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一言

9/24

今年の誕生日は、姉の結婚式の為に
カナダへ渡っていたので、
たくさん良い物が食べれました。
なかでも、姉の結婚式に出ていた寿司は逸品!
日本国外で今まで食った寿司の中で、
俺が知ってる限り一番美味かった。


9月24日(火)31時44分


前日の続き

結果は、ビッキー本人から、電話告げられた。
果たしてその結果とは・・・!!

















          OK だった。 



ただし、「条件付きOK」だ。
俺が日本への交通費を自腹で出す。という条件付きだ。

今から、詳しい説明を受ける為、「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ」の
「ラスト・サムライ・プロダクション」へ行って来る。
俺としての結論を出すのは、この説明を聞いてからになるだろう。

だけど安心して欲しい。
今まで50%以下だった確率は、90%まで上昇している。
「ほぼ」出演が決定したと思っていいと思う。

それじゃ、行ってきます。


9月24日に、21歳の誕生日を迎えました。
随分と歳を取ったもんですな。

だけどようやく、ここで過ごした時間が結実してきたようで、
もうすぐ「ハリウッド俳優」のスタート地点に立てそうです。

先は長い道のりですが、よろしくお願いしますぜ旦那

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9月19日(木)16時19分


今、俺はとてつもないデカイ賭けの真っ只中にいる。
その賭けに勝つのか、果たして負けるのか。
勝利した場合、俺は大いなる夢への切符を手に入れ、
敗北した場合、俺は手に入れかけた夢を取り逃がすだろう。


映画【ラスト・サムライ】プロダクションのビッキーから電話が掛かってきた。

ビッキー「ユウキ、どうやら問題が発生したようだわ
      私達はあなたを映画に出せそうにないの」
ユウキ「どうしてですか」
ビッキー「それは、あなたが労働ビザを持ってないからよ。
      もしもあなたが労働ビザを欲しいならば、
      あなたは一度日本に帰らなきゃならなくなってしまうもの」
ユウキ「構いません。もしも労働ビザが手に入るのなら、
     自費で日本まで帰ります。」
ビッキー「・・・ホントに?」
ユウキ「ホントです。本気です。
     労働ビザを手に入れる為なら、僕は一度日本に帰国します。」
ビッキー「わかったわ。プロデューサーに直接掛け合ってみるわね。
     また電話するわ。」
ユウキ「ほんとですか?どうか宜しくお願い致します。」


そう。
これが、俺が出演「決定」ではなく、出演「内定」だと言っていた最大の理由だ。

今は、祈る事しかできない。
もしも、ビッキーからの返事がOKならば、
俺は渡米以来の念願であった労働ビザを手に入れ映画出演を果たすだろう。
それは俺にとって最高の展開だ。

しかし、もしもビッキーからの返事がNOならば、
俺は映画出演を逃すと同時に、「映画で労働ビザを取る」という
これ以上ないチャンスを逃す事になる。


これが、ずぅぅぅぅぅぅぅっと俺が恐れていた事なのだ。
だが、同時にずぅぅぅぅぅぅっと待ち望んでいた展開なのだ。

これは大きな「賭け」だ。勝つか、負けるか。
全ては、ビッキーからの電話で決まるだろう。


まるで、受験の合格発表を見る前の受験生のように、
顔は耳まで火照り、心拍数が上がっている。
意味もなく部屋の中を歩き回り、意味もなく気張る。

はたして、彼女は今日中に俺に電話を掛けて来てくれるのだろうか?
俺は明日から三日間、姉の結婚式に出席する為に
カナダに行かなければならないのだが・・・・

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9月16日(月)14時01分


映画【突入せよ!あさま山荘事件】の監督である原田眞人監督
映画【ラスト・サムライ】に「大村役」として出演する事を知ってる人は多いかもしれないが、
メールでその存在を教えて頂いた「監督のweb日記」の中に、
今回の映画の守秘義務に関する文が載っていた。

