2006年02月28日  声のお仕事

ピクチャーーーーバトル

ロサンゼルスの日本語放送局UTBで、
バラエティ番組のナレーションの収録に参加した。

俺がナレーションを務めたのは
3月5日(日) 00:00AM~01:00AM に日本語放送(18ch?)にて放映される
「Picture Battle」という1時間のショートフィルム映画祭の番組だ。

収録は午後8時から始まった。

台本はたったの7枚だったけど、
秒数制限が厳しいので、10テイクを超す事も何度かあった。

例えば、このナレーション

  1998年 映画「マリリンに逢いたい」で一世を風靡。
  多くの国際映画祭で数々の賞を受賞。最近では
  「ちゃのまフィルムフェスティバル」で大成功を収める。
  現在はイレブンアーツの代表として活躍する
  国際的映画監督 すずきじゅんいち

この5行を15秒内に「噛まずに」読まなきゃいけなかったりする。
たった0.5秒のオーバーでも・・・ダメなんだ。

お手元の時計を使って、是非とも挑戦してみて欲しい。

日本でテレビを観ていた時には全く気にも留めていなかったけど、
ナレーションがいかに大変な仕事か思い知らされた。


収録が終わったのは夜中の12時半。
・・・こりゃ体力を使う。

果たして努力の甲斐はあったのだろうか?
放送が楽しみだ。

投稿者 ユウキ : 03:18 | トラックバック

2006年02月06日  声のお仕事

モラトリアム

ロサンゼルスの日本語放送局「UTB」から電話があり、
明日15秒のナレーションを収録する事になった。


俺はまだSAG(俳優組合)に入会していないので、
組合に属さない仕事も受ける事ができる。

入会するまでのあと少しの間、出来るだけ多くの仕事をこなしたいと思う。


■ビジネスマン

投稿者 ユウキ : 23:09 | トラックバック

2005年09月29日  声のお仕事

豊かな大地に芽生えた不幸

電話が鳴った。

 「どうもいつもお世話になっております。日本語放送のUTBです。」

時計を見ると、夜の8時だ。
こんな時間に一体どうしたんだろう?

 「実はどうしても早急に仕上げないといけないCMがあって、
  松崎さんに声をお願いしたいのですが・・・」
 「今からですか?」
 「・・・はい。10時くらいからお願いできますでしょうか・・・」

 「わっかりました。10時ですね!」


・・・夜の8時に仕事が入った!

日本の業界の挨拶は「おはようございます」しか無いそうだが、
こっちも似たようなものなのかも・・・

俺は車に乗ると、UTBへ向かった。


まだ昨日の「大笑い」から喉が回復していなかったので、
途中でMobilのガソリンスタンドに立ち寄り、
ハワイアンアイスとハッカ飴を購入した。


 ・・・それが悪夢の始まりだとも知らずに。


ハワイアンアイスを買った俺は実にご機嫌だった。

いそいそと青く光り輝くアイスを透明な袋から取り出し、思い切り噛り付いた。


 ・・・ガリッ


一口目で何かを噛んだ。

舌で転がしてみると、何かアーモンドのような物が口の中にある。


 ・・・へぇー!最近のハワイアンアイスはアーモンド入りか!


俺はその「アーモンド」を噛んでみた。


 ・・・ニチャ


・・・なんだ今の歯ごたえは・・・
 明らかにアーモンドじゃないぞ・・・


俺はその「物体」を口から取り出してみた・・・

  なんとそれは・・・


 ・・・・噛みかけの ガム だった。


うぎゃぁあああああああああああああ!!

なんで噛みかけのガムがアイスの中に入ってるんじゃぁああ!!

うはぁぁあ、キモチ悪ぃいぃいい!


誰が噛んだのかすら分からない。

その「誰か」の唾液がたっぷり染み込んだガムを俺は・・・、噛んだ!

