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2011年10月03日  死ぬ気で音読★2

時間旅行

シェイクスピアの「リア王」を・・・
完全に音読&勉強し終わった!!!



前回の更新から掛かった時間は・・・150時間41分。

140時間で読み終わる予定だったので、
約10時間オーバーだ。まあ予定通りか。


・・・はぁー、・・・つ、疲れた。

しかし!休んでいる暇はない!
さあ、気合を入れなおして次に行くぞ!

今回のシェイクスピアの勉強に傾けた情熱とやる気を
「現代英語」の勉強に、そのままぶち込むんだ。


次の分野は・・・「ヒップホップ」&「ラップ」。

・・・こりゃ、勉強し甲斐がありそうだ。


おっしゃ、やーるぞー


<音読し終えた本>
シェイクスピア
King Lear (Folger Shakespeare Library) -- 383 pages
King Lear (No Fear Shakespeare) -- 318 pages

■これまでの合計
冊数:194冊
頁数:14815ページ

投稿者 ユウキ : 02:34 | コメント (1)

2011年10月08日  死ぬ気で音読★2

ポテチありがとう

「シェイクスピア」を勉強したのと全く同じように、
「ヒップホップ&ラップ」の勉強を進めている。

とりあえず、「ヒップホップ&ラップ」の歌詞が
175曲分収録された「歌詞集」を手に入れたので、
それを 一曲ずつ、勉強&音読&ラップしながら読み進めている。


使用している「スラング辞書」は、こちらの6冊だ。



これらのスラング辞書を参考にしながら、
まずは4曲を、18時間かけて解読してみた。


すると・・・、奇妙な事に、
「シェイクスピア」と「ヒップホップ」との間に
「とある共通点」がある事に気が付いた。


・・・「つづり」も「発音」も同じだけど、
「意味」だけが現代英語と違う単語が、
どちらにも、同じように存在していたんだ・・・!


++++


・・・では、ここから先を読み進める前に、
以下の2つのシェイクスピア英文を、
自分で日本語に訳してみて欲しい。


1、 "What will you?"

2、 "You want my love."


・・・どうかしら?訳し終わりました?


んでは、続きをどうぞ!


++++


まあ、普通に考えたら、これは


 "What will you?"
 「何をするつもり?」


 "You want my love."
 「私の愛情が欲しいんでしょ。」


みたいな感じ・・・でしょ? でしょ?


  と こ ろ が !


シェイクスピアの時代、"will"は、
「~が欲しい」「~がしたい」という
願望を表す単語だったんだ。


そして、"want"という単語は、
「~が欲しい」ではなくて、
「~を持っていない」という意味だった。


つまり、上の2つの文章は・・・、


 "What will you?"
 "What do you want?" (現代英語)
 「貴公は、何が望みだ?」


 "You want my love."
 "You don't have my love." (現代英語)
 「あなたの事、好きじゃありません。」


という意味になるのだ。んまあ、オドロキ!



・・・では今度は、
「ヒップホップ&ラップ」の方を見てみよう。


同じように、次の3つの文章を自分で英訳してみて欲しい。


1、"That's all that!"

2、"You ain't all that!"

3、"Thanks all that and a bag of chips."


・・・どうかしら?訳し終わりました?


では、続きをどうぞ!


++++


ニューヨーク系の「ヒップホップ&ラップ」には、
「all that」という単語が良く登場する。

"all"も、"that"も、
それぞれの単語の意味は、モチロン知っている。

上の文章はおそらく・・・


 "That's all that!"
 「それで全てだ!」


 "You ain't all that!"
 「あなた本当はそんなに凄い人じゃないんでしょ?」


 "Thanks all that and a bag of chips."
 「ポテトチップスやら何やら、ありがとうございます。」


ってな感じだろう!!!なあ兄弟っ!ああん?


  し か し っ !