それによると、やはり「厳しい法的規則」があるらしい。
そして、監督自身も暴露し過ぎて俳優をクビにならないよう努めている。
俺はまだその守秘義務に関する誓約書すら見てないので何とも言えないが、
無理はしない方が良さそうだ。

映画【ラスト・サムライ】の衣装合わせの為に
ハリウッドの北に位置するバーバンクへと出掛けた。

40分に一本しか出ない92番バスから、94番バスに乗り換えて、
バーバンク空港のすぐ脇で降りた。・・・1時間半も掛かった。
車でフリーウェイを通れば15分で着く事ができる所だ。
こりゃぁ、ホント車が必要だな。と再認識せずにはいられない。

渡された住所に従ってバス停から歩いて行くと、
やがて2階建てぐらいの白い建物が目に入った。
中に入ると、たくさんの女性が忙しそうに書類を持って動き回っている。

一人の女性が俺に気付いた

女性「はい、何かご用でしょうか」
俺 「衣装合わせに来たのですが」
女性「お名前は?」
俺 「yuki matsuzakiです。いえ、tsuです。・・・そうzaki。マツザキ」
女性「はい。えっと、兵士2ですね」
俺 「そうです」
女性「ちょっと待ってね」

それだけ告げると、その女性はすぐ右側の部屋へ入って行った。
かと思うと、今度は笑顔が素敵で快活で大柄な女性が出$F$-$F!"26$K8@$C$?

女性「こんにちわ!ユウキね」
俺 「そうです。貴方は?」
女性「ウェンディーよ。お会いできて嬉しいわ」
俺 「僕もです。」
女性「12時半だったわよね。あと10分ぐらいそこの部屋で待っててくれるかしら」
俺 「分かりました。」

言われるがままにその部屋へ入ると・・・何だこれは!?
壁一面に膨大な量の明治時代の写真資料が張り巡らされてる。
中には、イラストで鎧などを図解した物まである。

その空間は「ここ」で働く人の休憩室となってるようで、
長机の上には食べ物やお菓子が。
部屋の端にはコーヒーや水などの飲み物が取り揃えてあった。
奥の空間には膨大な量の衣装があり、
右側の部屋にも多数の人が忙しく働いている気配を感じた。

ウェンディー「ここで、くつろいでてね。適当に食べてていいから」
俺 「分かりました」

俺が言われるままにくつろいでいると、
左側の小部屋では、ちょうど別の俳優が着付けをしている最中だった。
彼は、随分とモダンな格好をしていた。
・・・俺の目には彼の衣装は完璧に見えた。


何となく、今回の映画に対するハリウッドの意気込みを感じた瞬間だった。
原田眞人監督によると、エド・ズィック監督は
「日本人に笑われるようなものは作りたくない」と言っているそうだ。
なるほど。その気合を感じさせる光景だ。


やがて、10分経ってウェンディーが迎えに来た。

彼女に従って、大きな鏡がある部屋へと入る。
そこにはウェンディーも含めて2人の女性がいて、
まず「顔のアップ」と「全身」のポラロイド写真を撮影した。

それから、寸法を取る作業が始まった。
胸囲・肩幅は勿論の事、うでに力を入れた時の上腕のサイズや、
大きく息を吸い込んだ時の胸囲の伸縮まで、
全身のありとあらゆるサイズを測った。

こうする事により、俺の身体に完璧に合った衣装を作る事ができるのだろう。


それが済むと、今度はヘアメイクのところへ行ってくれと言われた。
何人もの人々が黙々と裁縫する脇を通って、奥のヘアメイクのところへ行く。

中へ入ると、一人の女性が俺を迎えてくれた。
2枚の顔アップのポラロイド写真撮影の後、
彼女は誰かを呼んで来ると言って、奥へ入って行った。

俺はそこで初めて部屋を見回した。

壁に立て掛けてある「脇役」と書かれたボードには
何十人もの日本人の顔が認められる。
反対側には「メイン」と書かれたボードがあり、
これまた色々な方々の写真が貼ってあった。

