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[そんなぁ。]
1月31日(水)09:10


昭夫さんと連絡がつかなくなってしまった〜!
(※昭夫さん:NYのタイムズスクエアで1年間毎日写真を取り続けたカメラマン)

電話しても


・・・お掛けになった電話番号は使われておりません。番号を確かめて、もう一度お掛け直し下さい・・・



ぎゃー!
もう日本へ帰っちゃったのかなぁ。
昭夫さんとは『どちらが早く有名になるか』という勝負をしてた。



昭夫さ〜ん、見てる!?
俺、デッカイ映画に出演したんだよー!
まぁ、お互い、死なない程度に頑張ろうね(苦笑)


[教えてドクター!]
1月30日(火)05:50am


・・・ああ。。頭痛いっす。。
そもそも、どうしてこんなにも頭が痛いんだろう??

やっぱ、この寒空の下、『上着2枚』だけで外出したのがいけなかったのかな。
それとも久しぶりに勉強をしたせい??


今日、クレイトン(監督)からメールがあって、木曜日に電話して欲しいとの事だった。
その時に、『映画に何があったか』を伝える、と書かれてあった。



・・・どういうこと・・・??



何かとってもイヤ〜な感じがしません?取り越し苦労だといいけど・・・
まさか・・・『あの俳優』が『また』問題を起こしたのかな??

うむ〜・・・・・・これも頭痛の原因じゃぁ!!


[脱皮]
1月29日(月)01:10am


ニューヨークに帰ってきてから、久しぶりにマンハッタンに出た。
あんまり変わってないなぁ(笑)

それもそうか。だってたかが1ヶ月だもんね。何十年も開けたワケじゃあるまいし。

今、したいことは何だろう??
ちょっとまとめてみる

○映画出演
○組合所属
○ビザ取得
○『ブラック・ニンジャ』の出来ばえを知る
○格闘技
○英語の勉強
○映画(ビデオ)鑑賞



最近、ある変化が起きた。


映画撮影をするまで、TSQで歌ってた頃、俺にとって、観客の人達は『外国人』だった。
だから、観客の人を、『個』とは見らず、『団体』として見てた。

しかし、映画撮影で様々な人とふれあい、全員に『個性』があるのを発見した。
親しい友人が『外国人』であるようになり、その境目が解らなくなった。

この状態で、TSQで歌ったら・・・・一体どういう風に感じるんだろう。。



いつか・・・試してみよう。


[ハギワラ出血大公開]
1月28日(日)00:03am


『PHOTO』コーナーに映画『ブラック・ニンジャ』で俺が演じた『ハギワラ』の写真を載せたよ!

これは『スチール撮影』って言って、映画撮影中に撮影された写真で、ポスターやビデオのカバーなんかに使われる事もある『らしい』よ。
クレイトン(監督)から送ってもらったんだ。
俺も写真屋さんにカメラを預けてあるから、現像でき次第、ジャンジャンアップしていくよ。

どう、『ハギワラ』を見ちゃった感想は?



シクシク・・・アタシ、まだピチピチの19なのに・・・(泣)


[お友達のお友達]
1月27日(土)02:25am


一ヶ月ぶりに自分の部屋に帰ってきた。

ふぅ。疲れた。

映画撮影中の緊張感はどこへやら、今は完全に脱力状態でございます(苦笑)



1週間後に『未編集フィルム』を見せてくれるんだって。
『未編集フィルム』ってのは『効果音』も『BGM』も何にも入ってないフィルムの事ね。
こっちでは『デイリー』と呼ぶらしいよ。
何でも、撮影の次の日には見ることができたからそういう名が付けられているらしい。

クレイトン(監督)の新たな事実を発見したんだけど、去年日本へ来た時に、クレイトンを日本へ呼び寄せたのは『デーブ・スペクター』さんだったらしい。


・・・『デーブ・スペクター』・・・???
・・・『あの』デーブ・スペクター・・・さん??

写真を見せてもらったらやっぱりそうだった。


以外な事でチョトびっくり(笑)


[ニューヨークへ]
1月26日(金)01:51am


映画撮影は終了したのでニューヨークのあの『傾いた狭い部屋』へ帰ります。
まずは『写真屋さん』へ行って、映画撮影風景の写真を毎日ガンガン『PHOTO』のコーナーにアップしていくから毎日チェックしてくれぃ!

クレイトン(監督)と約束して、未編集フィルムができ次第見せてもらうことになった。

ひゃー楽しみ。・・・・でも恐い(苦笑)

映画撮影の『裏話』はニューヨークに帰ってから細かく話すね
じゃ、おやすみんさい。


[見事に死んで見せましょう!]
1月25日(木)02:37am


ああ、映画は撮影が終了した!
普通なら不可能という『予算』と『時間』で映画を作ったのだ。
『35mm』の『2時間』フィルムで『2週間で撮影』というのははっきり言って不可能に近いらしい。
どおりであんなに忙しかったワケだ(苦笑)



そんなキツイ現場の事も考えず、ワガママの限りを尽くしたのが『カルラ・ブラザーズ』


カルラの度重なる『遅刻』、そして『早退』でスケジュールがメチャクチャになったのは知ってるでしょう?
今まで、撮影班の誰もが彼女ほどワガママな人間は見た事がない!

カルラのしでかした事
1:
遅刻。ほぼ毎日。罪悪感は全く無し。平気で『11時間』遅れて来た。
2:
早退。誰よりも早く来て、誰よりも早く帰る。おかげで彼女のシーンを撮影できず、延期を余儀なくされ、それだけならまだしも、延期した今日までも『午後4時』には帰りやがった!
(※他のスタッフは朝9時から夜10時まで撮影している)
3:
自分が着たくない衣装を破り捨てた。衣装の人が心を込めて作った衣装が気に入らなかったので破った。自前の衣装を一部使用。
4:
『寒いから』という理由で、前回まではなかった『ストッキング』をシーンで履きやがった。
だから最終バトルの時、俺がナイフを投げた後、いきなりトレイシー(カルラ)はストッキングを履いている。
5:
自分の気に入らない事は聞かない。台本を勝手に変える。監督の言う事も聞かない。
6:
演技が『舞台劇』。演技の注文をしても『私が正しい。他は知らない』の1点張り。
7:
口癖。『私がしたいんだから、するの』


ああ。キリがない。
まだまだ数え切れない。
クレイトン(監督)言うには、カルラ程の『ミス・キャスティング』は無かったらしい。
彼女にはプロとしての責任感はおろか、協調性の欠けらさえも感じられない。
はっきり言って、子供なのだ。

だが、今日の撮影が終了するまでは、誰一人としてカルラに文句が言えなかった。
『じゃあ、出演しない!』
と言われたら、そこまで。この映画終わり、撮り直しができないからだ。

クレイトン(監督)の計画では、今日の撮影終了後に『カルラが全員(50人を超す)にどんなに迷惑を掛けたか』を全員の前で暴露て、彼女に謝罪させる予定だった(らしい)
ここまでされては、それぐらいしないと気が済まない。


・・・だけど、撮影中は全員『笑顔』だったけどね(苦笑)
(※機嫌を損ねさせない為)


ところが。

カルラは今日。カルラのせいで一日延期してるにも関わらず
『私は4時までに帰りたい』
と言い出したから堪らない。彼女がこう言い出すと、誰も止められないのだ。誰の言う事も聞かない。
『だって帰りたいんだもん』

・・・この野郎

そこで、どうしたか。

今日撮影するはずだった全てのシーンの『トレイシー』が登場する部分だけ先に撮影したのだ!
順番はめちゃくちゃ。
俺とか、まだ死んでない(映画内で)のに、死に様を要求されるし・・・・。

そこでカルラは『ストッキング』を履き出したのだ!
みんなが
『カルラ、この前もそのストッキング履いてた?』
と聞くと
『履いてないわよ』
と平然と答える。

『じゃあ、脱がなきゃ。知っての通り、前のシーンで履いてなかったでしょ?』
『嫌よ。だってここ寒いでしょ。風邪を引いたら嫌でしょ。』
『でもアナタさっきまで縛られてて、ナイフが刺さっただけなのよ。その後にストッキング履くはずないでしょ』
『生足を露=P$9$k$N$O7y$J$N!#;d$N%$%a!<%8$G$OL5$$$o!#!Y
『カルラ。前のシーンと同じ格好をしてくれないと困る。』
『どうして生足が見たいの?見た目が悪いでしょう?』

これじゃ話が通用しない。
クレイトン(監督)が説得しても聞く気配すらない。
これ以上言うと、怒って帰ってしまうかもしれない。

・・・仕方がない。

こんな我慢をずっと強いられてみてよ。誰でも狂うよ。
良くクレイトンはがんばった!

