンが助けるというシーンだ。


飛び跳ねて、戦って、助けて、大暴れ。

全身筋肉痛になった。

投稿者 ユウキ : 23:08

2010年11月03日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

8の字

朝7時15分から夜10時45分まで、
15時間撮影。

今日も戦闘シーンの撮影だったんだけど、
本番直前に振り付けを変えた事もあって、
パートーナーとのタイミングがズレ、
剣が俺の手に直撃し、流血。

アタタタタ・・・

でも、そこで撮影を止めるワケにはいかないので、
そ知らぬ振りで、そのまま戦い続けた。


流血しながら戦う・・・
おお、なんか、海賊っぽいぞ!!

投稿者 ユウキ : 23:07

2010年10月30日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

大ジャンプ

土曜日出勤

朝8時から夜7時まで。
今日も第二班での撮影だ。


戦闘シーンは、コケ蒸した岩の上から飛び降りたり、
くるぶしまでの高さの水に漬かったりしながら
戦わなきゃいけないので、スベって中々危ない。

二刀流で両手が塞がってるから、
もしもずっこけたら・・・ぶるぶる

投稿者 ユウキ : 23:00

2010年10月28日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

穴ぼこ

第二班での戦闘シーンの撮影。

朝6時半から夜7時まで。

朝っぱらからスタントシーンを2回連続でやったら
立ちくらみで目の前が真っ暗になった。

・・・どうやらエネルギーが切れたようだ。

少し休憩してから、現場に戻った。


そういえば、新たなシーンが増えたそうだ
なんでも、海賊サラマンの危機をガーヘンが救うシーンらしい。

投稿者 ユウキ : 23:52

2010年10月24日  死ぬ気で音読★2

お菓子の家

今日は、ロンドン市内の「自然歴史博物館」へとやってきた。
入場料は・・・ここもタダだ! ロンドン素晴らしいぜ!



30分くらい並んで、ようやく館内に入る事ができた。


 ・・・さあ、どこへ行こう?



恐竜コーナー、昆虫コーナー、人体コーナー・・・、
1日では、到底回りきれない。

俺は辞書を片手に、館内をさまよい歩いた。


 なになに・・・、エビカニ類が他の甲殻類と違う点は、
 触覚が二組あるところ・・・

 ・・・おお、ホントだ。あるぞ!


↓落ち葉の中に隠れている「カレハカマキリ」を探せ!



↓ウサギ?それとも、アヒル?



・・・結局、閉館時間まで、6時間以上も入り浸ってしまった。

こりゃ遠足だな。実に楽しかった。


↓おやつ

投稿者 ユウキ : 23:45

2010年10月22日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

女神像

今日からいよいよクライマックスの
「生命の泉」のシーンの撮影。

セットが本当に凄い。
まるで、インディアナ・ジョーンズの世界に来たみたい。
鳥肌が立ちまくり。

このままぜひともディズニーランドに持って行って欲しい。

投稿者 ユウキ : 23:06

2010年10月18日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

麦わら帽子

今日は、鍾乳洞のシーンの撮影。

鍾乳洞のセットの出来が、実に素晴らしい。

触ると岩じゃない事が分かるけど、
触らなければ、本物にしか見えない。

・・・またも、びしょ濡れになった。

本当に良くびしょ濡れになるな、俺の役は。

投稿者 ユウキ : 23:41

2010年10月13日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

英国の誇り

ロンドン市内の小道を歩くのは、実に楽しい。

有名ブランドの系列店から隠れるように、
昔ながらの個人商店が軒を連ねている。


靴屋、傘屋、布地屋、衣服店。

ロンドンの歴史を感じる。


中でも特に目を引くのが、衣服店だ。

懐かしいような、どこかで見た事があるような、
そんなノスタルジーを感じる。



そのシンプルなネーミングに、英国紳士の潔さを感ずる。

稀代の名工が手織ったその工芸品に
ぜひとも触れてみたかったのだが、
残念な事に、もう店は閉まったようだ。



ううむ。また店の入口の時間に出直すとしよう。

投稿者 ユウキ : 23:52 | コメント (2)

2010年10月09日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

レンガに咲く花

俺の滞在先のすぐ近くに「大きな公園」がある。

街中にあるにしては随分大きいなあ、と思っていたんだけど、
まさかこんなに広いとは・・・



・・・見渡す限りのまだ向こうまで、並木が続いている。

ちょっとわき道にそれると、今度はこんなのどかな風景が。



・・・ううむ、美しい。
街の雑踏とは別世界だ。

こんなすてきな公園が近くにあったら、毎日でも散歩してしまうだろう。
ロンドン市民が、少し羨ましくなった。

投稿者 ユウキ : 23:00 | コメント (1)

2010年09月22日  死ぬ気で音読★2

培養アクター

網の目のように張り巡らされたロンドンの地下鉄を使って、
今日は、「科学博物館」へとやって来た。



「FREE」と書かれた青い看板がまぶしい。

・・・そうなのだ。なんと入場料が、タダなのだ!



真新しいイギリス英語の辞書を片手に、
展示物の解説文を片っ端から音読する。

・・・ブツブツと独り言をつぶやく、ヒゲ面のアジア人。

なるほど。非常に怪しい。


展示物の解説が一度に見れるコンピューターがあったので、
そこに陣取って、閉館までずっとつぶやきながら勉強した。



なるほど。非常に怪しい。

投稿者 ユウキ : 23:20 | コメント (1)

2010年09月19日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

潮の香り

俺がいま滞在しているロンドン市内には、
「ジャパン・センター」という日系スーパーがあるらしい。

自腹で買った「電子レンジ」で自炊するため、
俺はその「ジャパン・センター」に、
カレー粉や、シチューのルウやらを買いに行く事にした。


大通りを歩いて、10分。

・・・ここか。ジャパンセンター!



おお、さすがはイギリス。
「ジャパン・センター(Japan Centre)」のスペルが、アメリカ英語と違うぞ。

そんな事に感心しながら入口を入るやいなや、
警備員がギョッとした顔で俺の方を見た。


 ・・・な、なんだろうか。


こっちを凝視する警備員の横を通り抜け、
俺は買い物カゴを持って、店の奥へと進む。


 ・・・後ろに、誰かの気配がする。


気付かれないように後ろの様子を伺うと、
さっきの警備員が、ちょっと離れた位置でこっちを見ていた。

・・・店内のどこへ行っても、
その警備員は、俺が見える位置に立ち、
常に俺の行動を見張っている。

一体なんだと言うのだ!
そんなに怪しい風体なのか俺は!