壁には、トム・クルーズを前・横から写したデカイ写真に、
彼の頭部のサイズに関するデータが細かく書き込んである。

奥には、たくさんのパターンの「かつら」が置いてあり、
その向こうには「ある職業を示す言葉」が書いてある写真資料があった。

目の前の机の上では、これまた様々なかつらが置いてある。
ホント、この空間はヘアメイク一色だ(当たり前だが)


やがて、先ほど奥へ入って行った女性が、一人の男性を連れて来た。
彼は俺を一通り眺め回して、言った。

彼「君はかつらじゃなくて地毛で行くので、撮影まで髪は切らないようにお願いします。
  撮影直前に切りますので。
  それと、腕時計は焼け跡が残ってはダメなので、
  できるだけ着けない様にお願いします。」
俺「髭も剃らない方がいいですか?」
彼「髭は剃ってOKです。」

そして、彼は俺にはある意味大きな役目がある事を告げた。
俺は彼と一緒に、そのリハーサルを何度か行った。

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一言

9/13

映画「ラスト・サムライ」に出演内定したのだが、
・・・これは夢であろうか?
予想だにしなかった展開で、
とまどっております。


9月13日(金)21時48分


L.A.C.C.の「小川りょうすけ」さんの撮影している
短編映画「アヤノアゲハ」の最後のシーンを、
グリフィスパークという巨大公園で撮影した。

本当は8月の撮影で終わってるハズだったが、
戦闘シーンの撮影に思いのほか時間が掛かったのと、
監督が納得のいく映像が撮るまで妥協しなかったので、
最低限必要なシーンを撮り終える事ができず、
予定の撮影日程を一日延長して撮影する事になったんだ。

俺はこのシーンで主人公のチトセに
刀で腹を掻っ捌かれて絶命するのだが、
その際、大量の「血のり」を使ったので、黒のスーツがベトベトになった。
(この血のりはシロップに食紅で着色した物だそうだ)

撮影は明け方から日没まで続いたが、
ホントに日が暮れるギリギリの瞬間に何とか撮影を終了する事ができた。
この短編映画の完成は、来年の夏頃になるそうだ。


トム・クルーズ主演の映画「ラスト・サムライ」に出演する事が内定した。
俺が演じるのは「兵士2」という役で、
この兵士にはトム・クルーズを殴るシーンがあるので、
多分、トム・クルーズと共演する事になるだろう。(ちなみにセリフも有る)

撮影は11月で、1週間〜1週間半の予定だそうだ。
「決定」ではなく「内定」と書いているのは理由があるのだが、
ここではまだ言わない。
だが、85%の確立で実際に映画に出演するだろうと思っている。

この映画は、今まで俺が演じてきた「独立映画」でもなければ「学生映画」でもない。
本物の「ハリウッド映画」だ。
だから、俺には少なからず守秘義務が発生してしまうだろう。
映画公開前に(しかも撮影中という段階で)
どれだけの情報を俺が日記に書いてWeb上で公開していいものか、
さっぱり分からない。

だが、俺は日記を書こうと思う。曖昧な表現を多用して、
写真には「ぼかし」をかけて、書いていこうと思う。

たとえば、こんな具合に・・・・

原文例
「このシーンは映画の中で最も重要なシーンで、
 ○○○が死ぬのだが」

俺がフィルタを通した文
「このシーンは映画の中でもしかしたら凄く重要かもしれないが、
 もしかしたらそれほど重要でもないかもしれなくて、
 俺は良く分からないのだが、ある人が、遠い世界で旅立ったという、
 なんかそんな感じのシーンなのだ。」


ひぃぃぃ・・・これだけでも書くのドキドキするぞ。
くわばらくわばら。無理しないように書かねば、冗談抜きで訴えられそうだ

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9月7日(土)23時56分


映画『ラストサムライ』のコールバック(2次選考)へ行ってきた。
場所はバーバンクにあるスタジオの一つだった。
駐車場に入る時に身分証明書の提示を求められ、
俺はパスポートを提示して敷地内に入った。