そして、彼女の登場するカメラアングルを全て撮り終え、彼女は悠然と帰宅。



帰宅後、クレイトンの『堪忍袋』のヒモが外れ、大噴火!
(※カルラはもう帰っている)
『あの○○野郎!ク○のカ○がぁ!なめんなよコラァ!ぶっ○す!』

カルラのせいで今日のスケジュールもめちゃくちゃ。
スタッフが『1日1回の食事』を手に入れたのは午後6時だった。


そう。映画撮影では何と、一日一回しか食べ物にありつけないのだ!
・・・俺にはキツイ(泣)

そこに集まったスタッフ全員にクレイトンが演説。
『どんなにカルラがプロとしてクソだったか』
を全員に説明。説明されなくてもみんな知ってるけどね。
そして、
『全員がカルラのした事の証人になって欲しい』
と告げた。

はぁ。カルラには・・・ただ、びっくり。こんなにエゴイストな俳優が存在したとは・・・。



カルラが帰った後、撮影は順調に進み、いよいよ『あの』シーンがやってきてしまった。
『ハギワラ(俺)が死ぬシーン』だ。
最初の設定では、俺がナイフを受ける部分は『眉間』だった。
でも、それよりも『心臓』の方が特殊メイクしやすいそうなんだ。


まず、パッドを衣装の下に仕込み、そこにナイフ(バタフライ)を突き立てるだけ
アラ、簡単♪

後は全て俺の演技に掛かってるだけ。
それも結構なプレッシャーですけど(苦笑)

確かにパッドはあるものの、
『自分の胸にナイフが突き刺さっている情景』
は気持ちの良いもんじゃない。

俺は、『どうしようもない恐怖感』に襲われてた。
当たってないのは解っているけど、ナイフが恐いのだ。心臓が痛いのだ。

うう。。。また想像したら胸がむず痒くなってきた。。


俺は白目を剥いて、思いっきり死んでやりましたよ(苦笑)

そして、その後、短いシーンをちょちょいと撮って・・・。



撮影終了!!
午後11時だった。

それから、午後12時から『打ち上げパーティ』
って言っても、どっかのスタジオを借りて、飲物とスナックがあるだけの軽い打ち上げ。
そこで今までのみんなと再会できるのだ。

・・楽しかったなぁ。




というワケで。映画撮影は無事(?)終了したワケだ。
疲れた・・・。明日は誰にも起こされずに眠る事ができる・・・何日ぶりだろう


[そんな馬鹿な!?]
1月24日(水)01:23


今日の『注目シーン』は『惨殺現場の後』のシーン。
これは映画内で『ハギワラ(俺の役)』が『ニンジャの家族を皆殺しにした後』のシーンなんだ。

========================
ハギワラは家族を殺した後、ニンジャの息子の血液で鏡に
『これ(家族の生命)は1000万の価値はあるものですか?』
と書き残していく。
========================
(※白黒撮影だが、血だけ赤く見えるように後で加工する)


相変わらずハギワラは『最低人間』をキープしてるね。
う〜む。。喜んでいいものかどうか・・・

このシーン。映画内で一瞬しか登場しないけれど、ストーリーに大きく関係してくるシーン。
どうしてニンジャが忍術を学ぶ事になったかの『動機』になる部分だからね。


まずはメイクアーチストが『特殊メイク』で子役の首に傷跡を作る。
写真撮ったから、現像でき次第見せるよ。すごいよ〜!本物みたい!
(※本物見た事ないです)

そして、息子の首から流れ出た血液を使って鏡に文字を書くんだけれど・・・

・・・この床に流しだした血液、一体なんだろう?『血のり』かな?
血のりだと白黒で撮影したらちょっと弱いなぁ・・・

Q:さあ、何を使って撮影したか考えて↓を見よう!











なんと、『チョコレート』なんだ!
まさか食べ物で来ようとは・・・(苦笑)


『白黒撮影、血液の表現方法』
=========================
1:
チョコレートの粉末を水に溶かします。
2:
それを流します。
=========================
ご家庭でも簡単にできますね!
(※イヤです。マネしないで下さい)


いよいよ明日で撮影終了!
明日は『最後のバトル』を撮影して、その後『完成パーティー』だぁ!!

がんばります!がんばります!


[小便ちびるぞ!]
1月23日(火)01:25am


トレイシー役のカルラは『また』遅刻で午後3時に到着。
(※昨日も遅刻している)

・・・ピクピク。この・・・

『カルラ』がまた遅刻をしたせいで、予定内に撮影が終了しなくなって、一日延期が決定した。
予定では明日で最終日、次の日は『完成パーティー』だった。
でも、これでパーティーの日も撮影する事が決定したワケだ。

はぁ。


俺は今日、映画内で、ハギワラの最初のセリフがあるシーンを撮影した。
ストーリーでは『トレイシー(ヒロイン)』を誘拐した『ハギワラ(悪役1)』が、『フェネリー(悪役2)』のところへ彼女を届けるシーン。

そのシーンの『出来』は、ハッキリ言って、







『ヤバイ』です。




満足行かなくて『ヤバイ』んじゃなくて、『こんな人間が存在したら嫌』という嫌悪感を肌で感じる『ヤバイ』。
撮影班も鳥肌が立ったらしい。
スクリーン一杯に俺の『物凄く恐い顔』が映ると思うと・・・ひゃ〜どうしましょう
観客席の子供は泣き出し、夜眠れなくなったりして・・・?

をいをい。そこまではないでっしゃろ。ちょっと誉めすぎでしょう(苦笑)
自分で自分の演技を見れたらいいんだけどね〜

眼球を最大に見開いて、口は横に裂け、もの凄い殺気をガンガン発してるハギワラ。
・・・想像つく?こめかみがピクピクしてる状態。

一度見てみて!損はさせないよ(笑)






            (※15歳未満のお子様は国会の議論の結果をお待ち下さい)

いやん。アタシ、ビジュアル系なのにぃ〜


[牢にぶち込むぞ、コラぁ!]
1月22日(月)00:06am


あと撮影は2日を残すのみ。
2時間の映画でもこんなに時間を掛けて撮影してるんだね。

今日は留置所での撮影なんだけれど・・・あれ?ここは・・・

なんと家庭裁判所の下の階が留置所になってた!
ということは昨日と同じ場所って事。

なーんだ。


撮影は何とか順調。
でも問題を起こすのはいつも『トレイシー役』の『カルラ』。

今日も朝8時集合だったのに、彼女だけ11時に来た。
理由は
『電車に乗り遅れたから』
そして夜10時に終わったのに、彼女だけ6時に帰った。
理由は
『明日の朝、子供を家から学校へ見送ってあげたいから』

スタッフはみんな皮肉の意味を込めて影で
『プリンセス・カルラ』(カルラお嬢様)
と呼んでる(苦笑)

これは『プロフェッショナル』の行動じゃないでしょう。
確かにSAG(スクリーン・アクターズ・ギルド)のメンバーだけれど、過去の出演『映画』は1個のみ。
プロの世界を知らないようだ。
演劇界にいたみたい。

だけど、彼女が機嫌を損ねて、
『出演しない!』
なんて言い出したら大変だ。

ふぅ。

まあ、クレイトンが頑張ってスケジュールを合わせてるから、何とか終わりそうだけどね。
でも
『この映画の後、二度と彼女とは仕事をしない』
とみんなが言ってるのは言うまでもないね(苦笑)

それは、まだ撮影終了までの間、胸の奥底に閉まっておきましょうね。

さて、明日は出番がたくさんあるぞ!
俺は俺の仕事をするまでじゃ!行くぞコラぁ!


[それは銃か!?そうなのか!?]
1月21日(日)00:13am


さあ、映画撮影もあと3日を残すのみとなりましたぞ!

今日は『家庭裁判所』を貸しきっての12時間撮影。
俺のシーンは5年前の回想シーンだけで、今日の出演時間は『約1分』。メイクに掛かった時間は『約1時間』。

メイクアーチストは大変ね・・・(⌒-⌒;

今日は約20人のエキストラが何回も何回も着替えをして撮影に参加してた。
着替えをするのは、席替えさえすれば、同一人物と見えないようにするため。
これで『客席』も『陪審員席』も満席です(笑)
(※エキストラを使い回し、数倍に見せる)

ホント、画面の外の世界は凄まじいよ!
裁判所の後ろの方、ピントの合ってない場所に『銃』を持った『警備員』がいるなぁ・・・
って思ってたら『ベルト』を持った『照明のジョージ』だったりするし(苦笑)


演技をしてて一番恐い事は、
『画像は一生残る』
って事だね。
どの俳優も
『カット。OK』
って言われた後に何らかの後悔をしてる(みたい)。
『くそ〜!ああしておけば良かったのに!』
って。
でも、もうやりなおせない。消せない。

きつ〜!

今日はフランスとアメリカのドキュメンタリー撮影班が来てて、インタビューを受けた。
なんか・・・すごいですな


[どてっ腹にナイフが!?]
1月20日(土)00:11am


いや〜昨日は眠らせて頂きましたよ
睡眠時間、脅威の『16時間』。
1日の66%は寝ていたことになる。
何よりも寝ることが好きなワタシですのでこれぐらい朝飯前です。

いや、朝飯はとっくに終わってるから・・・飯前・・・?
えぇい!そんなのはどうでもイイから、今日は予告通り、撮影オフだったから、『特撮のからくり』を書くね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


映画を撮影してて一番に気付くのは
『画面外は全く問題視されない』
ってこと。

画面の外側はマイクやら配線やらで一杯。
見えない位置には『照明』や『マイク』が隠してあったりするし、
『約15人のエキストラで、大きなホール内を満杯の観客で満たすこと』
さえもできちゃうんだ。

画面内に常に観客がいて、多くのざわめきが聞こえたら誰だって満杯だと思ってしまうよね。


んで、映画『ブラック・ニンジャ』のシーンの中に

『ハギワラの投げたナイフがトレイシーの腹に突き刺さるシーン』

があるんだ。
このシーンはどうやって撮影するのかな?
腹にCGでナイフを合成するのかな?

Q:さあ、どうやって撮影したかを考えて↓を見よう!









正解発表!