うぎゃあぁああぁぁ・・・


恐怖のあまり、そのガムを車の窓から遠くに投げ飛ばし
路肩に駐車すると、口の中の物をとにかく全て吐き出した。

残念ながらここに水は無い。

俺はハッカ飴を口に放り込み、
そのハッカでもって口の中をゆすいだ。

だが・・・トラウマまで洗い流す事はできなかった。


精神的なダメージを引きずったまま、俺はUTBへ向かった。
今日のCMは「みやび造り こしひかり」だった。

「サクラメントの豊かな水に育まれ
 契約農家が丹精込めて育てた
 減農薬栽培のお米
 みやび造り、こしひかり
 安心してお召し上がり頂ける最高級の味わい
 ミツワ各店でお求めになれます。」

・・・「丹精込めて育てた」の「育てた」が中々言えない。
「て」が聞こえないで「育った」になってしまう。

これもどれも全てあのアイスのせいだ!
とりあえず今回はそういう事にしておいて下さい。

投稿者 ユウキ : 23:20 | トラックバック

2005年08月31日  声のお仕事

いかがっすかー!

ロサンゼルスの日本語放送局UTBから急遽、声の仕事の依頼が入った。

H.I.S.のCMのナレーションを読んで欲しいとの事。

・・・やった!まだ見捨てられて無かった!


俺はスキップしたい気持ちを抑えながら収録スタジオへ向かった。

15秒のCMなので、ナレーションもかなり短い。
収録はリハーサルも含めて5テイクで終わった。

少しづつ、少しづつキャリアを積み上げていこう!

投稿者 ユウキ : 15:37 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月25日  オーディション

プロローグ

今日は映画「アクター」のエキストラをやっていた。
別にお金が貰えるわけじゃないけど、特に忙しいわけでも無かったからだ。

朝の10時から中華街にあるサイゴンセンターで撮影は行われた。

眩しい太陽が照り付ける中、
商店街のアーケード通りを指示に従って行ったり来たり。


そんな時、俺のプリペイド携帯電話が鳴った。(振動した。)


マイク「やあユウキ、この前は面接に来てくれてありがとう。
    エージェントのウィリアム・マイケルだけど。」


・・・!!


ユウキ「やぁマイク!どうしたの?」


マイク「ユウキ、君をクライアントとして迎えたいんだ。」


・・・?


 ・・・うおおおおおおおおおおおっっ
    きたあああああああああぁあああ!!


ユウキ「そ、・・・それはグッドニュースだ!」


マイク「ユウキ今までにエージェントに属した事はあるかい?」
ユウキ「いや、無いよ。」

マイク「エージェントがどういう物か分かるかい?」

ユウキ「・・・思うに、エージェントと俳優はお互いを支え合うパートナーだと思う。」

マイク「うん。僕達はまず君を3ヶ月サポートして、
    君がどれだけの能力を持っているか試したいんだけど、いいかい?」
ユウキ「望むところさ!」
マイク「オッケー。契約の詳しい内容について話そう。」


マイク「まずは映画だけど、組合に属している大型映画の場合、
    僕達エージェンシーは君の取り分の10%を頂く。
    独立映画などの場合は20%。いいかい?」
ユウキ「分かった。」

マイク「あとユウキ、君とはパートナーになるわけだから、正直に言おう。」

ユウキ「どうしたの?」
マイク「僕が考えるに、君はコマーシャル顔では無いと思う。」
ユウキ「そうかもね。」
マイク「あと、君のヘッドショット(顔写真)だが、何か足りないと思う。
    撮り直す予定はあるかい?」
ユウキ「もしも必要なら、撮り直すよ。」


マイク「ユウキはインターネットのオーディションサービスを使ってるかい?」

ユウキ「一応Actors Accessに登録してるけど、まだ年会費を払ってないなあ。」
マイク「では、できるだけ早く登録して欲しい。
    L.A. CastingBreakdown Services なんかもだね。」
ユウキ「分かった。」


マイク「とりあえず、明日オフィスに来てエージェンシーのロゴを受け取って欲しい。
    君は今からこれを自分の履歴書などで連絡先として使う事になるからね。」
ユウキ「そうだね。」

マイク「それじゃ、また明日!」
ユウキ「それじゃ!」


・・・エージェントが!