驚いた事に、「スラング」の世界では、
"all that"は2語で、「凄え」という意味になるんだ。


つまり上の3つの文章は・・・、


 "That was all that!" 
 "That was fantastic!"(現代英語)
 「かなり凄かった!!」


 "You ain't all that!"
 "Who do you think you are?"(現代英語)
 「何様のつもりだよ、お前。」


 "Thanks all that and a bag of chps."
 "Thank you very very much, sir."(現代英語)
 「すんげー、すんげー、すんげー、ありがとう。(皮肉)」


・・・んな無茶な!

こんなの、分かるワケ無いじゃないか!!なあ兄弟!!



「シェイクスピア」でも、「ヒップホップ」でも、
こういう「意味だけが違う単語」は、気づくのが本当に難しい。


だって、「なんとなく、それっぽい感じ」で訳せてしまうんだ。


 "Thanks all that and a bag of chips."
 「ポテトチップスやら何やら、ありがとうございます。」


・・・そして、俺だけがその間違いに気付かない。


まだまだ先は長いけど、
しばらく「ヒップホップ&スラング」の
勉強を、全力で頑張ってみようと思う。

きっと、これからの俳優人生に役立つハズだ。


さー、気合入れて勉強すっぞ!!!

投稿者 ユウキ : 23:09 | コメント (10)

2011年10月09日  舞台劇『ブリッジ』

スタッカート

舞台劇「BRIDGE」のリニューアル公演に向けた
リハーサルが始まった。

今日はキャストの「初顔合わせ」と
台本の「読み通し」だ。

まず、勢ぞろいしたキャストを前に、
プロデューサーのデビッドが
今回の料金体制の説明を始めた。


「皆さん、もう聞いているとは思いますが、
 今回の舞台では、給料が出ます。

 舞台のフライヤー(チラシ)が完成し次第、
 キャストにはそれぞれ『クーポン番号』が
 割り当てられます。

 そのクーポン番号を、皆さんの友人や家族が
 オンラインストアで入力すると、
 通常$25のチケットが、$20に割引になります。

 そして、その$20のチケット代のうち$5が、
 それぞれの俳優に還元される、というシステムです。

 割引になる + 俳優に還元される、という
 二重に美味しいシステムになっています。」


・・・なるほど。そういうシステムだったのか。

俺の場合は、例の募金の交渉で、
その還元される「$5」が「$7」になってるってワケか。


それから、「メインキャスト」と「代役キャスト」が揃ったところで、
台本の「読み合わせ」を行った。



今回の舞台は、6週間の長期公演なので、
「もしもの事態」に備えて、
それぞれのキャラクターに代役が用意されている。

俺の代役は、俳優仲間の「ユタカ」だ。

「木・金・土・日」の公演日のうち、
木曜日の公演は、代役キャストが演じ、
金・土・日曜日の公演は、メインキャストが演じる予定だ。


本番まであと1ヶ月!頑張ろう!

投稿者 ユウキ : 23:04

2011年10月16日  舞台劇『ブリッジ』

金網要塞

今日は舞台劇「BRIDGE」の初リハーサルだった。

昼の12時から午後4時まで、
実際の劇場を使っての立ち稽古。

初っ端からかなりぶっ飛ばしたので、
ヘトヘトになった。



今回主役を演じている「スタン」は
これまで映画やテレビなどに、
60作品以上に出演している、超ベテラン俳優だ。

これから2ヶ月もの間、彼と1対1で演技ができるという事は、
俺の俳優人生にとって、最大の糧となるだろう。


よーし、頑張ってレベルアップするぞ!

本番まで、あと3週間!