このシーンはなんと『逆回転撮影』なんだ
う〜ん古典的(苦笑)


『どてっ腹にナイフを刺す方法』
=======================
1:
まず、ナイフに『釣り糸』を結びつけて、腹にパッドを仕込み、そこにナイフを突き立てて置く
(※ナイフは危険防止の為、やすりで刃を削ってある)
2:
カメラを回し、それを引きぬく
3:
そこに『音』を合成する
=======================

簡単だね♪早速ママとやってみよう!
(※ウソです!マネしないでね)


[んもう!うぶなんだから]
1月19日(金)01:04am


やった〜!
明日はオフ(休日)。

今日はラストバトル(最終決戦)の撮影を始めたんだけど、時間が足りなくて撮影し切れず、最終日の火曜日に持ち越しになった。

出番がない時はマイク(12モンキーズに出演)に『ブラッド・ピット』と『ブルース・ウィルス』の印象を聞いてた。
『ブラッド・ピット』はいい人らしいですぞ!
わぉ!またファンが増えますな(笑)

まさか『12モンキーズ』がここフィラデルフィアで撮られた『独立映画』だったとは知らなかった!
どうやってあんなに有名な二人を呼び寄せたんだろう?

う〜む。

今日は写真をたくさん撮られた。
新聞記者からインタビューも受けた。
ポーズをしてくれと言われたから、関係無い服装だったけど、階段で2人(クレイトンと俺)で構えて写真に写った。
撮影中、ビデオカバー用やポスター用の写真も撮られた。

はづかしいワ・・・アタクシ。
いやん。カメラはニガテなの・・・。










うっそ〜ん。
もう慣れた(笑)

さて目指すはハリウッド!行くぞ〜!

何にせよこのごろ平均で4時間ぐらいしか寝てないから久しぶりに本気で寝ます!
よっしゃ〜〜!寝るぞ〜〜〜!


[怒り狂う演技]
1月18日(木)00:20am


今日は朝からがんばった!
カルラ(昨日来なかった女優)も朝から参加して、撮影現場はにわかに活気づく。

今日、初めて『ハウエル刑事』を演ずる『マイケル・チャンス(Michael chance)』と会った。
彼は映画『12モンキーズ』で悪役を演じてた人だ。…わかる?
今まで全て悪役しか演じた事ないけれど、今回初めて善人を演じるんだって。

う〜ん。凄いですな(笑)

今日、『自分の中で最大のシーン』を撮影終了した。
そのシーンは

『ブチ切れたハギワラ(俺の役)が叫んでるシーン』

=========================
ニンジャにまんまとはめられたハギワラは自分の隠れ家のボイラー室で怒りに震え、叫んでいる。
『あの野郎!クソ野郎!アイツも家族と共に葬るべきだったのだ!』
そして、『何か』を破壊し、深呼吸をして落ちつく。
『・・・いいんだ。大丈夫。最後に笑うのは私だ。そうだよね・・・・トレイシー?』
=========================
ここで観客は初めて『俺が前のシーンで殺したはずのトレイシー』がまだ生きている事に気が付く重要なシーン。


俺の心配事、それは
『どのように怒ろうか』
これ。

この台本を貰った時からこのシーンが恐くて堪らなかった。
鏡の前でいくら練習してもしっくり来ず、
ヒマがあったらいつも考えてもダメだった。
『イメージ通りの演技ができない』のだ。

みんな(約30人)に囲まれて、俺が演技する。
全員の視線が全て俺の演技を見ている。

カメラの為のレールが引かれた。
カメラが設置された。
特殊メイク(血)が終わったトレイシーが位置に着いた。

リハーサルだ。
監督が

『リハーサルをするぞー!じゃあアクション!!Y

と言ったらどんな時でも瞬時に演技に入らなくちゃいけない。
恥かしがっては絶対にいけないのだ。
照れてもいけないのだ。

俺が蹴飛ばす為の『何も入っていないデカイ容器』が設置された。
怒りの頂点に達した時点で蹴飛ばし、それを境にリラックスするんだ。

『じゃあリハーサル行くよー。アクション!』

来た!
その瞬間、頭の中で何かが吹っ切れ、ハギワラの気持ちが理解できた・・・。

=================
『あの野郎!…クソ野郎!アイツも家族と共に葬るべきだったのだ!』
思いっきり容器を蹴飛ばす。
=================

これだ・・・!コレがしたかったのだ!
できた!思った通りにできたぞ!

でも1回できても始まらない。
今のはただの『立ち位置』と『カメラワーク』の為だけのリハーサルだ。
『立ち位置』、『カメラワーク』の指示の後、
『じゃあ、リハーサル。アクション!』

〜〜〜〜〜〜(もう一度演技中)〜〜〜〜〜〜

もう1回、『立ち位置』、『カメラワーク』の微調整、『顔の方向の指示』が入る。
『リハーサル。アクション!』

〜〜〜〜〜〜(もう一度演技中)〜〜〜〜〜〜

まだ微調整を続ける。このシーンは重要なシーンなだけに念を入れてる。
『じゃあ、本番通りのリハーサル行くぞ!アクション!

〜〜〜〜〜〜(もう一度演技中)〜〜〜〜〜〜

いい加減に容器を蹴飛ばす足が痛い(苦笑)
けどコレだけ全く同じ『怒り狂う演技』をするのも結構キツイもんだ。
それも観客も30人前後の人に見られながら。

最終指示が入った。いよいよ本番だ!
『シーン82。テイク1。サウンドは?』
サウンドの『イー(名前)』が
『聞こえます』
『OK。カメラはOK。クレイトン監督どうぞ』
『アクション!』

〜〜〜〜〜〜(もう一度演技中)〜〜〜〜〜〜

終わったかな?
と思ったら、保険の為にこのシーンはもう一度撮影しておくらしい。

『シーン82.テイク2.サウンドは?』
『聞こえます』
『OK。カメラはOK.クレイトン監督どうぞ』
『アクション!』

〜〜〜〜〜〜(もう一度演技中)〜〜〜〜〜〜

ふぅ。終わった。みんなの評判は最高!嬉しいぜぃ!
でも・・・『6回』も怒り狂ったから・・・疲れたよ(苦笑)

今、夜中の1時。明日は6時半起きなのでもう寝ます。おやすみ〜♪


[最低の1日・・・]
1月17日(水)03:16am


今日は俺の出番はないと思ってた。
『楽な1日だろうな〜』
って思って、衣装の人達の所で休んでた。

するとそこにクレイトン(監督)から

『ユウキ。髪をセットアップして!』

との指令が入る。・・・何があったんだ!?

知っての通り(?)この映画『ブラック・ニンジャ』は
●主人公『ニンジャ』・・・・クレイトン
●ヒロイン『トレイシー』・・カルラ
になってる。
今日の集合時間は『午前10時』だった。
前日までに撮影予定のをこなしてきてるからみんなは機嫌がいい。
『今日も予定通り行くだろう。良かった。がんばろう』
と誰もが思ってたハズだ。

・・・ところが。

『トレイシー』役のカルラが現れない。どうしたんだ?
クレイトンが電話すると
『電車に乗り過ごしたから次のに乗る』
と言われた。
スタッフは待つしかない。
『たった1人の俳優が現れるのを』
代役は誰もいないからだ。

考えてみれば、カルラはラストの『お墓のシーン』でも姿を現さなくて困らせた張本人だ。
何を考えている?
スタッフいらいら。

また電話したら
『また電車を乗り過ごしたから次のに乗る』
だった。

この時間のブランクを何もしないで放っておくと、期日までに撮影が終了しないから明日の予定(俺の出番)を今日に持ってきたというワケだ。だから急遽、俺の撮影。
俺は寝ぼけてたのに、自分を叩き起こし、メイク。

午後になってもカルラは現れない。

電話すると、やっと『本音』がわかった。
『NYで5時からにあるオーディションに出たいから』
だったのだ!

『ふざけるな!!
 この野郎・・・それでもプロか!?』

・・・と『言いたい』のを誰もが我慢。(特にクレイトン監督)

オーディションに出る為に映画撮影に来ない俳優の話が過去に誰も聞いた事がない。
みんなの『不満』は凄い。
でも撮影は延期できない!絶対に。
そこで、急遽、明日だった撮影で今日できる部分を全て撮影することになったのだ。

スタッフ全員混乱状態、テンヤワンヤの大忙し。


明日撮影するハズだった部分に『バイク』のシーンがあった。
『ブラック(黒)』の『カワサキ』の『ニンジャ』というバイク。
ハッキリ言って、めちゃくちゃカッコイイ。
つやのある流線型のボディに重厚な車体。
そのバイクが現場に停めてあった。
『たった一本のついたて』だけで。
横からの力に弱いため、押すと倒れてしまう。
倒したら大事。

カルラが来ないのでそのシーンも撮影することにした。


現場に『2人』の子供がいた。
映画の中では『死んでしまった前の家族』を演じる2人。
今日は回想シーン(短い)撮影の為に現場にいる。

その2人は自分たちの出番を終え、ヒマだった。
衣装を脱ぐと、2人で遊び出した。

一方、スタッフは、カルラが来ない事によるスケジュールの変更により、大忙し。
他の人を見る予定などない。

・・・その現場で『事件』は起こった。

スタッフは、全員一方方向を向いてた。カメラの向かう方向。
『2人のヒマな子供』はそのスタッフの後ろをすり抜け、現場に入ってきた。
スタッフは誰もその存在に気付かない。
『2人』はそこに『バイク』が停めてあるのを発見!
カッコイイ車体。よじ登る。
当然、足が地面につくハズがない。
スタッフは誰もその存在に気付かない。
『2人』は車体の上で操縦の真似事を始め、『飛び跳ね』出した。