・・・とうとう俺にエージェントが!!


・・・渡米5年目にして、初めてのエージェントがっ!!


もうね、死ぬ気で頑張るよ。
これからの活躍に期待して欲しい!よっしゃ行くぞ!

投稿者 ユウキ : 22:22 | コメント (5) | トラックバック

2005年07月07日  声のお仕事

麹の海で遊ばせて

「寿司の声」の収録はサンタモニカに位置する
Audio Banksという収録スタジオで行われた。

収録にあたって、2つの事実が明らかになった。

まずこのプロジェクトは「AOL」のインターネット・プロジェクトであった事。
そして「ミシェル」はキャスティング・ディレクターではなくプロデューサーだった事。

FAXで送られて来た経文みたいに長ったらしい雇用契約書にサインし、
俺は壁が全て黄色く塗られた「イエロー・スタジオ」に入った。


収録はサンフランシスコのスタジオと中継して行われた。
俺以外のスタッフは全員スピーカーの向こう側。

でも俺が付けてたヘッドフォンは向こう側と完全に同期してあったので
遠くにいるようには全く感じなかった。

ミシェル「ユウキ、今朝の調子はどう?」
ユウキ「最高!いつでも行けるよ!」


まずは今回使われる映像を確認し、それを見ながら台本を何度か読んだ。
向こう側の要望は「侍」なので、それっぽく頑張った。

毎度の事だが、その場に居る日本人は俺だけだから、
色々な事を自分で判断しなければいけない。

例えば「君の事。キレイだ。」という日本語のセリフがあって、
英語では"You are so exquisite."と書かれてあるので
「君は本当にキレイだ。」と修正したり。


ベースとなる声で一通り収録した後、
今度は向こうの要望に応える形でセリフを一行づつ録音していく。

ミシェル「ユウキ、「構うもんか!」のセリフで
      語尾を上げて言って欲しいんだけど、
      日本語的にどうかしら?」
ユウキ「やってみます!」


基本的にコメディなので俺もかなり乗り気だ。
収録はガンガン進み、1時間半で終了した。

全パワーを使ったので流石にヘトヘトだ。

しかし・・・、今回は本当に楽しかった!
ここまで収録が楽しかったのは初めてだ。

完成品はインターネット上で公開されるので、皆様にも是非とも見て頂きたい!

投稿者 ユウキ : 17:59 | トラックバック

2005年07月05日  声のお仕事

鮮魚の気持ち

キャスティングディレクターの「ミシェル」から電話があり、
7月1日に録音した「寿司の声」に俺が決まった事が告げられた。

収録は今週の木曜日、朝の9時との事。


んー。最近何故か調子がいいな。
・・・何かの前触れか!?

投稿者 ユウキ : 16:56 | コメント (2) | トラックバック

2005年07月01日  オーディション

寿司侍

今日も今日とて声のオーディション!


キャスティング・ディレクターの「ミシェル」は
日本語を喋れる俳優を探しているらしい。

「来週の火曜日に会議を開いて俳優を決めたいので、
 それまでにこっちが送る台本をCDに録って送ってくれないかしら」

との事。でもどうやってCDに録ればいいんだ・・・?

思いあぐねていると、
ミシェルが彼女の知り合いのレコーディング・スタジオを紹介してくれた。


サンタモニカに位置するそのスタジオでオーディションはスタートした。

ミシェルが送ってくれた台本は
2つの「握り寿司」が繰り広げる壮大なラブストーリーになっていた。


~ ハマチはマグロに恋をした。
   ハマチはその胸の内を明かしたが、マグロは真剣に考えてくれない。
   ・・・その時、2本の角を持った巨大な怪物がやってきて、
   ハマチは皿の上から連れ去られてしまった!