俺が、山賊か、盗賊にでも見えるとでも言うのか!

  ・・・蛮族に見えるとでも言うのか!


失礼しちゃうわ まったく

投稿者 ユウキ : 22:40 | コメント (2)

2010年09月16日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

たまねぎタイプ

今日からイギリスでの撮影ですぜ!

まずは、「船長の娘亭」という酒場のシーンの撮影。

俺は・・・、ただひたすら飲んだくれる。
酔っ払いの海賊だ。うひひひひ

投稿者 ユウキ : 23:38

2010年09月15日  死ぬ気で音読★2

知識の塔

これから2ヶ月あまりのイギリス生活で必要なものを買ってきた。


イギリス英語の辞書と・・・、


イギリス英語の辞書と・・・、


イギリス英語の辞書と、イギリス英語の辞書だ。


・・・よーし。これでようやく「教材」が揃った。
時は来た。さあ、イギリス英語を勉強するぞー!


投稿者 ユウキ : 23:24

2010年09月13日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

上空3万フィート

出発の日がとうとうやってきた。
どこへって・・・イギリスだ!

俺は「とある理由」で、イギリスへ行くんだ。

人生初の英国だ。一体どんな所なんだろうか。


飛行機に乗り込むと、乗務員のお姉さんから、
謎の「黒い箱」を手渡された。



・・・これは?

箱には金文字で「静けさ」と書かれている。



中には、黄色いスポンジが2つ。
ははあ、これは、アレだな。


鼻栓か。


・・・フガフガ。なるほど。これではとても喋れない。

自発的に機内を静かにする。
さすがは紳士の国だ。

投稿者 ユウキ : 23:05

2010年09月01日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ハーフタイム

「パイレーツ」のLAでの撮影が無事終了した。

撮影自体はまだ終わらないが、
スタッフの多くは、ここで入れ替えになるのだ。

3ヶ月間お世話になったスタッフに心からお礼を言って、
俺は現場を後にした。


さあ、次は「寒い所」に移動だ。
上着をたくさん持って行かなきゃ。

投稿者 ユウキ : 23:23

2010年08月26日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ワカメヘアー

今日は入り江で戦うシーンの撮影だ。

監督から伝言があるとの事で、
海賊サラマン役の「ポール」とセットへと向かった。

監督は、まずポールの方を向いて言った。

「・・・ポール、このシーンは危なすぎるので、
 君じゃなくて、君のスタントにやらせよう。」

そして今度は俺に向き直った。

「・・・ユウキ、今日は君のスタントがいないから、頑張ってくれ。」


・・・え"。

投稿者 ユウキ : 07:29

2010年08月25日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

デジタルガーヘン

午後6時から

今日は衣装とメイクを済ませ、全身のスキャニング。
CG製作に使うそうだ。

台の上に立つと、4方に備え付けられたカメラが
上からレールに沿って降りてきて、
俺の身体の形をスキャンしていく。

それが終わると、次は顔のアップのスキャニング。
椅子に座ると、自分の顔の周りを巨大なカメラが
ぐるっと回っていく。

まばたきしていいんだろうか・・・?

分からないので、懸命にまばたきをこらえた。


最後に、「叫ぶ表情」「怒りの表情」「笑う表情」をスキャニング。


モニターには、3D化された自分の顔が。
・・・不気味だ。

投稿者 ユウキ : 07:27

2010年08月24日  映画「ピンクパンサー2」

暗闇に慣れた目

月曜日の午後5時から午前6時まで撮影。

今日はセットにお客様が来ていた。

12歳くらいの女の子で、
病気を患っている子供達の夢を叶えるための財団
Make-A-Wish foundationからきているそうだ。

この女の子の夢は「映画に関わりたい」だったので、
撮影現場に招待されたというわけだ。

俺がピンクパンサー2に出演した時の話をしたところ・・・
出し抜けにこんな事を言われた。


「ピンクパンサー2に出演してるの!?
 わたし本当に大好きで、もう何回も観てるの!!」


 え・・・、


  ・・・・・・ぬ、、ぬぁんだってーー!!!


あまりにびっくり仰天して、しばらく頭が真っ白になってしまった。


だって、俺が「ケンジ」を演じたピンクパンサー2は、
残念な事に、興行的にも、批評家の評判も、散々だったのだ。

だからまさか、面と向かって、「大好きで、何回も観てる!」
なんて言われるとは、予想だにしてなかった。


これは・・・、なるほど。 そうだったのか。

子供向けの映画は、実際に楽しんでくれている子供達がそこにいれば、
批評家がどう言おうと、大した問題では無かったのか。

俺は、出演できて本当に良かった。 と初めて心から思った。

投稿者 ユウキ : 23:50 | コメント (4)

2010年08月22日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

一日のはじまり

今日は、とある日本のテレビ局からインタビューを受けた。

まずは滞在先から車で移動し、
公園の一角にセットアップされた椅子に座り、
「パイレーツ」に関する事や、俳優一般について、
2時間ばかしお話しした。

それから、今度は場所を開店前のレストランへと移し、
これまでの道のりなどを、1時間ちょっとお話しした。

日が傾いたところでインタビューは終わり、
お世話になったスタッフの方々にお礼を言って、
俺は滞在先へと戻った。



ありがとうございました!


テレビのインタビューは、初めての経験だった。
ちゃんと喋れていたのだろうか・・・

よし、明日も頑張ろう!

投稿者 ユウキ : 01:26

2010年08月21日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

辞書のワルツ

今日は撮影の前に、日本のテレビ局の取材を受けた。

滞在先の室内にカメラが入る前に、
まずは、メイクさんが、カメラ用にメイクをしてくれた。



「そのシャツでいいんですか?日本のテレビですよ?」

・・・え"。 こ、このTシャツ、そんなに駄目かしら。

メイクさんにダメと言われたので、
少しよれたTシャツから、別の水色のシャツに着替えた。

でも、今度は襟がどうしても真っ直ぐにならない。
うーむ、ちゃんとアイロンかけてりゃ良かった。


それから、室内にカメラが入り、取材が始まった。

取材・・・とは言っても、
俺がいつも撮影の前にやっている事を、
いつも通りにやってただけなんだけど。

一般的なきらびやかなイメージとはほど遠い、
とっても、とっても、地味~~~な作業だ。

・・・果たして、これでいいのかしらん。


取材を終えると、そのまま直に現場へと移動し、
夜通しで撮影を行った。


今日は、ハワイの入り江を再現した巨大セットでの撮影。

岩場がリアルすぎる。
これが全て発泡スチロールでできてるなんて信じられない。

ウェーブマシーンで人口の波を作るので、
本物の海と同じように見える。

・・・うーむ、これが「大作映画」か。


明日はインタビューだ。頑張ろう!