次の瞬間。

クレイトン監督、他のスタッフは後ろから『悲鳴』を聞いて振り返った。
今、まさにバイクの車体が子供を乗せて倒れようとする瞬間。
バイクは地面に激突!破片が四方に飛び散った。

子供は大丈夫か!?・・・怪我はない。
子供は大丈夫だったが、今度はバイクが今日の撮影に使えなくなってしまった。

・・・。

結局、カルラが現場に姿を現したのは夜9時。
『11時間』遅れ。それでも悪びれていない。
もちろん今日するべきところまで撮影は終わってない。
遅れている。

そして、今日するハズだったバイクも壊れ、修理が必要になった。
それも何と現場にいるハズのない子供達が壊した。
保護者が目を離してた。

この『撮影始まって以来の最悪の事件』が同時に起こってしまった。
クレイトン(監督)はとてもかわいそう。

バイクは直り次第(明日)撮影。
カルラは『明日は来る』といってるけど来る確証ないし、来ても期日に間に合うか解らない。
(※来ない方がおかしい。金銭問題に発展する規模)

ピンチに立たされた。


[レッツ・アクション!]
1月16日(火)01:45am


1時間にも及ぶ長いメイクアップが終わった。
もうココにいるのは『松崎悠希』ではなくて『萩原信二』になってしまった。

・・・マジで物凄いよ(苦笑)

オールバックに弁髪(長い三つ編みの髪)。
口ひげと繋がったアゴ髭。
眼の下には濃い隈。

ぜ〜〜〜〜〜んぶメイク(笑)

オールバック →1時間かけて固めた
弁髪     →後部頭部に付けてる
口ひげ    →特殊な薬品で切った人工髭を張ってる
隈      →専用の鉛筆で描いた

ここまで自分が『悪人面』になろうとは!!

ハッキリ言って、『恐すぎます』
ヤバイよコレ。
自分の顔が恐い(苦笑)

ただ、『弁髪』は『日本』じゃないよな・・・・ま、目をつぶろう


そうそう!俺には時間がないのだ!
何と今日一番目がいきなり俺のシーンだからなー。
今もメイクしながらジャーマン(アンソニー・チズム)とセリフをひたすら練習。

あー、緊張・・・・・・・・・・・・・する。
もうすぐ俺の人生初、『アクション。』の声が掛かると思うと・・・ぎゃー

。今日のシーンは『フレディの質屋』。

メイクが終わり、下のセットへ戻ると、もう、カメラ・照明・音声などすべて用意はできていた。


『ダイアモンドがセットに入ります』
と宣言が入って、ダイアモンドが登場。
うわ・・・デカッ!
(※実際はガラス製なんだけどね)

リハーサルは何か『動き』がある部分は『全て二分の一の速度』で行われるんだって。
『絶対にエキサイトしてはいけない』
これが前提。
エキサイトしているように演技しても、エキサイトしてはいけない。危ないからね。

特に今日のシーンは『フレディーの質屋』のカウンター内だけで行われるから、スペースは2畳分もない。
俺はそこで
『フレディーの頭を引っつかんで壁に叩きつけ、頭を破裂される』
というめちゃくちゃな事をしないといけないんだ(苦笑)

(※もちろん本当にするワケじゃないよ)

でも、店の品物とかは全て『オールド・シティ』というアンティークのお店の物だから、絶対に何も破壊してはいけないし、汚してもいけないんだ。


『ゴム銃がセットに入ります』
という宣言と共に、ゴム製の銃がセットに入ってきた。
フレディはこれを『リハーサル』に使うワケです

リハーサルが始まった。

<シーン説明>
========================
<配役>
ハギワラ:松崎悠希
フレディ:アンソニー・チズム
(※有名らしい。気の良さそうな黒人のおじさん)

場所は『フレディの質屋』。
時間は夜。
フレディは眼鏡(顕微鏡のレンズみたいな目に装着するようなやつ)で宝石を見ている。

・・・すると物音が・・・

フレディ:
『・・・誰かいるのか・・・誰かいるのか!』

フレディは棚から銃(ゴム製)を取り出す。
ハギワラが後ろからいきなり登場してフレディの肩に手を掛け、もう片方の手で、素早く銃を掴み取る。
フレディ、恐怖のあまり固まる。

ハギワラ:
『二度と銃を私に向けるんじゃないフレディ。個人的にとても好きじゃない』
フレディ:
『ああ…あなただったとは知らなかったんですハギワラさん、以後気を付けますから…』
ハギワラ:
『・・・許してやろうフレディ。だが、今夜は二度と私を怒らせるな』

ハギワラ、フレディの肩から手を離してあげる。
上記のセリフの間に、ハギワラ、フレディから『もぎ取った銃』をカウンターの離れた所に置く。

フレディ:
『もちろんですとも!いやあの、もちろん仰せの通りにしますと言う意味で・・・えっと・・・。
 ・・・ところでどういったご用件で?』
ハギワラ:
『これの売り手を探して欲しい』

ハギワラ、袂(たもと)から『紫色の袋に包まれた物体』を取り出し、フレディに手渡す。
フレディ、それを開けると・・・中からは・・・『ケネディ・ダイアモンド』が!!

フレディ:
『ケネディ・ダイアモンド・・・!そうか、貴方がケネディ・ダイアモンドを(美術館から)盗った
 一員だったのですね!・・・アナタ様しかあんな事は不可能と思っていたのですよ』

フレディ眼鏡を目にはめて、ダイアモンドを見る。
動きが止まり、顔を上げる。

フレディ:
『え〜っと?何か私に言いたい事がおありですか?』
ハギワラ:(怪訝に)
『どうした』
フレディ:
『これ、偽物です』

ハギワラ:
『何!?』

ハギワラ眼鏡を奪うとダイアモンドを奪い取り、見る。
顕微鏡のような画面に
『ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜か』
の文字が浮かぶ。(ブラック・ニンジャに騙された)
フレディ、くすくす笑いをしている
この悪いニュースがハギワラを切れさせた。
フレディの頭を掴んで、壁に叩きつける!
フレディは目を見開いたまま絶命し、壁に血の後を引きずりながら下にずり落ちる

ハギワラ:
『今夜は二度と怒らせるなと言ったハズだ』

何事も無かったかのようにハギワラ帰る。

<以上>
=========================

このようなシーンです。
だけど、問題が発生。
まず、『フレディを壁に打ちつける』とあるけど、その『壁』がカウンターの回りにない。

・・・これじゃぁ無理ですな。

じゃあどうしたか。

『殴って殴って殴ってぐちゃぐちゃにする事にしました』

・・・( ̄□ ̄;)


まず切れたハギワラは後ろに後退。
フレディはまだクスクス笑い。
後ろに下がったハギワラはフレディがこっちに向いた時に腹に一発パンチ。
フレディ、
『うっ!』
と呻き、下にずり落ちる。
切れたハギワラはそのフレディに5発のパンチを浴びせまくる。

その後、大きく深呼吸。(ハギワラ)
冷静に戻り、その場を去る。


という事になりました。
ああ・・・最低路線まっしぐら・・・。。

どのようにパンチするかと言うと、
実際は5発のパンチを打つ場所にフレディはもういないんだ
俺は『カメラから見えない空気を殴ってるだけ』
そこに『ドスッ、バキッ、ズガッ、ぐちゃ』っていう音声を混ぜるそうです。


・・・さて。いよいよ本番だ!

『本物の銃がセットに入ります』
という宣言で緊張感が走る。

・・・・何だと・・・??

まず、武器担当の『ジェフリー』がみんなの前で、その『リボルバー式短銃』の弾が一発も入っていない事をみんなに証明する。
(※安全のためだと思う)
ひぇ〜銃大国アメリカ。。本物の銃を初めて見て、触れるハメになろうとは・・・


みんなが見終わると・・・いよいよ。
カメラが回りだし、『ガチンコ』登場。
・・・そして、

『アクション。』

いよいよ始まった。
頭が一瞬真っ白になったけれど、すぐに戻った。

〜〜〜〜〜(演技中)〜〜〜〜〜

『カット。OK。最高!』

おお!!何と『一発OK』おまけに『最高』だってさ〜!!
でも当所の俺は自分の演技が見えないから何がどう『最高』なのか解らない。

あ〜どうなってるんだろう。。

それにしても


あ〜〜〜〜〜緊張した。<やっぱり緊張したんかい!


[何が起こった?]
1月15日(月)02:19am


今日は午後11時には撮影終了の予定。
場所はパリス(助監督)の部屋。
3つの違ったシーンの撮影に使用するらしい。

でも。

午前2時過ぎた今でも撮影班が帰ってこない!?
・・・多分また撮影遅れているんだろうな〜

俺はいよいよ明日から出番登場!
『やっと』忙しくなるぞ〜!!

・・・嬉しい(笑)

でも、メイクの『キャット』が今日中に1回『ハギワラ』のヘアメイクをしておくハズだったのに・・・帰ってこないんじゃ無理ですけど・・・大丈夫なんやろか?
仕方が無いから俺は明日の自分の体調をコントロールする為$K?2$^$9!#

よっしゃ!明日からいよいよ俺も撮影じゃ!