投稿者 ユウキ : 23:41

2011年10月20日  舞台劇『ブリッジ』

タコ足配線

今日は、予備劇場を使っての
舞台劇「ブリッジ」の立ち稽古。

本番まで3週間に迫り、
監督の「ケリー」の焦りは最高潮に達している。

焦るあまり、演技指導で言っている事がコロコロ変わったり、
俳優の立ち位置が5分ごとに変更になったりしている。


・・・でもまあ、ケリーが焦るのも分かる。

前回の公演と同じく今回も監督をしている「ケリー」と、
主人公を演じている「スタン」は、どちらも
かの有名な俳優養成所、「アクターズ・スタジオ」の正会員だ。

なんでも今回の公演には、
そのアクターズ・スタジオの役員達が、観劇に訪れるようなのだ。



・・・ただ、ここでマズイのは、そのケリーの焦りが、
出演俳優にダイレクトに伝わって来る事だ。

監督の言っている事に一貫性が無いので、
どうしても、劇の全体像が見えていないまま、その場その場で、
場当たり的に演技指導しているように感じてしまう。

・・・こうなると、今度は俳優まで不安になって来る。


まあ、舞台で問題が起きるのは、
毎度の事なので、もう慣れた。

本番まであと22日。
さてさて、どうなる事やら・・・

投稿者 ユウキ : 23:04

2011年10月23日  舞台劇『ブリッジ』

羊の反乱

午後2時から予備劇場で
舞台劇「ブリッジ」の立ち稽古。

俺が劇場に着くと、第三幕に登場する
女装男役の「ドナルド」と、主人公の「スタン」とが
舞台上でリハーサルを行っていた。


・・・しかし、どこか雰囲気がおかしい。


何やら言い争いが起こっているようだ。



ドナル「・・・もう私、ガマンできません!

    前回のリハーサルで、4時間かけて、
    それぞれのシーンの『立ち位置』を決めましたよね。
    スタンは、どうしてそれを無視するんですか?

    そしてケリー(監督)は、
    どうしてそれを、とがめないんですか?」


スタン「仕方がないだろう?
    その瞬間の感情が、違う動きを要求してたんだから。」


ケリー「そうよ。感情優先よ。
     それに、まだリハーサル中なんだから。」


ドナル「・・・じゃあ、どうして私の場合は駄目なんですか?

    私が、決められた『立ち位置』を無視したら、
    ケリーは絶対に、そこでシーンを止めて、
    やり直すじゃないですか。

    スタンは良くて、私は駄目って、どういう事なんですか!

    ・・・大体、前回のリハーサルで『立ち位置』は
    もう完全に確定したんじゃなかったんですか?

    私は、立ち位置が変わる度に、
    『ああ、また変わった』という余計な思考が入って来るので、
    すごくやり辛いんです。役に集中できない!

    無視するんだったら、どうして前回、
    わざわざ4時間もかけて決めたんですか!」


ケリー「私は、その瞬間の感情がリアルであれば、
     どんな動きをしても、シーンを止めないわ。

     いい?感情は、腹から来るのよ!
     頭からじゃないの!!」


ドナル「・・・ケリー、
     あなたは私を一人前の俳優として
     見ていないのでは・・・?

     私の『演技力』を、私の『演技法』を、
     全く信頼していないのでは・・・?

     だから、スタンと私の扱いが
     こんなにも違うのでは・・・?


     ・・・あなたが、私をまるで『生徒』のように
     扱っているのには、薄々気付いていました。

     毎日のように、『演技法の宿題』は出されるわ、
     舞台上で、『演技』指導ではなくて、
     『演技法』を指導されるわ・・・、


     ・・・私とあなたとの演技法は、違うんです!
     あなたの演技法を、私に押し付けないで!

     私は、私のトレーニングを受けて、
     一人前の俳優として、今ここにいるんです。
     だから、私の演技法にも、敬意を払って下さい!

     大体、私の演技法が気に食わないのなら、
     どうしてオーディションしてまで、
     私をキャストしたんですか!

     自分の好きな演技法の俳優を
     キャストすれば良かったじゃないですか!!」


ケリー「私は、みんなに敬意を払っているわ!