投稿者 ユウキ : 07:47

2010年08月20日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

日向1UPキノコ

今日から、LAでの撮影だ。
午後12時半から、午前2時半まで14時間。

撮影場所は、ユニバーサルスタジオの巨大プールに
再現されたハワイの入り江。
実物は引き潮が強すぎて危ないので、ここに再現したそうだ。

リハーサルに5時間。

その後、灯台内部のシーンを撮影。
俺はいるような、いないような感じ。


明日は、「日本のTV局」の取材を受けるので、
今回の作品の「日本の担当の方」とお会いして、
簡単な打ち合わせを行った。


 「これ、新宿の宮崎館で買った、おみやげです。」



おおおおおおおおおおお!!!!!宮崎の特産物だ!!!

一気にやる気が出た。


さあ、撮影も取材も、どっちも頑張るぞ。

投稿者 ユウキ : 07:02

2010年08月13日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

飛び石ライフ

今日で、ハワイでの撮影は終わりだ。
・・・2ヶ月ぶりに、LAに帰れる!

まあ、帰れる・・・と言っても、映画撮影はまだまだ続く。

場所をLAに移して、引き続き撮影するのだ。

とりあえず、気を抜かないように、リラックスしよう。

投稿者 ユウキ : 23:37

2010年08月04日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

くもの巣

夕方5時から、朝6時まで。

今日は一瞬だけ逆さまにロープで吊り下げられた。

でも、俺のアップは映らないという事で、
俳優の負担を少しでも減らすため、
俺の専属スタントマンの「マイク」が代わりにぶら下がる事に。

いや、俺自身は構わないんだけど・・・

投稿者 ユウキ : 07:13

2010年08月01日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

風が吹くとき

午後7時から、朝の5時まで。

今日は船の上で、第二班での撮影。

第二班とは、第一班がメインのシーンを
撮影している間に、別の細かいショットを
撮影する別働隊の撮影班の事だ。


昨日に続いて戦闘シーンの撮影だったので、
戦って、戦って、戦いまくった。

最初の数時間で、エネルギーを殆ど消耗し、
めまいがするほどヘトヘトになった。


でも、おかげで反応は上々。・・・良かった。

投稿者 ユウキ : 06:03

2010年07月31日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

モップヌンチャク

午後6時から、朝の6時まで。

今日からいよいよ船の上で戦闘シーンの撮影だ。

初っ端から、俺のシーンだった。
みんなの前で初めて戦闘シーンを披露する。

 「おお、すごい!」

好意的な反応が返ってくる。
2ヶ月近くもリハーサルを頑張った甲斐があったってもんだ。


とあるショットで、タイミングがズレて、
俺のモップが手すりに激突。真っ二つに割れた。・・・あ、あぶねえ。

投稿者 ユウキ : 07:59

2010年07月29日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

フラワービレッジ

海外に一度でも行った事のある日本人であれば、

 美味しくて、 安くて、 ボリュームのある、

という三拍子そろった日本食屋を見つける事がどれだけ大変か、
お分かりいただけるはずだ。


・・・それが、見つけたのです。見つけたのですよ!



ランチ定食(しょうが焼き&とろステーキ)  $6


すげえええ!!!

これは、アメリカではありえない値段だ。
しかも美味しくて、ご飯のおかわりまでできるのだ。信じられない!

「宿泊先」から歩いて5分。すんばらしい。
日本食が恋しくなったら、ここに通おう。

投稿者 ユウキ : 23:24

2010年07月26日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

七回目の大波

午前6時から午後7時まで。

照り付ける真夏の太陽の下での撮影。

ロケ地は、海岸沿いの岩場。
打ち付ける波しぶきがもの凄い迫力だ。

セットに辿り着くまでの足場が非常に悪いので、
滑り落ちないよう、気を付けながら行動した。


さあ、もうすぐ戦闘シーンの撮影が始まる。
動きをしっかり復習しておかなきゃ。

投稿者 ユウキ : 23:55

2010年07月24日  死ぬ気で音読★2

4匹目のサル

現在進行形で「とある作品」に関わっているとはいえ、
「英語の勉強」をおろそかにはできない。

俺の英語力は、まだしょせん小学生レベルなのだ。

ヒマさえあれば、「教材」を開いて、
辞書とにらめっこしながら音読を続ける。



・・・すると、とある疑問が浮かんだ。


 俺は今・・・、「アメリカ英語」を学ぶべきなんだろうか?

 それとも、、「イギリス英語」・・・?


 ・・・ぐ。


 ・・・ぐぐぐ、ダメだ!
  この考えは、キケンだ!


頭をブンブン振って、疑問を振り払う。


・・・そもそも、「イギリス英語」と「アメリカ英語」の違いを考える以前に、
俺は「英語」ってだけで、今は手いっぱい、頭いっぱいなんだ。

ここで無理して、教材も無いのにイギリス英語に挑戦しようとしたら、
ストレスの許容量を超えてしまい、自信が崩壊して、爆発してしまう。


とりあえず、今はダメだ。
今はそれを考える時ではない。だって、手元に「教材」が無いのだ。

・・・もう少し、もう少しだけ、待とう。
もうすぐ、遠くない未来に、そのチャンスが訪れるはず・・・なのだ。

投稿者 ユウキ : 23:00

2010年07月23日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

闇もぐら

撮影15日目

昨日に引き続き、夜間撮影。

午後6時半から、朝の6時まで。


昨日から夜間撮影になったので、
軽く時差ボケになっていて、眠い。

カメラに映っている間はスイッチが入っているので大丈夫だけど、
待ち時間に暗いところに座っていると、途端に睡魔が襲ってくる。

こりゃイカン!