[カッコイイやん!]
1月14日(日)05:24am


撮影は順調に進んでいます。
(※相変わらず俺の出番無し)

・・・と言いたい所だけれど、一つ問題が。

クレイトン(監督)も朝、嘆いていたんだけれど、
『集合時間に遅れる』
という問題らしい。

通常のプロは『10時集合』という指令の場合、『9時半』には集合しておいて、10時には現場に直行できるようにしているものらしい。
なのに、10時にも遅れるスタッフがいる。
現に今日の撮影も『午前8時〜午後8時』の予定だったのに実際は『午前11時〜午後11時』になってしまった。
これでは翌日の撮影に影響が出るので、

『緊急スタッフミーティング』

1つの机を囲んで
『監督』
『助監督』
『第二助監督』
『組織化プロデューサー』
『第一カメラマン』
『第二カメラマン』
『音響』
『照明』
『メイク』
の8名が顔を突っつき合わせてミーティング。

・・・過去にないピリピリしたムードが包む。
時間通りに来た人からの遅れた人に対する不満から出ているようだ。
結局、そこは監督クレイトンがなだめて、明日はしっかり
『10時半集合、11時現場出発』
と決定して無事に終了したみたい。

・・・ふぅ。

『ハギワラ』の衣装が完成したよ!本当に『最終バージョン』ができたんだ!

・・・マジでカッコイイ!
主役食っちゃうんじゃない?(笑)

明日は例の『付け毛』もするらしいし、いよいよ俺の出番も間近だね!

・・・待ちくたびれたよ(苦笑)

もしかしたら、みんなに写真を見せられるかもしれない!
衣装の人がデジカメ持ってるんだ!
もしかしたら・・・・・・見せられるかも。。


[戦闘シーン全記録]
1月13日(土)03:08pm


こりゃ、スゴイ(笑)

やっと映画最大の見せ場(の予定)の戦闘シーンのリハ(リハーサル)終了〜♪

・・・知りたい?

よっしゃ!
じゃあ、ココに、その『戦闘シーン』の『全て』を大公開!
文章で伝わるかな・・・(^^;

(※想像でお楽しみ下さい)
実際の配役
ニンジャ=アリ・・・・・・クレイトン・プリンス
ハギワラ・・・・・・・・・松崎悠希(俺)
トレイシー・・・・・・・・カーラ・ブラザーズ(女性)

それでは、ドウゾ〜♪

================================
1:
ニンジャ(クレイトン)が4発連続のパンチ&キックを連打
2:
ハギワラ(俺)はそれを蝿を払うように片手で受ける
3:
ハギワラが裏拳でニンジャを吹っ飛ばす

ハギワラ:
『またお会いできて嬉しいよアリ君(ニンジャ)。
 私にとってもキミの命を奪える事はとても・・・嬉しい。』

4:
ニンジャ、3回連続で後ろ回し回転蹴り
5:
ハギワラ、1回目は後ろにのけぞり、すれすれで避ける(手は後ろに組んだまま)
6:
2回目は前に身体をかがめて、すれすれで避ける
7:
3回目は避けつつ、下にかがんで、回転足すくい。
8:
ニンジャ倒れる
9:
ハギワラ、トレイシー(役の名前)が縛り付けられてる椅子を蹴飛ばす。
10:
トレイシーの首にロープがますます食いこみ、目から涙がこぼれる(トレイシー喉から出血中)

ハギワラ:
『マスター伊藤は結構真剣に教えてくれたようだねアリ君。
 だが、本当に私を倒せるとでも思ったのかい?
 ボクは君がまだ高校生だったころにもうマスターだったんでちゅ』

ニンジャ:
『ちょっと黙れないのかぁ!』

11:
ニンジャ、ハギワラに掴みかかる
12:
ハギワラ、さっと身体をかがめ、背中にニンジャを乗せると上体を起こし、跳ね上げ、ニンジャを後ろに放り投げる。
(手は後ろに組んだまま)
13:
ニンジャ、壮大に吹き飛ぶ
14:
ハギワラ、ニンジャのマスクを掴んで投げ飛ばしながら剥ぎ取る
15:
ニンジャ、そっちに吹き飛び、ハギワラ、剥ぎ取ったマスクを投げ捨てる

ハギワラ:
『私を殺せなかったのを憂うんじゃないよ、アリ君
 むしろ喜んで欲しいものだ。
 もうすぐ愛する者と一緒の場所へ連れていってあげるからね・・・』

16:
ハギワラ、腰からバタフライナイフを取りだし、ヌラリと持つ。

ハギワラ:
『ゆっくり起き上がり給え、アリ君。
 心配しなくても、まだ殺したりなんかしないから♪』

17:
ハギワラ、身体をひねって、後ろのトレイシーに投げる!
18:
トレイシーの喉に、ナイフが突き刺さる!

ニンジャ:
『うお〜!!』

19:
ニンジャ、バク転しながらハギワラに襲いかかる
20:
ハギワラ、片手裏拳でニンジャを吹き飛ばす
21:
ハギワラ、ニンジャの腹に蹴りを3発
22:
マウント・ポジションに乗り、ニンジャの頬を打ちつける
(計5発、次のセリフに合わせて)

ハギワラ:
『非力だな!惨めだな!哀れだな!男には!値しないな!』
(5発のビンタに合わせて)

23:
ハギワラ、トドメの体制に入る。

ハギワラ:
『お前の家族でしょ。お前の恋人でしょ。そしてお前。俺の勝ち〜♪』
(※ハギワラが殺した順番を言っている)

24:
次の瞬間。ハギワラの身体が反り返り、うめく。
25:
何とそこにはトレイシーがナイフをハギワラの背中に突き立てているではないか!
26:
ハギワラ叫びながら、裏拳でトレイシーを吹き飛ばす
27:
トレイシー吹き飛ぶ
28:
ハギワラ、崩れる。
29:
ニンジャ、そのハギワラに3発のキック。
30:
ハギワラ、全て食らう
31:
そこに『ハウエル刑事』がなだれ込み、銃を構える

ハウエル刑事:
『動くな!』

32:
ニンジャがそっちに気を取られたスキに、ハギワラ、ニンジャを思い切り蹴飛ばす。
33:
ニンジャ、ハウエル刑事側に転がる
34:
ハギワラ、起きつつ、ハウエル刑事に手裏剣を投げる
35:
ハウエル刑事の手に当たり、銃を落とす

ハギワラ:
『警察は・・・好かんのじゃあ!

36:
ハギワラ、背中に刺さったナイフをゆっくり引き抜く。
37:
それを、ハウエル刑事に投げつける!
38:
ナイフが宙に舞う

39:
ニンジャはそれを『空中』で掴み、ハギワラに投げ返す!
40:
それが・・・ハギワラの脳天を直撃
41:
ハギワラ、目を剥いて、膝まで崩れ落ちる
42:
白目になり、ハギワラ、絶命。


めでたし。めでたし。
============================

ここまで!
はぁー。長かった。

ここまで読んでくれた人・・・いるのかな(苦笑)


[臨機応変ですよ]
1月11日(木)09:06pm


映画『ブラック・ニンジャ』の『エンディング・シーン』の撮影
つまり、エンディングは3日目にして撮影終わっちゃってるワケだ(笑)

===================
場所は『ニンジャの家族』のお墓。

闘いを終えたニンジャは家族の墓にそのマスクを脱ぐ。
もう、ブラック・ニンジャにはならなくて良いのだ・・・。

・・・闘いは・・・終わった。

ニンジャの肩に女性の手が掛かる。

・・・トレイシーだ。

2人はゆっくりとそこを離れると、『ニンジャ・サイクル』にまたがり、夕日へと消えていくのでした・・・。

・・・・『THE END』
===================
というシーンの撮影。
・・・ところが、一つ、『大きな問題』がある。。
それは何かな・・・??

なんと、トレイシー役の『カーラ・ブラザーズ(カルラ・ブラザーズ)』が多忙の為、今日の撮影に参加できないのだ。


・・・ダメじゃん!( ̄□ ̄;)

しかし、撮影は延期できないのだ!
・・・じゃあ、どうする・・・??
一同、頭を抱えて考える。

そうだ・・・!
『フルフェイス・ヘルメット』被せて、誰だか解らないようにしてしまえばイイんだ!

そうか・・・!
次がバイクのシーンだから、それでもOKなのか!

じゃあ、誰が被る?『カーラ』に合う体型の人はいるかな?
衣装はあるけど?

『すみませ〜ん』
『はい、なんでしょう?』
『これって、映画の撮影なんですか?』
『そうですよ』
『本当ですか!?私に「出来る事」ないですか!?』

こいつだ・・・!!

(※冗談ではありません)

何と、本当に、その人にフルフェイス・ヘルメット被せて、撮影してしまったのである!

こりゃぁ、スンゴイ(笑)

ラストシーンの感動的な場面で、『ブラック・ニンジャ』の肩に手を置く『フルフェイス・ヘルメットの女性』は、実は、『たった今まで苦楽を共にしてきたトレイシー』ではなく、『そこらにいた別の女性』なのだ。
『ニンジャ』さん。ちょっと移り気がすぎやしませんかね?(苦笑)


相変わらず、俺の出番は無いまま、明日は初のオフ(休日)。
でも、俺は映画の見せ場、『ニンジャ VS ハギワラ』の戦闘シーンの為に練習。
がんばらねば!