     ただ、もう時間が無いの!!
     配慮している余裕が無いの!」


・・・。


 ・・・やはり、こうなったか。


「女装男」役のドナルドは、
今回の舞台ではキャストのうちの一人だけど、
実は、監督であり、プロデューサーでもあるのだ。

だから、彼は舞台全体を「流れ」として捉え、
全体としてのメッセージ性を重視し、
その「流れ」の中での自分の「役割」を
果たすために演技する。

リハーサルを円滑に進めるために、
決められた「立ち位置」は、もちろんちゃんと守る。

言ってみれば、本来あるべき姿、優等生だ。


・・・ただ、ケリーはそうじゃない。


そもそも、彼女は「監督」ではなくて「俳優」なのだ。

しかも、例の「アクターズ・スタジオ」が採用している、
「センサリー・メモリー法」という演技法を
教えている、演技の先生でもあるのだ。

だからケリーは、舞台全体を「流れ」として見ないで、
その瞬間、その瞬間に、
「センサリー・メモリー法」で演技できているか、
という事に、特にこだわっている。

当然、ストーリーにおけるそれぞれの「役割」という
意識も殆ど無いため、
作品として何が言いたいのかという「メッセージ」は、
未だに誰も知らない。わからない。(ケリー自身も)


・・・ただ、まあ、
鑑賞したら、心に傷を負うほどのパワーを持った、
荒削りで、尖った作品になる可能性を秘めているもの事実だ。


とにかく、ドナルドとケリーは、水と油なのだ。


ドナルドには、作品としてのメッセージを軽視し、
「センサリー・メモリー法」に固執するケリーが全く理解できない。

通常あり得ない話だけど、ケリーはリハーサルの度に
「センサリー・メモリー法の宿題プリント」を
を俳優に提出させていたので、

 「これじゃまるで演技学校の生徒だ!」

とドナルドがブチ切れるのも頷ける。


ケリーも、ドナルドの「作品中の役割を演ずる」
優等生の演技法が気に食わない。

彼女は、「役割」なんて完全に無視して、
キャラクターとしてリアルになって
舞台上で生きて欲しいだけなのだ。


・・・ううむ、確かに、
なんでドナルドをキャストしたんだ、
と思わず突っ込みたくなる。


さーーー、今回の舞台も、波乱万丈です!


はっはっは。
面白いですねー!舞台のリハーサルって!!!

本番まで、あと19日!

投稿者 ユウキ : 23:36 | コメント (4)

2011年10月27日  舞台劇『ブリッジ』

4人で綱引き

舞台劇「BRIDGE」の公演初日まで、あと2週間。

劇場に入ると、舞台上に「橋」の骨組みができていた。



リハーサルの方は・・・、相変わらずバラバラだ。

シーンの方向性を決めていないので、
俳優はみんな「その場しのぎの演技」をしている。

ストーリー運びに「一貫性」や「まとまり」がまるで無いので
観ている方は、3分で興味を失ってしまう。


うーーーーーーむ・・・、だ、大丈夫か、コレ。


公演初日まで、あと14日!

投稿者 ユウキ : 23:55

2011年10月31日  舞台劇『ブリッジ』

仮面のかぶり方

今日は午後2時から、舞台劇「BRIDGE」のリハーサル。

俺が劇場内に入ると、不穏な空気が流れていた。


そして、どういうワケか、女装男役の「ドナルド」と、
ミュージシャン役の代役である「レスリー」が
舞台上でリハーサルをしていた。

実際のキャストである「スタン」は・・・、
なぜか観客席に座っている。

・・・また、何かあったのか?


なんでも、昨日のリハーサルで
またも口論になったらしい。


・・・公演初日まであと一週間ちょっとしかないのに、
いまだに「立ち位置」が頻繁に変わる事、
そして、主役の「スタン」が相変わらず
台本を読みながら演技している事に、
「女装男」役の「ドナルド」がブチ切れたのだ。