気合を入れるため、炭酸飲料をガブ飲みし、
辞書を小声で音読して眠気を抑えた。

・・・明日も夜間撮影だ。頑張ろう。

投稿者 ユウキ : 07:34

2010年07月22日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

足立流

撮影14日目

昨日の夜は、初の夜間撮影だった。

午後4時に送迎車に乗り込み、
そのまま、今日の朝6時までぶっ通しで撮影。

俺は常に火の付いた「たいまつ」を
手に持ってなきゃいけなかったので、
安全には最大限の注意をはらった。


リハーサルの時、こんな事があった。

小道具の人が俺にたいまつを渡してくれなかったので、
俺は「自分の手」を使ってたいまつを表現していた。

たいまつの光源がどこにあるか分からないと、
照明担当が困ると思ったからだ。

すると・・・


監督「・・・ユウキ、一体何をしているの?」

ユウキ「たいまつです。」

監督「・・・・・・???えーと、・・・おやめなさい。」


ガーン!

一生懸命、手だけでたいまつを演じてたのに!


他のキャスト達は大爆笑。

この一件で、みんな俺を見る度に
手で「たいまつ」を表現するようになった・・・。


あとで、監督が俺の所に来て言った。

「ごめんユウキ! 一生懸命考えたんだけど、
 あの瞬間は、君が何をしていたのか
 本気で分からなかったんだ!
 後で他の人に言われて気が付いたよ。ホントにゴメン!」


今日は初めてセリフを喋った!
たったの2テイクで終了。
監督は「パーフェクトだ」と褒めてくれたけど、
果たしてカットされないで残ってるかなぁ・・・


・・・ああ、疲れた。

もう朝の7時だ。そろそろ寝なきゃ。

今日も夜間撮影だ。頑張ろう。

投稿者 ユウキ : 07:26

2010年07月20日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

亀のこうら

朝8時から船の上で戦闘シーンのリハーサル。

50人くらいで一斉に戦うんだけど、
大乱闘のように見えて、実は全ての動きが計算されている。

3時間みっちり練習した後で、
今度は明日から撮影するシーンのリハーサルへ。

森の中で、監督と午後7時までリハを行った。


明日からは夜間撮影なので、
生活のリズムを夜型に変えなくちゃ。

投稿者 ユウキ : 23:17

2010年07月19日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

足だけミイラ

お昼から、船の上で戦闘シーンのリハーサル。

今まではどっかのホールで練習してきたけど、
今日からは実際に船の上でリハーサル

俺の専属スタントマンである「マイク」の
指示を良く聞き、安全に気をつけながら行った。


スタントリハなのに、間違えてサンダルを履いてきてしまった・・・
仕方が無いので、ガムテープでサンダルを足に固定した。

あまりに暑すぎて、汗びっしょりになった。

水分補給をしっかりしなくちゃ。

投稿者 ユウキ : 23:13

2010年07月17日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ライスバーガー

俺が今 滞在している「とある所」は、
一応・・・アメリカ国内なんだけれども、
そこら中に「日本」を感じる、不思議な所だ。


通りを行きかう人々のほとんどは日本人観光客だし、
ビルの壁には、日本の日常風景を描いた
壁画なんかが描かれている。


通りを歩いてお腹がすいたら、
そこらのお店にぶらっと立ち寄って、
出来立てのセントイチを買えばいい。

もちろん、ハムセントや、卵セントなんかも売っている。


指先までおしゃれしたい日本人女性をターゲットにした、
ネイルサロンまである。マニキュアだけではなく、
ペヂィキュアや、付け爪のニュセットも取り揃えているので安心だ。


さあ、日本の息吹をめいっぱいに吸い込んで、
今日も頑張ろう!

投稿者 ユウキ : 23:41 | コメント (2)

2010年07月16日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ダルメシアン

撮影13日目

午前6時半から午後7時半まで

蒸し暑いジャングルの中で撮影。
暑くて食欲が無くなる。


今日の撮影は、ひたすら背景に徹する。

本物のイノシシを使っての撮影。

イノシシって、見た目は意外と可愛い。

投稿者 ユウキ : 23:10

2010年07月14日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

じゃがいもの皮

撮影12日目

午前7時から午後8時まで撮影
船の上での撮影3日目。

今日は、実にアクロバティックだった。
縄を全力で引っ張ったり、思い切りずっこけたり、

・・・船の外べりに、命綱無しで座ったり。


今日、初めてカメラに「どアップ」で映った。

調理番の海賊から、反乱の決行が今夜である事を
知らされるシーンだ。

3テイクで終わったので、驚いた。

投稿者 ユウキ : 23:08

2010年07月13日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

床みがき

撮影11日目

午前6時半から、午後9時まで、
14時間半、船の上で撮影。


さすがにもう、船が揺れてもバランスを失ったりはしない。
その代わり、陸に戻ると逆に部屋全体が揺れてるように感じる・・・

昨日は、ハードな撮影で、
1日で2キロ痩せてしまったので、
今日はちゃんと食べるよう心がけた。


今日のラストはヘリからの撮影。
甲板から20メートルくらいのところを
もの凄いスピードでヘリが通過していく。

流石は大作映画だ。金がかかってるぅ

投稿者 ユウキ : 23:05

2010年07月12日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

紙ふぶき

撮影10日目

午前5時半から午後8時まで。
船の上で撮影。


今日は、物語の中で特に重要なシーンを撮影。

・・・とにかく、頑張った。


船の上でも、あまった時間を利用して、辞書で勉強している。
辞書はどこにでも持っていく。


監督から、
「ラッシュ上映を見てるけど、とても良く映ってるよ!」
と褒められる。ほほー

今日は、「酔い止め」を飲まなかったけど、
全く酔わなかった。

投稿者 ユウキ : 23:03

2010年07月10日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

波間の木の葉

今日は、船の上でシーンのリハーサルだ。

埠頭から高速艇に乗り換え、
水平線に見える、レゴブロックくらいの黒い塊を目指す。

近づくにつれ、その黒い塊が船である事が分かる。

船は・・・、想像以上にデカかった。
これが、黒ひげの船、「アン王女の復讐号」か。

この船はエンジンを積んでいるので、
実際に走らせる事ができるそうだ。


船の上は・・・、揺れる揺れる!
船が揺れるたびに、バランスを失ってフラフラしてしまう。

航海用語で「海の足」という言葉がある。

その「海の足」を習得すれば、
どんなに船が揺れても、
甲板でフラついたりはしなくなるそうだ。

俺は海賊をやるわけだから、
一刻も早く、「海の足」を習得しなくちゃ。

投稿者 ユウキ : 23:42

2010年07月09日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

オレンジの光に包まれて

今日は、バックパックを背負って、
買い物カゴ付きの自転車に乗り、「ドンキ・ホーテ」にやってきた。

・・・そう、あのディスカウントショップの「ドンキ・ホーテ」だ。



正真正銘の本物だ!