   一人残された皿の上でマグロは呟く。
   「私も愛してたわ・・・」と。


素晴らしい。


その録音スタジオに設置されてたのは高性能の全指向性マイクで、
俺が少し身体を動かすだけで衣服の擦れる音が聞こえる凄い代物だった。

現在サンフランシスコにいるミシェルとは電話で繋がり、
リアルタイムで彼女の指示を仰ぎながら録音した。

「次はこのセリフをドラマチックに言ってみて。」
「今度はセクシーに。」
「最後に「七人の侍」風にやってみて。」

「・・・ありがとうユウキ。
 来週の火曜日までに結果は出すわね。」


果たして来週の火曜日に電話は掛かって来るだろうか?
掛かって来なければ、次のチャンスを探すまでさ。

投稿者 ユウキ : 23:20 | トラックバック

2005年06月30日  映画一般

素晴らしき日

映画"Ask the Dust"のオーディションはパラマウントスタジオの
クロスビーADRスタジオで行われた。

ADRというのはAutomatic Dialog Replacementの略で、
日本語で言う「アフレコ(声あて)」と思って問題無い。


オーディションに参加していたのは、
青年役に7人、少年役も7人。

俺は青年役だ。


まずロバート・タウン(Robert Towne)監督が簡単にシーンの説明をし、
それからオーディションで使うシーンを皆で何度か観た。

シーンはコーリン・ファリル(Colin Farrell)演じる主人公が、
海岸でフットボール(ラグビー)に興じる日本人少年達に混じって遊んでいるシーンだった。

俺達は今からこのシーンに合った声を出さないといけないわけだ。


まず選ばれたのは俺こと「ユウキ」と、同じく「ユウキ」という名の少年だった。
ダブル「ユウキ」だ。

だが、少年ユウキは緊張のあまり固まってしまい声が出ない。
困ったスタッフは少年ユウキの代わりに
別の日本人男性を使ってオーディションをスタートする事にした。

そこで選ばれた俺ともう一人の日本人とは・・・

   「ユタカ」だ。

彼は俺がラストサムライのオーディションに行った時もパートナーだった。
あの時は一緒にチャンバラをした。そして2人共キャストされた。抜群の相性だ。


俺達2人はスクリーンを見つめながらシーンに合った声を出していった。
スタッフが「大きな声が欲しい」と言っていたので、2人で元気良く思い切りやった。


・・・終わった。


するとタウン監督がミキサー室からマイクを使いわざわざコメントを出してくれた。

 「君達2人共素晴らしかったよ!」


その後、他の俳優達も2人づつペアになってアフレコをしたわけだけど、
ここで恐ろしい事実が明らかになった。

子役用に来ている7人全てが日本語を話せない!

なんてこった。
日本語の声のオーディションなのに日本語が話せないなんて。
ちなみに青年役は7人中5人が日本人だ。

スタッフにも日本人は居ないので、
俺が付きっきりで子役の傍に付き、セリフを耳に囁く事になった。

だけど・・・、これは厳しい。

俺 「こっちこっち!」
子役「コチコチー!」
俺 「ちょうだい!ちょうだい!」
子役「チョダーイチョダーイ!」
俺 「待って待って!」
子役「マテマテー!」
俺 「はやく!」
子役「ハヤクー!」

ううむ・・・


オーディションが終わった。

スタッフはミキサー室の中で話し合い、そして結果を伝えた。

「皆さんお疲れ様です。今から結果を伝えますが、
 結果に関わらず、皆さん素晴らしかったです。
 残って頂きたいのは・・・、

 ユウキマツザキ・・・・、
 ユタカタケウチ・・・、
 そして子役は・・・、」


おおおおおおおおおおお!!!
取ったっっ!!!

すげえ!取った!・・・しかもユタカも取った!


俺達の声の大きさが高く評価されたようだ。


さあ、本番へ移ろう!