前回の公演の時、監督の「ケリー」は、
キャストにこう言っていた。

 「台本を持ちながらの演技だと、
  行動が制限されてしまうから、
  できるだけ早くセリフを覚える事!!」

だから前回の公演のキャストは、
早々にセリフを覚え、リハーサルに臨んでいたんだ。


・・・しかし、今回の公演は違った。


主役を演じる「スタン」が、キャストに向かって、

 「俺は公演初日の前日まで、
  台本を持ちながら演技するよ。
  ・・・それが俺のやり方だ。」

と、思い切り宣言してしまったんだ。


監督のケリーは「アクターズスタジオ」の
先輩にあたるスタンに全く頭が上がらないので、

 「スタンは三幕とも出演するから、セリフも三倍。
  彼は仕方がないけど、他のキャストは
  セリフを覚えてちょうだい。」

と、スタンの特別扱いを認めてしまった。


女装男役の「ドナルド」からしてみれば、
こんなに面白くない話はない。

彼自身は、もうとっくの昔にセリフを覚えているんだ。


「ドナルド」と、代役の「レスリー」の立ち稽古が終わった後、
俺と「スタン」がリハーサルを始めた。

シーンが終わるや否や、今度は「スタン」がブチ切れた。


 「もう我慢がならん!
  人を馬鹿にするのもいい加減にしろ!!
  俺に向かって、敵意をぶつけやがって!!!
  お前の事だ。  ドナルドと、 ユウキ!!
  ふざけるな!!」


・・・ええええええええええええええ!!!!!!


ちょちょちょちょ、ちょっと待って。 ・・・俺!?


 なぜ俺!? ウっソぉ!!!


俺は、スタンに敵意なんか持っていない。

むしろ、今回の公演でスタンと
演技できる事を楽しみにしていたんだ。


一体全体、スタンは何の話をしてるんだ!?


・・・スタンの話を聞くと、・・・ナゾが解けた。


なんとスタンは、舞台上で俺が演じている
「シローの敵意」の事を言っていたんだ。

・・・つまり、「俺の演技の敵意」を、
「俺自身の敵意」だと、勘違いしていたんだ。


 一体なぜ、こんな勘違いが起こるのか。


監督のケリーによれば、
これは「アクターズ・スタジオ」の演技法の弊害らしい。


通常、俳優は「役」を演じている時は、「役」になりきる。

・・・まあ、当たり前って言ったら、当たり前だ。



・・・でも、その「役になる」プロセスは、俳優によって全く違う。


例えば、多くの俳優は、こういうプロセスで「役」になる。



役を演ずる前に、自分が用意した「役のお面」をかぶるのだ。


・・・もちろん、このお面は目には見えない。


この「お面」の製作過程を「役作り」と呼んだりもする。

作るのに1秒も掛からない役者もいれば、
数ヶ月かけて、凝った「お面」を作る役者もいる。


「お面のかぶり方」も、人それぞれだ。

いきなりパッとお面をかぶれる人もいるし、
かぶるのに、数時間、または数日掛かる人もいる。


「透明なお面」をかぶる人もいれば、
「ぶ厚いお面」をかぶる人もいる。


・・・とにかく、共通しているのは、
「演じている役」と、「俳優自身」の区別がある事だ。


そして、「お面」を脱ぐ事ができる。


ところが、スタンの演技法は違う。

スタンの演技法では、
「演じている役」と、「俳優自身」の区別が殆ど無いのだ。

そして、自分自身を役に変形させてしまうんだ。


・・・すると、どうなるか。

 「スタン」は「ミュージシャン」で、
  「ミュージシャン」は「スタン」

という事になってしまう。


・・・でもまあ、それはいいんだ。


ここでの問題は・・・、

 「ユウキ」は「シロー」で、「シロー」は「ユウキ」

と、思ってしまう事だ!


そして、俺が演ずる「シローの敵意」を
「俺自身の敵意」だと本気で思ってしまう事だ!


・・・なんつー、迷惑な演技法だ。ちょっと勘弁してくれ。


前回の公演で、開演2週間前に
監督と大喧嘩をしてクビになった、「デリック(仮名)」

前回の公演に、客としてやってきて、
観劇中にずっと大声で喋りまくり、公演を妨害した、「アリサ(仮名)」

前回の公演を、何度も観に来て、頼まれてもいないのに、
なぜかキャスト達に偉そうに演技指導をしていた、「テッド(仮名)」。

・・・そして、監督の「ケリー」と今回の主演の「スタン」。

みーんな、「アクターズ・スタジオ」の正会員だ。


一体、どーーーなってんだ! ここは。


なんにせよ、誤解が解けて良かった。
色々な俳優がいるなぁ。ホントに。

公演初日まで、あと11日!

投稿者 ユウキ : 23:16 | コメント (5)

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