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2006年06月06日  死ぬ気で音読

フライングは1度だけ

英英辞書の音読は130ページまで進んだ。
ようやく全体の10分の1を終わろうかという所だ。

自分なりに苦痛の中から編み出した
「ペースを落さす、しかもアタマに残る辞書の読み方」
も、だいぶ分かって来た。

それはこんな感じだ。


barn-yard [ba:n ja:d] n. the yard around a barn


この項だったら、まずは「正しい発音」で単語を10回読む

バーンヤードバーンヤード
バーンヤードバーンヤード
バーンヤードバーンヤード
バーンヤードバーンヤード
バーンヤードバーンヤード

次に、単語の説明を読む

ザ ヤード アラウンド あ ばーーん!

そして、もう一度「正しい発音」で単語を10回読む

ばーんやーどばーんやーど
ばーんやーどばーんやーど
ばーんやーどばーんやーど
ばーんやーどばーんやーど
ばーんやーどばーんやーど


以上だ。

これだと最低でも単語を20回読む事になるので嫌でもアタマに残るし、
1ページを12分程度のペースまで上げる事が出来るので効率的だ。


「a」の項は読み終え、「b」の項も残す所あと10ページになった。
これで、「a」や「b」で始まる英単語は80%くらいの確立で
 「最低でも20回は口に出して言った事がある単語」
になったわけだ。

・・・これは心強いぞ!
これからの俳優人生で大いに役に立つ事だろう。


ただ、「英英辞書を読む」という事の苦痛は全く変わっていない。
それには「2つの耐え難い理由」が大きく影響している。


その1、発音のミス

この辞書、どういうわけか全てイギリス発音だ。
上に書いた
barn-yard [ba:n ja:d] バーン ヤード の場合、
アメリカ英語では
barn-yard [barn jard] バァン ヤァド となり
「r」の音を発音する。
・・・しかしこの辞書ではそれが無い。
これはひじょーーーーに使い辛い!
他にも細かい所でアメリカ英語と発音が違う部分がある。致命的だ。


その2、時代錯誤

この辞書、編纂されたのが・・・1973年だ。
33年も昔の辞書だったのか!!
どおりで単語も例文も何かがおかしいと思った。


これはマズイ。
このまま読み進めると、「取り返しのつかないミス」をおかしてしまう。

・・・どうする?

  もう50時間以上この本を読んでいたはずだ。
  ここから後戻りできるのだろうか・・・?


・・・するしか無い。


このまま読み進んでも仕方が無いんだ。
ここは一度後戻りしてでも、
もう一度始めから「現代の言葉」を学ぶしかない。


というわけで、「現代の英英辞書」を手に入れるべく、本屋へ行って来た。

そこで目に留まったのは、次の2つ。

 Longman Dictionary of American English  
  ロングマン アメリカ英語辞書
  収録語数52000語 1064ページ

 Longman Basic Dictionary of American English 
  ロングマン 基本的アメリカ英語辞書
  収録語数10000語  370ページ


「アメリカ英語」と言い切っている所が何ともステキだ。
今の俺が求めているのは、まさにそれだ。


この2つの辞書を見て、考えた。


・・・辞書を音読する上で一番辛いのは、
  単語の説明文に中に
  「知らない単語」や「読み方が分からない単語」
  が登場した時だった。
  それらを追い掛けて行くうちに時間を無駄にして・・・


もしかして、この悩みは解決できるんじゃないか・・・?


・・・考えてみよう。


例えば先に、基本語を10000語収録している、

 Longman Basic Dictionary of American English 
  ロングマン 基本的アメリカ英語辞書
  収録語数10000語  370ページ

を読んで、それらの基本単語を完璧にマスターした上で・・・

 Longman Dictionary of American English  
  ロングマン アメリカ英語辞書
  収録語数52000語 1064ページ

を読めば・・・?


  ・・・・・・・これだっ!!!  

 
これなら今度こそ完璧だ!きっと完璧に違いない!!   たぶん


そう思い切り、思い込み、思い余って2冊とも購入した。


わはははは。
なんだこのペラっペラのへなちょこ辞書め。
たったの370ページしか無いぞ。

今度こそ1週間で読み終えてくれるわ!!!見てろ!!

投稿者 ユウキ : 16:01 | コメント (6) | トラックバック

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