[エキストラ多すぎ]
1月10日(水)10:02pm


朝、起きてみたら、次から次へと人が入ってくる。
何でも、この人達は今日の撮影に出る『エキストラ』らしい。

思い返せば、エキストラを選出する為に、オーディションのビデオを何回も見てたっけ。
エキストラってそこらにいる人を使うだけじゃないのね、知らんかった(苦笑)

今日、撮影するシーンは
『韓国果物屋』
『韓国理髪店』
『韓国ネイルアート店』
の3つのシーン。

映画『ブラック・ニンジャ』のストーリーの中では、
ここら辺で絶大な権力を持ち、ここらの店から『使用金』を徴収している『フェネリー(悪役)』の手下が、集金に来た所を『ブラック・ニンジャ』に帰りうちに遭うところ。

んで、撮影はどうだったんだろか?

俺、今日はエキストラの人が多くて、『車』と『現場の駐車場』との関係で連れていってもらえなかったのだ(苦笑)
(※俺のシーンはまだ無い)


撮影現場に常にいるのは『スタッフ』だけで、実は『役者』は自分の役が無い時は『来る必要』さえ無いのです。

・・・ヒマだ〜(泣)

・・・くそぅ。。『バタフライナイフ』の練習でもするかな・・・。
(※ハギワラの役用に本物のバタフライナイフが渡されている)


[クランク・イン]
1月9日(水)08:28pm


いよいよ映画『ブラック・ニンジャ』は撮影開始!
俺の出るシーンはまだないけどね(笑)
現在撮影が始まって6時間ぐらい。
終わったシーンは『2つ』

今日のスタッフとアクターを合わせた数は『37人』ぐらい。
スタッフの数は『22名』

こんなにスタッフだけで人数が必要なんて・・・映画撮影は大変だなぁ(苦笑)

カメラのセッティングと、俳優のメイクアップを同時進行で行い、カメラ・照明・音響の用意ができたら、リハーサル。
そして、助監督の『パリス』が全員に

『セットを封鎖する!用意はいいか!?』

という投げかけをする。
これが入ると、誰もその場を動けなく、話すことも許されなくなる。
どんな些細(ささい)なノイズもマイクが拾ってしまうから、だって。

物凄い緊張感があたりを包む。

そして、用意が完了し、カメラマンが、カメラを回す。
その前に『ガチンコ』が登場して、

『シーン○○番、テイク1、カメラは用意OK、クレイトン(監督)、お願いします』

と声がかかり、クレイトンから、『この声』が掛かるのだ。

『アクション。』

そして、演技あるのみ!

『カット。』

緊張が解ける瞬間。

そして、それがOKが出たら、アングルを変えてまた撮影に入るワケだ。
ここで『全く同じ演技』が要求される。


今日の注目は
『ブラック・ニンジャ VS パウロ』のシーン。
演じるのは『クレイトン』と『ロメール(世界2位)』

外の気温は『−10℃』ぐらい。
でも、『パウロ』の衣装は『サンダル』と『薄着の長袖』、そして『長ズボン』しか着ていないから堪らない。
おまけにいざ、戦闘になったら、そのサンダルまで脱ぎ捨ててしまうのだ〜!

・・・・・・外の気温は『−10℃』ぐらい。

そこで、パウロが後ろに『サマーソルト』をして、ニンジャがそれを食らって、後ろに回転しながら吹っ飛ぶんだ。
『ピアノ線』は・・・無い。

きつかったのは、一つは『寒さ』。
『ロメール(パウロ役)』の足が素足になるもんで、少しでも室内にいないと足が動かなくなってしまう。

二つ目に『スローモーション』。
これが『アンダークランキング』という物らしい。
カメラを普通より早く回し、コマ数を増やす事により、『スローモーション』にするみたいだ。
その『サマーソルト』のシーンで、クレイトン扮する『ニンジャ』がマスクをするのを忘れてしまってたので『テイク3』まで行ってしまった。
スローモーションのシーンだったから、フィルムが勿体無かったんだね。

(※ちなみに、何と、『パウロ』が履いているのは『俺の草履』(笑))

出来は素晴らしいと思う。

今は『スタントシーン』の真っ最中。
場面は『ブラック・ニンジャ』の寝室に『フェネリー(悪役)』の手下がなだれ込んで来るところ。
2階での戦闘シーンで『ブラック・ニンジャ』がその内の4人を窓から放り捨てるんだけど、本来なら2階から落ちてくるハズの4人が飛び降りるのは実は『1階』。
落ちる最初の1人目は実は『スタントマン』。

まず、窓を開けて、そこに『シュガーグラス』という偽の壊れやすいガラスをはめ込む。
このガラスは本当に壊れやすく、ドアの振動でヒビが入ってしまった。
このガラス1枚しかないので、『TAKE2』は許されないので、1人目はプロのスタントマンに頼むワケだ。

助走をつけて、偽の窓ガラスに飛び込んでいった、

最高♪

そのシーンは2台のカメラで『スロー』と『普通』の速度で撮影された。

そして、『スタントマンではない人達』が3人、その後に1人づつ、その壊れた窓から、下に引かれたマットへ・・・落ちていった(笑)


・・・おっとこうして書いている間にも場面は進んで、次は『銃』が使われるシーンだぞ!

映画で銃が当たった所に『穴』が開いているシーンが良くあるけれど、あれはどうやって撮影されているのか?

〜〜〜〜『3分着弾クッキング♪』〜〜〜〜

まず、スペシャルエフェクトの人が、着弾部分を作成します。
2枚のコルク板(一方には穴が開いている)を基盤にサンドイッチにして、中に『導線』、『火薬』、『袋に入った7l1U!Y$r64$_9~$_!"%9%$%C%A$G!X%_%KGzH/!Y!*
その小さな爆発で、その部分の洋服が吹っ飛び、さも『弾が当たったように』見える。ってワケだ〜。
おまけに、血液も出るので『完璧』♪

(※良い子はマネしたらダメだよ!)

今からいよいよ撮影開始みたい。さて、どんなシーンになるのやら〜??


今日は夜中の3時まで撮影があるようです!
また後ほど現場の状況をお伝えします。

以上、アメリカ・フィラデルフィアから中継でお伝えしました。


[明日から、いよいよ撮影開始]
1月9日(火)00:12am


最終リハーサルは多忙を極める『トレイシー』役と『ハウエル刑事』役の俳優さん抜きで始まった。
台本に沿って、場面をもう一回通した。
『戦闘シーン』は抜きでね(苦笑)
でも、俺の最後のシーンなんかまだ一回も通した事ないんだけれど、大丈夫なんだろか?

さてさて、いよいよ明日は、ここ、フィラデルフィアで映画『ブラック・ニンジャ』撮影開始!

俺の出番はまだないけれど、実況中継させてもらうから、見逃すんじゃないぞ!
初日は『スタントシーン』もあるらしい。楽しみ(笑)


[拳で語れ!くおらぁ!]
1月8日(月)03:39am


フィラデルフィア内の柔術道場で『戦闘リハーサル』。

まず、最初に肝に命じて欲しいと言われた事が一つある。それは

『どんな、パンチも、キックも、絶対に、接触しない事。』

↑これは絶対らしい。どんな格闘映画においても言える事らしい。
撮影方法と、リアクションによって、さもパンチやキックが当たってるように見せるのだと言う。
大体どんなアクションも最低30センチは離れている。
けれど、カメラの角度によってはめちゃくちゃ痛そう(笑)

人数は20人程度かな?
映画『ブラック・ニンジャ』内に必要な戦闘シーンを全てリハーサルするんだって。


始まってみて、あまりの本格的さにちびりそうになる。

ある人は『柔術と空手』を長年やってるアクター。
ある人は『世界二位』のマーシャルアーチスト(※事実です)
他の諸々の人は『現役バリバリ最強』プロレスラー軍団

クレイトンの動きは凄いウマイし。見栄えがいいし、かなりクオリティの高い。

『パウロ』←『ハギワラ(俺)』の手下役の『ロメール』なんて・・・
何と彼の流派の拳法・空手『世界二位』ですよ!?
洒落になってないです。
空に跳ぶ跳ぶ。
キックが見えません(苦笑)
もうこれはマジでスゴイです。
映画の中では『カポエラ・マスター』を演じます。

『プロレスラー軍団』の人達は見た目は物凄い強そう。
そして、『痛そうなリアクション』のウマイ事!
・・・さすが『いつも』練習してるだけのことはある(笑)


戦闘シーンの動きは・・・千差万別。。
人の背中の上に乗って宙返りして後ろの人を蹴ったり。
サマーソルトみたいに一人が蹴り上げたらもう一人が後ろに回転しながら吹っ飛んだり。。

・・・あぶねえ( ̄□ ̄;)

・・・でも、ぜ〜んぶ『演技』。

1時に開始して、ようやく六時半に俺のパートが回ってきた。
俺と、クレイトンのバトルが全てのバトルで最大級なんだ。そうでなければならないんだ。

ぷ・・・プレッシャーです。。。

まず、最初のシーンでいきなりつまずく。
1:
クレイトン(ニンジャ)がキックとパンチをしてくる(計4発)のを『片手』で『簡単』にかわす。
(まるで蝿を払うように)
2:
クレイトンに裏拳。クレイトン簡単に吹っ飛ぶ。
3:
クレイトンが回し蹴り3発連射。
4:
1発目(回し蹴り)は簡単に身体を後ろに反らして避ける。
(この間、手は後ろに組んだまま、余裕の表情でスイスイ避ける)
5:
2発目は身体を前に曲げて避ける。
6:
3発目は避けつつ、『回転足すくい』
7:
クレイトン吹っ飛ぶ。

↑が一番最初の俺の戦闘シーン。
こんなのいきなりできるかぁ!?
日本で『回転足すくい』をしている人を見た事ないぞ!