・・・とは言っても、
店内は、そこら辺のアメリカのスーパーと
そう大して変らない。


唯一大きく違うのは・・・、「弁当コーナー」だ。





見渡す限り、弁当、弁当、弁当・・・
寿司、丼物、惣菜、なんでもござれだ。


・・・ああ、それにしても全部うまそうだ。何を買おう。

この、「やながわ丼」とかいうのが
ウナギが入ってて、美味そうだ。 よし、これにしよう。
あとは、贅沢に、「カリフォルニアロール」でも買うか。



会計を済ませるや、店の外にあるフードコートで
買ったばかりの弁当にがっついた。


う、う・・・うまぁい!!!くっそー、日本の弁当、本当にうめーぜ。

・・・前に日本に帰った時に、
コンビニ弁当で感動して泣きそうになったのを思い出した。


美味いものを食って、元気が出た。

なに?俺の日記が「食い物日記」になっているだって!?
仕方が無いだろう!

だって・・・、だって、あの、あれだ。あれだよ。ダメなの。
何がダメって?そりゃぁ、あれだよ。あれ。

・・・よ、よーし、がんばるぞー!!

投稿者 ユウキ : 23:13 | コメント (2)

2010年07月08日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

豆腐 or 埠頭

今日、カウアイ島から、オアフ島へと飛行機で移動した。

オアフ島は、カウアイ島と雰囲気が随分違う。
大通りはすっかり観光地化されていて、
すれ違う人々の半分くらいは、なんと日本人観光客なのだ。

うーむ、これが同じ州だとは思えん・・・。


「滞在場所」に着くと、まずはトランクを開き、
愛する巨大辞書セットを必要な位置にセットアップした。

・・・うむ。


今回の俺の「やるべき事」は、これからまだまだ続くんだ。
気を抜かないように、気をつけなければ。

投稿者 ユウキ : 23:17

2010年07月04日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

おきめし

・・・腹が減った。

俺はもの凄く、腹が減った。

 何を食べようか・・・


・・・そうだ。せっかく今 「離れたところ」にいるのだ。
今日は、この地域でしか食べれない、「郷土料理」を食べに行こう。

だって、こんなに自然が豊かな土地なのだ。
きっと、健康的で美味しい料理がいっぱいあるに違いないぞ!


期待に胸を膨らませ、
「宿泊先」から坂をあがったところにある食堂へと向かった。


さーて、どれにしようかな。


・・・ほほう。これは何だろう。

なになに・・・、
ご飯の上に、ハンバーグを乗せて、更に目玉焼きを乗せて、
その上からソースをたっぷりと・・・、

う・・・、胸焼けがしてきた。
これだけで、体重が1キロぐらい増えそうだ。


なにか、野菜。野菜が入っているものが食べたい。
ここの郷土料理で、野菜が入っているのは・・・

・・・お、あったぞ。

野菜で包んだお肉と、ご飯。
ロールキャベツみたいな感じかな。

野菜、肉、ご飯。バランスも良さそうだ。
よーし、これに決めた!


健康的な郷土料理、さあ来い!


 どん。



 ・・・!?

投稿者 ユウキ : 23:34 | コメント (2)

2010年07月02日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

水しぶき

撮影9日目

朝6時半から午後5時まで。

今日は、海賊達が、
滝つぼを覗き込むシーンを撮影。

本物の滝つぼを覗き込むので、
最前列の役者達は命綱を付けた。

俺は・・・命綱を付けていなかったので、
万が一の事を考え、とにかく慎重に動いた。

結果的に、殆ど映らなかったけど、
安全だったので、これでOKだ。

撮影は、安全第一!!

投稿者 ユウキ : 23:09

2010年07月01日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

水へび

撮影8日目

朝10時から夕方6時まで。
「川くだり」のシーンの追加撮影。

川は結構深いので、胸まで水に漬かる。

ブーツの中にも水が入り込むので、
一歩一歩が重く感じる。

・・・でも、暑い日に川にいるのは、そう悪いもんじゃない。
木漏れ日もキレイだしね。

どうせなら、毎日川で撮影してくれないかなぁ。

投稿者 ユウキ : 23:02

2010年06月28日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

輝く太陽

撮影7日目

朝6時から夕方5時まで。

今滞在しているカウアイ島は、本当に自然が美しい。

水平線でモコモコと湧き上がる入道雲や、
見渡す限りの青々とした緑を見ていると、日本を思い出す。


数百メートル先が黄色いスモッグで見えなくなるロサンゼルスでは
ちょいとお目に掛かれない風景だ。

さあ、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、
今日も全力で撮影を頑張ろう!


今日のロケ地は、
「蒼(あお)の洞窟」というところだった。

森を抜けると、切り立った岸壁に
ポッカリと40メートル級の横穴が開いていて、
その横穴を20メートルほど降りると、
真っ青な「地底湖」が広がっている。

・・・とても神秘的な光景だ。

現地人が「太陽の神が宿る」と
信仰するのもうなずける。

なんでも、撮影前には祈祷師(きとうし)
による御祓い(おはらい)まであったそうだ。


洞窟内は暗いので、足元に気をつけながら撮影した。

投稿者 ユウキ : 23:18 | コメント (1)

2010年06月26日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

どきゅーん

撮影6日目

午前8時から午後8時まで。
昨日と同じく、崖っぷちのシーンの撮影。

暑い!とにかく暑い!
セットにいる間はずっと直射日光に
晒されるので、水分補給を心がけた。


俺は昨日と変わらず、背景。

・・・でも不思議と、またも前の方に配置された。
どうやら、監督は俺のリアクションが気に入っているようだ。

いやっほう。どんどん使って下さいな。


撮影が続いて、へとへとだ。
明日はゆっくり休んで、月曜日の撮影に備えよう。

投稿者 ユウキ : 23:41

2010年06月25日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

発砲事件

撮影5日目

午前7時から夜8時まで。

今日は、ジャングルを抜けて、
崖っぷちの行き止まりに到達するシーンの撮影だ。

宿泊先でダンボールとガムテープを
使ってリハーサルしたのは、このシーンだ。


俺は今日も、背景に徹した。

・・・しかし、それにしても暑い、
さすがは赤道近く。直射日光がすさまじい。

明日は土曜日だけど撮影だ。気合入れろ。

投稿者 ユウキ : 23:37

2010年06月24日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

白黒玉

撮影4日目

午前7時から午後7時まで、
昼食休憩無しでぶっ続けで撮影。

メイク中、W杯の日本戦がテレビ中継されていて、
一人で大はしゃぎ。

前半終わって、1-0で勝ってるところで
セットに呼ばれた。どうか勝ってくれ!!!