本番と言っても、やる事はオーディションと全く同じだ。
映像を観て、それに見合った声を出す。

俺と子役のうちの一人、ユタカともう一人がペアになった。


まずは子役に日本語を教える事から始める。

俺 「にいちゃん!こっち!」
子役「ニチャーン!コチー!」
俺 「にいちゃん!こっち!」
子役「ニーチャーン!コッチー!」
俺 「にいちゃん!こっち!」
子役「にーちゃン!こっチ!」
俺 「そうそう!」

ユタカももう一方の子役に日本語を教えている。


本番では・・・俺達のペアは何と1テイクでOKが出た。
ユタカのペアは子役が「ちょだーイ!」しか言ってなかったので
8テイク掛かった。

結局スタッフも諦め、子供はアメリカ人という設定に変えて
いくつかのセリフを英語で録った。


できあがった物を聞いて、俺はいくつか気になった。
今、日本語で「ボール」という単語が聞こえたような・・・。
(設定は1933年)

指摘したけど、
「少しの英語は大丈夫。一応舞台はカリフォルニアという設定だから。」
との事。

こういう時、スタッフに日本人が居ればな、と切実に思う。


多分俺の声は他と混じってるので聞いても殆ど分からないだろう。
もしも高い青年の声が聞こえたら、それが俺の声だ。低い方がユタカ。


帰り際、映画「War of the Worlds(宇宙戦争)」の上映開始を記念し
パラマウントスタジオ内で大バーベキュー大会が催されていたので
俺も少し立ち寄って美味しいバーベキューをご馳走になった。


・・・良い1日だった。明日も頑張ろう!

投稿者 ユウキ : 22:18 | コメント (3) | トラックバック

2005年06月29日  オーディション

埃に聞け

キャスティング・ディレクターのマリー・アンから電話があり、
明日のオーディションの詳細を聞いた。

これは"Ask the Dust"という新作映画で、
求められているのは1933年にカリフォルニアの海岸で
「フットボール」をしている15~18歳の日本人青年の声らしい。

この「フットボール」がサッカーを指すのかラグビーを指すのかは
マリー・アンもちょっと分からないとの事。


オーディションを通過した場合は即日でレコーディングを行うので、
必要書類を全部持って来てくれと念を押された。

さーて、ベストを尽くしましょう!

投稿者 ユウキ : 10:57 | トラックバック

2005年06月24日  オーディション

姿なき挑戦

キャスティングディレクターのマリー・アンという人から電話があり、
来週30日にパラマウントスタジオで行われる
映画のオーディションに参加して欲しいとの事だった。

これも声の仕事で、求められてる声の年齢は15~18歳、
舞台は1935年らしいので、相応の言葉遣いができる人を探してるらしい。


ミュージカル「なでしこ」では1940年代の14歳だったので、
頑張ればなんとかなるかな・・・?
ベストを尽くせるよう、もう一度資料に目を通しておこう。

投稿者 ユウキ : 22:29 | トラックバック

2005年06月22日  声のお仕事

口腔内ファンタジー

ロサンゼルスの日本語放送局「UTB」で、CMの声の収録に参加した。

今回も前回(5月17日)と同じ「メガトロニクス」のCMだ。


さあ、今日読む台本も結構な長さだ。
これを60秒以内に読まなきゃいけないわけだが、大丈夫かな・・・?

俺は前回のような失敗を避ける為、最初から高い声色で喋る事にした。


収録がスタートした。


セリフの速さは丁度良い感じだったんだけど、
今度は俺のイントネーションの問題が露呈した。

例えば「音の静かな冷蔵庫」というセリフがあった時、
俺が喋ると「静かな」の「し」と「冷蔵庫」の「ぞう」にアクセントが来る。
でも、実際には「音の」の「と」、「静かな」の「し」に来なければいけないらしいのだ。

さて、どうしたもんかねぇ・・・。


後半部分収録中(ハマり中)
1分57秒 .wmvファイル 492kb


「今度日本に帰る時にNHKのアクセント読本を買ってきてあげようか?
 それなりの値段すると思うけど。」

と担当の方が言ってくれたので、今後の事を考えてお願いする事にした。


収録の方は録音と編集に使ってたマックが今回もフリーズしまくり、
全てが終わるのに2時間掛かってしまった。

流石に2時間喋り続けのたで口の筋肉がヘトヘトだ。
しかもここは暑いので、喉もカラカラ。


はぁ・・・やっぱ日本語は難しいなぁ・・・。

でも、次こそは頑張るぞ・・・!(もしあれば)