それで『回転足すくい』を練習開始。どうしても成功しない。。
回転する事50回以上。膝サポーターを付けてるけれど、自分の体重全てが右膝にかかるから、右膝の皮がめくれた。
でもそれぐらいで止めることはあり得ないので、まだ練習。

そして・・・できた!

ここまでで1時間半。。
・・・まだココまでの10倍以上の戦闘シーンがあると思うと気が遠くなるよ(苦笑)
今日はもう『タイムアップ』で、戦闘リハーサルはココでおしまい。

俺と、クレイトンのバトルは撮影日程の2日オフの後に設定されている為、そのオフ期間中に練習する事になった。。
・・・ううう。。大変な事になってしもうた〜(泣)

今日は最終リハーサル。明日は・・・クランクイン!


[命をフィルムに焼き付ける]
1月7日(日)01:38am


アシスタントのスタッフとの打ち合わせが、フィラデルフィアの『とあるカフェ』であった。
集まったのは7人のアシスタントの人達。

まず、軽い自己紹介の後、映画『ブラック・ニンジャ』の内容を説明して、撮影中に来る事のできる日程を確認した。

本当の『スタッフ・ミーティング』は月曜日にあるんだって。


『この映画は『35mm』です』


と言った瞬間、そこのみんなが真剣な表情になった。
『35mmフィルム』というパワーはスゴイ『らしい』
『16mmフィルム』とは全く違う威力を持っている『らしい』
『35mmフィルムに出演しました』というパワーは強い『らしい』

曖昧(あいまい)でゴメンね(苦笑)

・・・どう違うのかな?
フィルムの大きさが『35mm』なのかな??
うむー。。ワカラン(苦笑)

大まかなロケ地の説明が始まった。。
=============================
『助監督の家』
三つの家に見える為、一つの家を3つのシーンで使用する。

『クレイトンのお姉さんの家』
4.5場面に使用する。

『家庭裁判所』
ストーリーのあちこちに登場する『裁判所』のシーンに使用

『警察署・留置所(※本物)』
警察のシーンに使用。
=============================
あとは・・・何だったっけ??忘れてしもうた(苦笑)

撮影方法は
『アンダークランキング』『オーバークランキング』を駆使した『ジェット・リー』方式で戦闘シーンは『ミュージックビデオ』のクオリティを保つ

らしい??

意味がワカラン単語ばかりでさっぱり(苦笑)
『アンダークランキング』とか『オーバー』とか・・なんなんだろか??
ちくそー。。解らんぞ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『窓ガラスを割るシーン』の説明
このシーンはシュガーガラス(偽モノのガラス)を使用し、撮影。
スタントマンを使用する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すげ〜( ̄□ ̄;)
『スタント』がいたとは知らんかった〜


実は昨日寝たのは朝の5時。。
起床は朝の8時。

つまり3時間しか寝とらんぞ!
何をしてたかっていうと、『エキストラ』の人を選ぶ為に、4時間にも及ぶオーディションビデオを見返してたんだ。
・・・つかれた・・・。。

明日は午後1時から『戦闘リハーサル』。

なのにクレイトン(監督)は今日も大忙しで、また『3時間』しか寝れないらしい。
監督業って命を削りますなぁ・・・。

がんばって!クレイトン監督!クランクインまであと2日!


[プロフェッショナル]
1月6日(土)00:11pm


昨日言ってた『マスター伊藤(映画内の役の名前)』の衣装は何と一夜明けたら全く違う『カッコイイ衣装』になってた!
これにはビビッたね!マジで。

初めて衣装の人達が本当にプロなんだなって感じた。
(※今まで『ちょっと』疑ってた。ごめんなさい)

あと、『ギー』という音響の人はどうやらクビにして、2000$でいいと言ってくれている人に変えるらしい。
シビアですなぁ〜(苦笑)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『午後3時』から『夜11時』までフィラデルフィアの映画会社のオフィスの一室でリハーサル。

それも『全く同じ演技』が『何回も』できないといけない
これは多分、話しに聞いた事があるかもしれないけれど、
映画では、全く同じシーンを違う角度から撮影して混ぜ合わせるらしいんだ。
だから、『全く同じ演技』の『違う角度のアングル』からの撮影を可能にする為にそうするんだって。

でも、時間はそんなにない。
だから、パートの短い人にかける時間は大体20分弱ぐらい。
その間に、改善し、OKが出たら帰宅。という感じだった。
普通の人は大体『夕方5時』に帰宅。
クレイトンと『トレイシー役の女優さん』は夜の11時まで。
この2人が主役ですもん!

リハーサルは全体的に緊張したムードを作らないように心掛けてあった。
でもみんな真剣。
でも、アクター全員が同じ立場から話せる空間はいい。
監督が威張り散らすワケでもないし。
『全員で一人一人ががんばって良いものを作る』
というムードが良かった。

ここで配役をおさらいしておくと、
=========================================
ヒーローは『ブラック・ニンジャ』=弁護士『マリック・アリ』
ヒロインは心理学者『トレイシー・アレン』

悪役は
ニンジャに恨まれているが、ニンジャの命を狙う冷静・冷酷・残忍・非道な殺し屋『シンジ・ハギワラ』と
トレイシーの命を狙う、この地域を仕切っている悪者『フェネリー』

そして警察は
被告人をほぼ100%の無実にしてしまう弁護士『マリック』を自分の仕事を奪う天敵と感じている刑事『ハウエル』
=========================================

↑の5人が主用キャラクター。(※俺はハギワラを演ずるのね)

しかし。

何と俺以外の全員がもう何作も映画をこなし来たプロフェッショナル!
洒落になってない程演技がうまい!ウマすぎる!

うひゃ〜( ̄□ ̄;)

『ハウエル刑事』に関しては今現在コロラドで違う映画の撮影中で月曜の最終リハーサルにしか来れないという。
うーむ。スゴイ所に来てしまったものだ(苦笑)

実は、今日のこの練習まで、俺はこの映画をちょっと侮っていた。
しかし、今日、それが『大きな間違い』である事に気が付いた。
この映画には『感動』も『笑い』も『怒り』も詰まっている。
絶対にこれはスゴイ映画になるぞ!

今日の練習で
『この映画・・・もしかして日本まで行くんじゃないか・・?』
という考えが生まれた。まだ現実味はないけれどね(苦笑)

何にせよクランクインまであと『3日』。
できる限りの全てを尽くしてがんばろうと思う。


[神輿(みこし)の達人(?)]
1月5日(金)00:31am


今日は朝から忙しかった(みたい)
まずは『音響担当』探し。
結局『ギー』という男の人で手を打ったみたい。

よし!これで一応映画撮影に入れるぞ!<俺が撮るワケじゃないけど(苦笑)

何でも、『ギー』は報酬として4000$(約44万)を先払い・現金で要求してきたらしい。
だから今はお金が無いって言ってるのに・・・。。。

んで、結局どうなったか。

先に現金で前金として、2000$(半額)を支払い、撮影後、残りの半分を支払う事で決着した。(らしい)
彼以外に現時点で音響を頼める人はいないので彼で決定。

何にせよこれで撮影に入れるからクレイトン(監督)も大喜び!

良かった良かった。。


それから午前中は衣装を試しに着ることになった。

衣装の『ジュリー』と『サンディー』の衣装の場所へ出かけていって、現時点で製作されている衣装を着てみる。

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。。(^^;

・・・まあ、『アメリカ』のニンジャは『こう』なのでしょう(苦笑)

俺の衣装(ハギワラの衣装)は
『黒のストレートのズボン』
『赤のタートルネック』
『赤の羽織系の胸当て』
『バットマン並の筋肉』
『赤の着物系衣装』

まあ大体こんな感じ(笑)。でも『まだまだ』『色々』あるらしいぞ!!

『ブラック・ニンジャ』のほうも中々『イイ感じ』だよ。多分。
だけれど、どうも『カンフーマーク』が納得行かないなぁ(苦笑)
ま、しょうがないか。。うむー。

そこに『マスター伊藤』の衣装を着た、『フォン(彼の名前)』の写真があったので見せてもらった。

ふーむ。そうね。。『日本的』な感じだね。
黄色系の羽織に、『日本的』なバンダナ・・・と。許容範囲ですな。うむ。
うーん。この『黄色の羽織』がいいですなー。襟に輝く『大名行列』の文字が何とも・・・

・・・?

・・・『大名行列』???


・・・(°∇°;) !!

『大名行列』って何じゃ〜〜!!
『マスター伊藤』って何の『マスター』なんじゃい!
これじゃ夜店の怪しいオジちゃんじゃんか〜(泣)
(※俺が見かねて『大名行列』の意味を教えると、その部分はどうにかして隠す事に決定しました。)


その後、いくつもの仕事や、予約、映画プロダクションを走りまわった。
もうクレイトンの電話は1日中鳴りっぱなし!
次から次へと関係者から電話が入ってくる。

それから、今日と明日を使い、小さいパートを演ずる(1行とか2行とか)俳優のオーディションをする為に『とある事務所』ので4時間ぐらいオーディションをして、人が来ない間はセリフの練習をした。

ふぃ〜疲れたよ〜。。(;-_-) =3

明日はアクター勢ぞろいでリハーサルです!いよいよですな!!ドキドキしますな!