シーンは昨日の続き。

川のほとりに岩場があって、
そこで海賊達が休憩しているシーン。

最初はチョイ役らしく、奥の方で何となく映ってるだけだったけど、
撮影直前にカメラの前の方に配置変えされた。


・・・その時、岩場の淵でアノ方がふらついて、
川に落ちそうになり、俺が咄嗟に助けに行った。


セットのみんなが息を呑んだ。


幸い、ギリギリ落ちなかったけど、
 「助けようとしてくれて、ありがとう。」
と丁寧にお礼を言われた。

投稿者 ユウキ : 23:29

2010年06月23日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ゴンゾー

撮影3日目

午前8時半から午後6時まで撮影。
個人が所有する植物園の一角にある
密林の中を流れる小川を使っての撮影。


海賊達が川を下るシーン。
胸の高さまで水に漬かって撮影。


アノ方にご挨拶しようと近づくと、
逆にアノ方が、俺を見るなり「ユーキ!」と呼び、驚愕。

・・・す、すげえぇえええええッ!!!
俺の名前を覚えてるッ!アノお方がァッ!!!


さて、撮影の方は、チョイ役なりに、大半は後ろの方にいた。
でも最後に見せ場を作れたので、OKだ。

明日も同じシーンの撮影予定。

投稿者 ユウキ : 23:19

2010年06月22日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ココナッツ

撮影2日目。
密林の中で、朝の6時50分から12時間連続撮影。

映画撮影は、
昼のシーンは太陽が沈むまで、
夜のシーンは太陽が昇るまで、続くのが普通だ。


今日のシーンは俺はほとんど映らないシーンだったけど、
それなりに映れたので、まあいい。

明日はアノ方との初シーン。
同じく、それなりに映る予定。

投稿者 ユウキ : 23:13

2010年06月21日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

不安と期待の密林

撮影初日

集合時間5時50分
45分かけてロケーションへ移動。

ロケ地は個人が所有している
植物園の中にあるジャングル。

8時までメイクとヘアメイク。

8時半からリハーサル。


リハーサルの為に、セットに足を踏み入れる。

・・・こりゃ凄い。まるで熱帯雨林だ。


今日撮影するのは「水槽」が割れるショット。
基本的に、主役級のシーンだ。
3DのCG合成のために、何度も何度も繰り返す。


俺は基本的に背景。
でも背景として、しっかりと仕事をこなした。


・・・とうとう撮影が始まった。

ここからは、一切やり直しが効かない。
撮影して、それでOKが出たら、
誰が何と言おうと、それが自分の完成品だ。
どんなにあがいても、修正は一生不可能だ。

弱音を吐いてる余裕は無い。
さあ胸を張って、撮影に参加しよう。

投稿者 ユウキ : 23:04

2010年06月18日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ジョワンさんと雨季

ちょっと、無理をしすぎたようで、全身が筋肉痛になった。
うう・・・、運動音痴の自分がうらめしい。


・・・筋肉だ!もっと筋肉が必要だ!

たんぱく質だ!プロテインだ!豆乳だ!



・・・ふはははは!

投稿者 ユウキ : 23:53

2010年06月10日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

木人間

今日はメイクと衣装のテスト撮影があった。

撮影本番を迎える前に、まずは一度、
現時点でのキャラの完成形を監督に披露し、
それぞれのキャラクターの見た目が
監督のイメージに合うようにするためだ。


ヘアメイク、メイクを済ませ、衣装を身にまとうと、
そこで初めて「ガーヘン」が姿を現す。

俺は、自分自身が想像していた「ガーヘン」とのギャップに少々驚いた。

 ・・・なーるほど。コイツはこんな感じなのか。

とりあえずこれでキャラクターの「外側」は固まったが、
肝心の「内側」は・・・まだフニャフニャだ。

残された時間の中で、「自分の色」をしっかりと決めなければ。


5時から6時まで、監督とシーンのリハーサル

宿泊先のホールで、ダンボールを並べて作った「山道」と、
床に張られたテープで枠取りされた「崖」を使い、
シーンをリハーサルする。


・・・まるで舞台の稽古だ。とても新鮮だ。


終わってから、プロダクションオフィスで
頼んでいた洗濯物を受け取る。

 「洗濯料として、$10頂きます。」

ガーン・・・。洗濯、タダじゃなかったのね。

その代わりと言っては何だが、
夕食は、プロダクションオフィスの冷蔵庫に入っていた
スタッフのお昼の残りと思われる酢豚と、鶏のから揚げを頂戴した。

うんめーこれ、うんめー。

投稿者 ユウキ : 23:26

2010年06月09日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

みじん切り

朝の8時半に送迎車に乗り、
衣装部へ移動し、衣装合わせ。

その後、ヘアメイク部で
俺の長髪カツラをつけてみて、微調整。

車でホテル戻り、メイク部とメイクの打ち合わせ。
左ほほにつける傷跡の位置を調整。


全て終わったのは12時半。
1時からはスタントのリハーサル。

スタントリハは、モップでの戦闘シーンの続き。

昨日練習した動きに、
新たなアイディアが加わったものを練習。


・・・疲れた。

明日はシーンのリハーサルがあるから、
台本を読んでおかなきゃ。

投稿者 ユウキ : 23:41

2010年06月08日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

緑の園

今日は、午後1時半から監督とシーンの
リハーサルの予定だったけど、10分前にキャンセル。


4時半からは、スタントリハ。

・・・少し筋肉痛だ。

まずは昨日の復習をして、
それから、次の動きをリハーサル。

まだ動きがアッサリした感じだ。

早く動きをマスターして、もう少しキャラクターを足したいところ。

投稿者 ユウキ : 23:36

2010年06月07日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

めんぼう

11時半から12時半までスタントリハ。

・・・出た!アクションシーン。
運動音痴の俺に、果たして出来るのだろうか。


今回俺が演ずる「ガーヘン」の専属スタントは、
前に別のテレビドラマで
俺のスタントを担当した、マイク・リーだ。

まずは「マイク」にお手本を見せて貰ったんだけど、
速い・・・速すぎる!!!