だだっ広い駐車場の向こうに入り口があって、
そこに入ると、受付があったが、誰もいなかった。
「LAST SAMURAI」の張り紙に従って奥へと向かう。

途中、「WB」と描かれた床があった。
もしかしたら、このスタジオは「ワーナーブロス」所有のスタジオなのかもしれない。
フリントストーン」の巨大な人形が、
まるでペイントを乾かしてるかのように無造作に置かれていた。

奥へ奥へと進むと、やがて扉の向こうにデカイ駐車場のような空間が
広がっている廊下へと出てきた。
中を覗くと、どうやら駐車場ではないようだ。

奥の角の方の金網のフェンスが張られているところで、
木刀を持った2人が闘っていた。
フェンスの周りには、同じように木刀を持った人々が、
中の様子を伺っている。

・・・どうやら、ここがオーディション会場らしい。
俺は一体何をやらされるんだろうか?

まだ俺の集合時間まで1時間以上もあるにも関わらず、
そこには15人近くの人々がいた。

俺はその集団の近くまで行くと、荷物を床に降ろし、
まず、「羽織、袴」の格好に着替えた。
髪型は、坊主頭がちょっと伸びたぐらい、
ヒゲはボサボサ、不精髭だ。

それからその集団のうちの一人に、
金網の中で何をしているのか尋ねてみた。

話によると、今いる人達は映画の「スタントマン」に応募した人々なのだそうだ。
金網内で闘っている人達は、ただ闘っているわけではなくて、
映画の「アクション指導」の人に「殺陣(たて)」ができるか試されてるってワケだ。
その動きをテープに収め、映画のプロダクション本部にそれを送るんだって。

金網内を見る限り、殺陣の動きはとっても危なっかしい。
だが、スタントマンに応募するんだから、これぐらいの危なさは
百も承知で応募してる人達かもしれないのだ。

だが無情にも「一つのニュース」が告げられた。
それは、1時間後が集合時間になっている「俳優の人たち(俺を含む)」も、
今、スタント志望の人たちがやっているのと全く同じ殺陣をやる。という事だった。


・・・マジかよ。


俺は金網フェンスの中から、木刀を借りてきて素振りを始めた。
剣道は4年やっていた。感覚を思い出さねば。
ただ、殺陣や、居合道の動きは剣道の動きとは大きく異なる。
それをどう補うか、それが問題だ。


やがて時間は過ぎ、「俳優の人達」が集まってきた。
その数、8人。
前回のオーディションに来てた15人の日本人のうち、
7人は今日のコールバック(2次選考)に残ったようだ。

もう1人は、ESPNでマリナーズの「イチロー選手」の通訳をしている
「ヨシ」さんという日本人だった。
彼は剣道4段なので、今回の殺陣に呼ばれたらしい。

まもなく、俺と、前回のオーディションで顔見知りの「ユタカ」の名前が呼ばれた。
どうやら俺達2人が先陣を切るようだ。


俺達2人は金網の中に入り、「アクション指導」の2人に挨拶し、
彼等の指導に従って、少しづつ「殺陣」を練習した。

彼等に言われるがままに「殺陣」を練習してて感じたのは、
「この人達の殺陣は、殺陣というよりチャンバラに近い」
という事だった。

アクション指導の彼等の太刀筋は汚いし、
まるでジェット・リーの映画みたいに回し蹴りが入ったりしてる。
彼等の中での「殺陣」はモータル・コンバットの域を出ないのかもしれない。

やがて、俺も相方のユタカも、一通り動きを覚え、
気合を入れて練習し出した。

今回のチャンバラには、カメラが2台用意されていた。
1台はユタカを追うカメラ、もう1台は俺を追うカメラ
2台のカメラで双方の動きを追う事により、死角を無くしているのだ。


いよいよ、本番だ。
まずはカメラに向かい自分の名前を言った後、
正面、右横顔、後姿、左横顔を撮影した。

そして最後のリハーサルの後、いよいよ撮影だ。

俺達は、凄い気迫でやった。
一太刀、一太刀、丁寧に打ち込んだ。
アクション指導の彼等の目にどのように映ったかは知らないが、
悔いはそれほど残らなかった。

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