投稿者 ユウキ : 23:22 | コメント (4) | トラックバック

2005年06月20日  声のお仕事

気持ちいい朝

朝の演技トレーニングの前にプールで泳いで気分爽快!
これは癖になる。しばらく続けてみよう。


日本語放送局UTBから連絡があり、
水曜日の午後1時に収録を頼みたいとの事。

よーし、頑張るぞー!


今日は今からエージェント応募に必要な物を揃えるべく出掛けて来る。
午後7時からは3時間のコメディの授業もある。


充実した一日なりそうだ!頑張って行こう!

投稿者 ユウキ : 12:19 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月16日  声のお仕事

光、射す

ロサンゼルスで放映されてる日本語チャンネルの「UTB」、
そこの担当の方から電話があり、来週にまた声の収録を頼みたいとの事だった。

もちろん2つ返事で引き受けた。

また詳細は聞いてないけど、
今度こそ迷惑を掛けないように頑張らなきゃ。

投稿者 ユウキ : 00:46 | トラックバック

2005年05月17日  声のお仕事

格安家電のメガトロニクス!

ロサンゼルスにある日本語放送局UTBで、CMの声の収録に参加して来た。

電話口でのオーディションでは「ワクワクドキドキ家電」だったが、
実際に読んだ家電のお店の名前は「メガトロニクス」。

・・・中々良い線を行っているような・・・気がする。


まずは原稿を貰って、スタジオ内で練習。


大体20行の文章を1分以内に読むわけだけど、
頑張って速く読んでも10秒くらいオーバーしてしまう。

担当の方は「どこそこカットするから大丈夫」と言ってくれてはいるが、
どこか少し納得がいっていない御様子。


何度かのリハーサルののち、収録スタジオへ移動。

そこは電話ボックスくらいの大きさで、
周囲に黒い防音材が張り巡らされている狭い空間だった。

防音扉の向こうとの交信はヘッドフォンを通じて行うわけだが、
ヘッドフォンを装着すると自分の声が聞こえなくなって不安になった。


そこで担当の方と何度か録りながらリハーサルをしたが、
どうしてもトータルが1分9秒になってしまう。

うーむ・・・。


・・・とその時、機材のパソコンがフリーズし、今まで録ったデータが全て飛んだ。


「・・・ごめん。全部消えちゃったかも。」


大丈夫!何度でもやります!
・・・自分でもまだ納得いってないし。


今度は高い声でチャレンジ。


・・・するとどうだろう。
低い声ではどんなに頑張っても1分9秒だったのが、なんと55秒に!

素晴らしい!

担当の方も「これこれ!」と大喜び。

どうやら俺は高い声の方が舌が良く回るようだ。
低い声だと滑舌(かつぜつ)がどーしても曖昧になってしまう。


不慣れなもので、担当の方にはたくさん迷惑を掛けてしまった。
次回がもしもあったなら、今度こそ一発OKを勝ち取りたい。

投稿者 ユウキ : 23:29 | コメント (3) | トラックバック

2005年05月16日  オーディション

ドキドキワクワク電化にお任せ!

明日、声の仕事をやる事になった。それも日本語でだ。

家電のCMという事だが、
これのオーディションは留守電に録音する形で行われた。

オーディション
46秒 .wmvファイル 198kb


文章は適当に作った。

あれ?「安く」って「や」にアクセントがあるんだったっけか?
俺のは「く」にアクセントがあるな。訛ってるのかも。

・・・日本語って難しいねぇ。ホント。

明日は余計な迷惑を掛けないように気を付けよう。

投稿者 ユウキ : 23:48 | コメント (5) | トラックバック