うーむ、大丈夫だろうか・・・。

 「じゃ、ユウキ、少しずつやってみようか。」

武器の「モップ」を手に、まずはゆっくりと動きを覚え、
少しずつスピードアップしていく。
25%から50%へ、そして75%へ・・・

・・・汗だくになった。
こりゃいい運動だ。

アクションかぁ・・・、ちゃんと出来るかなあ。

投稿者 ユウキ : 23:48

2010年06月06日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

夏はやっぱり

今日は、愛車(自転車)で、買い出しだ!

自転車のギアを切り替えて、
坂道をグイグイのぼって行く。

・・・こりゃあ、中々いい運動になりそうだ。


今日はちょっと寄り道をしながら、
大型スーパーへと向かおうと思う。

ここら辺りに何があるかも知りたいしね。


ようやく坂道を上り切ると、
汗びっしょりで、水色のTシャツの色が濃い青になった。


ふう。
さて・・・、何があるかな。


まず最初に見えたのは、セブンイレブンだった。

・・・ゴクリ。炭酸飲料が飲みたい。


自転車を停めて、チェーンで鍵をしめ、
セブンイレブンの店内へと足を踏み入れると・・・、



な・・・、何と、「弁当コーナー」が!!!


 ・・・弁当が売ってる!!
 アメリカのセブンイレブンに、弁当が売ってる!!


種類も豊富だ。
「チキン照焼弁当」から、「カレーうどん」まである。

「この地域」には日系人が多い、と聞いていたが、
まさか、セブンイレブンに弁当コーナーがあるとは思わなかった。



・・・でも、まあ、驚いてはみたものの、
別に今は、肉の弁当が食べたい気分ではない。

もっとさっぱりした・・・、そうだ、ソーメンが食べたい。


炭酸飲料だけ買って飲んで、
大型スーパーが集まるショッピングモールへと向かった。


・・・ショッピングモールに向かう途中、
道端を、「とある小動物」が
わがもの顔で歩き回っているのに出くわした。


・・・しかも、一匹や二匹じゃない。


そこら中に、何十匹もいる。



これは・・・、にわとり・・・?

野生のにわとりが繁殖してるのか。


そうこうするうち、ショッピングモールにたどり着いた。

自転車を停め、さっそくショッピングモール内を歩いてみる。


・・・動物だ。


 ・・・この店にも動物。


  ・・・ここにも。ここにもいる。


・・・ショッピングモール内を散策してみると、
店先に、「とある小動物」が
わがもの顔で腰を据えているのに出くわした。


・・・しかも、一匹や二匹じゃない。


そこら中に、何十匹もいる。



これは・・・、白いねこ・・・?

野生の白いねこが繁殖してるのか。


とあるスーパーに足を踏み入れると、
案の定「弁当コーナー」が。


・・・おお!ソーメンだ!
 やったぞ!念願のソーメンを食べられる!!


ソーメン♪ソーメン♪すっきり爽やか、夏のソー・・・



・・・ソーメン!?

投稿者 ユウキ : 23:58 | コメント (3)

2010年06月02日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ガリガリ君

ハワイだぜ!カウアイ島だぜ!

朝7時半に宿泊先の中庭に集合。


朝8時から衣装部へと移動し、衣装合わせ。
今回の俺の衣装は基本的に赤系色だ。
まるで樹皮のような革の羽織を羽織っている。

腰からは、揚げ豆腐のような謎の物体がぶら下がっている。

・・・これは、何?


10時から「読み合わせ」のリハーサル

「読み合わせ」とは、撮影前にスタッフやプロデューサーの前で
キャストが最初から最後まで台本を通して読み、
「大体こんな映画になります」というイメージを
撮影スタッフ間で共有する為に行われる、朗読会の事だ。


3時から、読み合わせの本番
もちろん、アノ方も、アノ方もいらっしゃる。

読み合わせは、実にスムーズに進んだ。
俺は・・・、セリフが2行しかないのである意味楽チンだ。


5時半からメイクの打ち合わせ。

「ガーヘン」は、左ほほに刀傷があるという設定になるらしい。

「シリコン製の刀傷をくっつけるために、
 口ひげを、左側だけ剃り落とすから。」

・・・え"。


今回の映画のメイク部のトップが、
映画「ラスト・サムライ」の時に俺のメイクを担当したケニーだった。

うーむ、なんとも狭い世界だ。


7時からキャストと夕食会。
色々と雑談をして、交流を深めた。


さあ、撮影がとうとう始まる。

ここから先は、とにかく全力で突き進むのみだ。
後で悔いが残らないよう、これまでに学んだ全てをぶつけよう。

・・・さあ、一歩前へ踏み出そう。


「パイレーツ」専用掲示板へ

投稿者 ユウキ : 23:52

2010年06月01日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ならば買うわい!

今、「とある理由」で、「とある場所」に来ている。

「宿泊先」にチェックインしたら、まずは売店をチェック。

・・・これからしばらくはここに滞在するんだ。
食費を浮かすための準備をしなきゃイカン。


売店に入ると、すぐに生鮮食品コーナーへと向かう。


・・・おお、よしよし。
牛乳やサンドイッチなんかも、
売ってるみたいだぞ。どれどれ・・・


 牛乳1リットル     $5
 コーンフレーク(中)  $10
 サンドイッチ(2つ)  $5


・・・高え"ぇぇえええ!

ありえない。外の世界の2倍以上の値段だぞ。


ならば、ルームサービスはどうだろう?
恐る恐る、メニューを手にとってみる。


朝食       $30
ハンバーガー  $12
夕食       $45 より


・・・ふざけるな!!!
誰が朝メシに$30も出すものか!


駄目だこりゃ。
どっか、外のお店に買い出しに行こう。



・・・とは言ったものの、
ここら辺にはお店が無いのだ。

30分くらい歩けば、大型スーパーがあるんだけど・・・


・・・すると、目に飛び込んできたのは
「レンタル自転車」の文字。


レンタル自転車!その手があったか!
自転車があれば、自分でスーパーに買い出しに行けるぞ。

えーと、肝心のレンタル料金は・・・と。


 レンタル自転車 1日$50


・・・がっくし。


なんでレンタル自転車がこんなに高いんだ。
これなら、自分で自転車を買った方がマシじゃないか・・・。


 ・・・。


  ・・・待てよ。


・・・その手があったか!


そうか、自分で自転車を買えばいいんだ!

「宿泊先」の値段を考えれば、元なんてすぐに取れる。

「企画の関係者の方」にお願いすれば、
きっと次の「目的地」にも届けてくれるはずだ。


・・・ふひひ、こりゃあ良い事を思いついた。

そうと決めたら、すぐ行動だ。
俺は坂道を30分歩いてのぼって、大型スーパーへとやってきた。

大型スーパーの、「自転車売り場」へと向かう。
・・・そうです。スーパーで自転車を売っているのです。



 $89なり。


・・・これに、日本の自転車みたいにカゴを取り付けて・・・、と。



・・・か、完璧だ。まさに理想の自転車になった。

あとは、乗り心地だが・・・


うわ、サドル硬っ!
プラスチックか何かでできてんじゃないか?

日本の自転車のサドルのような「やさしさ」が感じられない。


・・・ま、まあ。なんにせよ、これで機動力が手に入った。
よーし、気合入れて頑張るぞー。

投稿者 ユウキ : 23:18

2010年05月28日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ぽなぺち!

「とある企画」の出発が近づいている。

準備の方は・・・まあまあだ。

膨大な情報の海で「泳ぎ」続けた・・・もとい「おぼれ」続けたおかげで、
今回俺が受け持つ「特定グループ」の「本来あるべき姿」が、
おぼろげながら、ようやく見えてきた。

・・・ここから、この「本来あるべき姿」をふまえた上で、
自分なりの「味付け」をしていかなければならない。

もちろん「味付け」は、外側だけじゃなくて、内側にも染みないといけない。


・・・やるべき事は、まだまだ山盛りだ!


残された時間、全力で頑張ろう。

投稿者 ユウキ : 23:09

2010年05月26日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

構築中

・・・爪が気持ちわるーーーーい!

プロダクションから連絡があり、
爪、ヒゲ、髪、全て切るなとのお達し。
実生活に影響が出そうだ。


「海賊」を勉強するために
オーダーしたDVDがまたも大量に届いた。
さーて、片っ端から観ないと。

・・・自分の出演のインターネット報道が気になって、集中できん!
気にしてちゃイカンのは分かってるけど、やはり気になる・・・

投稿者 ユウキ : 23:37

2010年05月20日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

ロウトで目薬

待ちに待った映画の台本が、よーーやく手に入った!

この台本が、今回の映画で
俺が進むべき「方向」を教えてくれるんだ。


さっそく台本に目を通す。


 ・・・。


  ・・・ほほぅ!


    なんと!!そうだったのか・・・!


なーるほど。俺は無国籍な海賊だったのか。
それなら、「ガーヘン」は「ガーヘン」のままでOKだ。

・・・台本を読んでみて、
俺は自分の進むべき方向が、ようやく分かった。

どうやら俺は大きな勘違いをしていたようだ。
日本人の海賊として役作りをしていたら、危なかった。


・・・進むべき方向が分かったら、俄然やる気がでてきたぞ。

後は全力で前に進むだけだ。
よーし、頑張るぞーーー!!

投稿者 ユウキ : 23:46

2010年05月12日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

沼底の快適な暮らし

「とある企画」の研究のために  自腹で  注文した「資料」が、
次から次へと届いてきている。


えーと、「動かない資料」は・・・、

 ・・・これと、これと、これ、と。


 どさっ


えーっと、、「動く資料」は・・・、

 ・・・これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと、これと・・・


 どざあぁっ


 ぎゃー


うう・・・、見てるだけで吐き気がしてきた。


・・・でも、やるしかない。
ここは一番重要なところなので、安易に妥協するわけにはいかないんだ。


・・・よ、よーーし、、とりかかるぞー、、がんばるぞー、、おー、

投稿者 ユウキ : 23:53

2010年05月08日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

分かれ道

俺がキャストされた海賊の役名が「ガーヘン」になっている。

・・・はて、これは日本人の海賊なんだろうか?

その場合は、「ガーヘン」ではちょっとおかしい。

日本人の海賊の場合は、役名を「ガンゾー」に変更してくれないか、
とマネージャーを通してプロダクションに申請した。

投稿者 ユウキ : 23:26

2010年05月05日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

駒の自問

さて、「目標」・・・というか、「目的地」が定まったので、
「出発の準備」をしなければならない。

・・・でも、何を、どうやって準備したらいいんだろうか。

だって、「目的地の名称」はわかっていても、
そこに至る「地図」も無ければ、「方角」も分からないのだ。

はて、、困ったな・・・。

出発までの時間は限られている。
なんとかして、前に進まなきゃいけない。

でも・・・、はたしてどちらの方角が「前」なのか・・・。


・・・よし、手当たり次第にやってみるか。

これまでに出された膨大な「情報の海」に飛び込み、
水温を肌で感じながら「大体の傾向」を調べ、
自分自身のとるべき進路を決めるんだ。

・・・よし、行こう。

投稿者 ユウキ : 23:26

2010年05月04日  映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

のうてくる

マネージャーの「マイク」から電話があり、
「とある大作映画」の続編に、俺が正式にキャストされた事が伝えられた。


うおっしゃああああ、役取ったぞおぉおぉぉぉお!!!!


残念ながら、まだ詳細は話せないけど、
ちゃんと役名がある「脇役」だ。


撮影期間は、数ヶ月間。


・・・今回も、新たなフィールドへの挑戦となる。
どんな事態にも対応できるよう、周到に準備をしよう。


作品が作品なので、
日記の表現が、これまでで一番「あいまい」になりますが、
どーぞ、お付き合い下さいませ!

よっしゃあああああ、やるぞおおおおお!!!

投稿者 ユウキ : 22:01 | コメント (53)