[音響担当を探せ!]
1月4日(木)00:58am


何やら映画製作に問題が生じたらしい。
何でも、『音響』担当の人が急用で撮影に参加できなくなったらしいんだ。
それでクレイトン(監督)は朝6時から今まで(夜中の12時)一日中新しい音響を探す為に走りまわった。
しかしまだ見つかっていない。。

・・・無事見つかることを願うしかないです。
恐いな〜

それのせいで今日のハズだった衣装の着付は延期。
でも撮影は延期させるわけには行かないから、どうしても探さなくてはいけない。

がんばれ!クレイトン監督!

 


[ただいま?]
1月2日(火)11:53pm


こうしてホント『ちょっと』の休暇も終わり、とうとう本当にこれから約1ヶ月は映画『ブラック・ニンジャ』撮影の為、ここ『フィラデルフィア』から出る事はないと思う。

・・・いよいよですな!ドキドキしますな!
洋画ですよ?出演ですよ?

今日は、メイクの『キャッツ』に会ってきた。
彼女はニューヨーク沿いのニュージ%c!<%8!<$K=;$s$G$F$=$3$+$i%a%$%/F;6q$r%U%#%i%G%k%U%#%"$^$G1?$s$G$$$/0Y$@!#

彼女の家に着いた。

彼女の年齢は・・・見た感じ40代かな?
黒人の女性で結構スリム。白人の男性と暮らしている。
クレイトン(監督)と俺が部屋に入って、俺はソファで本を読んでいると、何やら奥で話しこんでいる。
聞き耳を立てると、どうやら『金』の事らしい。

知っての通り、この映画の『報酬』は完成の『半年後』しか払えない。
その理由はズバリ1つ
『今は払うお金は誰も持っていないから』


これがデカイ映画会社となってくると話しは違うだろうけれど、こっちは『インデペンデントフィルム(自主製作フィルム)』だからね。
予算はギリギリ。余裕はない。
大体1000万弱で製作しようと思っているようだ。(多分。もしかしたら違うかも)

『キャット』は書類を取り出し、クレイトンに『署名』を求めている。
でもその書類の内容がちょっとおかしいようだ。

その『キャット』はメイクアップアーチストなんだけれど『女優』になりたいらしい。
そして、今回の仕事を300$で引き受けた。(引きうけ金かな?)
そして、その300$は払った。

もうそこで商談は終わっているハズだった。

しかし彼女は
『私がフィラデルフィアにいる間の食費ともろもろの経費を払ってくれ』
と言って来たからたまらない。
製作側から言ってみれば
『そんなの知ったことではない』
の域らしい。

そりゃ確かに『ジャッキー・チェン』や『ハリソン・フォード』級だったら話は別らしいけどね。

それで何か彼女は言っている。
クレイトンは彼女に理解を求める様にとても穏やかに対応している。
それがとてもうまい。
彼女を怒らせる事なく、見事に納得させ、彼女はこの仕事を引き受けた。

クレイトンは車内でこう言っていた。
『監督は常に冷静で、絶対に怒ってはいけない』
と。
それとこうも言っていた。
『私が有名なアクターだから、みんなは私が金持ちだと思っている。そして私からのオファーだから物凄いお金がすぐに手に入ると思っている。でも、それは間違いなのに。』
もし、この映画が失敗すれば・・・彼の人生はそれは恐ろしい事でしょう。
これぞ『ギャンブル』ですな(苦笑)

というワケで只今クレイトンの姉さんの家です。
撮影中はずっとここにお世話になるわけだね。
腹減った・・・何か食い物ないやろか?


[今日もココから・なぜかココから]
1月1日(月)05:58pm


いや〜!昨日の『タイムズスクエア』は凄かった!
もう世界中からの何万人という人ごみが溢れ返っていたね!
いや〜ホント凄かった!

・・・・・。

・・・・ん?

なぜ『俺』が『タイムズスクエア』の事について語っているかって?
お前さんは『フィラデルフィア』にいたハズだろうって?

チッチッチ、甘〜い!
この神出鬼没のワタクシは昨日のタイムズスクエアのカウントダウンにしっかり参加していたのです!

※本当です

そもそも俺はもうフィラデルフィアから帰ってこれないモノだと思っていたら、一度帰れて、1月2日にまた集合って言われたんだ。あらまあビックリ(苦笑)

というワケで、昨日はタイムズスクエアの『バージンメガストア前』、つまりタイムズスクエアの中心部へ『カウントダウン』へ行って来たのです。
本当は、風邪を引きたくなかったから、行くかどうか迷ったけれど、『昭夫さん』の写真展覧を見に行きたかったから、行って来たんだ。

タイムズスクエアに着いたのは午後5時。カウントダウンまで7時間。
し・か・し!
なんともう既にタイムズスクエアには人が溢れ、バリケードを張って、遠い所しか入れないように規制されているじゃあ〜りませんか!

・・・ヤバイ。

入っても、警察の導きのもと、決められたブロックにしか入れない。
『バージンメガストア正面』なんて、通りの真中を隔てて、遥か向こう側だ(汗)
しかし、ココまで来て、諦めるワケには行かない!
そこで、隣のブロックへ移動して、少しづつ、『バージン正面』のブロックまで近づいて行くことにした。

まず、どのように隣のブロックへ移動しようか?
警備の警察は『星の数』程いて、その中の一人に尋ねてみる。

『すいません。隣のブロックに移動したいのですが・・・。』

各ブロックの間にはバリケードが敷かれ、その出入り口は警察がしっかり規制している。

『一回出て、8アベニューまで、行って、ぐるっと回るんだな。』

クソ。一回出たら、もう入れてくれない事は解っている。
それを承知で言ってるからタチが悪い。

そこ以外の出入り口が無いか、探してみたけれど、見当たらない。

う〜む。。。困った。。。

(このままではココから移動できないまま、時間が過ぎて、昭夫さんの写真なんか見に行けないぞ・・・)

そこで、ある事に気が付く。

(あれ?…そういえば、俺、昭夫さんの『フライヤー(スタイリッシュな広告)』持ってなかったっけ?)

トランクを開けてみると・・・。・・・。・・・あった!!!
よし!これだ!

あれれ?ユウキ君は今度はさっき迄とは打って変わって、堂々として警備の警官の所へ向かっていきましたよ??

『すいません。』
『なんだい?』
『私は、バージンメガストア正面で開催される、「NON−COLORED(昭夫さんの写真展)」の関係者の者です。私は、日本からゲストで招待されたので、早急にバージンメガストア正面に行かなければならないので、通して頂けませんか?』

と言って、ユウキは『フライヤー』を、さも『許可証』の様に差し出す
警官はそれに見入る。

『え〜・・・っと??ふむふむ。それならばしょうがないか。通って良し。』
『どうもありがとう。』

よっしゃ!やった!これは行けるぞ!ふふふ。まさかココまでこの『フライヤー』が効き目があるとは。

その方法で、2ブロッククリア。
後は、通りの反対側へ渡って、バージン前のブロックに入れればOKだ!

よし。

・・・ところが。
その通りの反対側に行くのが大変だった。
その警官には
『バージン前に行かなければならない』
が通用しなかったのだ。何を言っても
『そんなの関係ない。俺の知る所ではない。ココは通せない。』
だった。

その時、俺の横の2人組がこう言った
『あのーすみません。私達はあそこの「アイーダ」というミュージカルを見に行かなければならないのですが・・・』
『・・・チケットは持ってるか?』
『はい。ココにあります。』
そう言ってチケットを取り出す。
『よし。・・・誰か、この2人を向こう岸まで送っていってくれ!』
違う警官が、その2人を向こうまで送って行った。

・・・これは・・・使える!

その警官が交代したのを見計らって、ユウキは近づく。
手にはフライヤーを『裏返し』で持ってた。(※これが重要だった)

『あのーすみません。私達はあそこの「アイーダ」というミュージカルを見に行かなければならないのですが・・・』
『そうか・・それなら、・・・おい!誰か、向こうまで送っていってくれ!』
眼鏡を掛けた(※これも重要)警官がこっちへ来た。
『どうした?』
『「アイーダ」を見に行くらしいから、向こうまで送ってくれ』
『いいのか?』
『チケットを持ってるから』
そういって、その警官はスッと俺の手元を指差す。俺はフライヤーを反対向きに持ってたのだ!
『そうか。じゃ行こうか』

よっしゃ〜!!
そうして何とか向こう岸に到着。
そしてもう一度『フライヤー作戦』を使い、見事「バージンメガストア正面」に辿り着いたのである!!

パチパチパチ!(拍手)

昭夫さんはビックリ!だって俺が来るとは思ってなかっただろうしね(笑)
『ユウキ〜!いいの〜??』
『もちろん〜!この為「だけ」に来たよ〜!』

昭夫さんが
この1年間
毎日0時0分に
タイムズスクエアの
バージンメガストアで撮った写真は
世界最大のCD屋さんである
バージンメガストアの
正面を全て木の板で封鎖された
壁の一面を埋めて
ドッカンと掲載されていたのだ〜〜〜〜〜〜!!

『NHK』がそれを丹念に取材していったから、NHKを見逃すな!!(笑)
昭夫さんもインタビューを受けていた。
実は俺はその時、昭夫さんのすぐ横にいて、話してたんだけれど、カメラには収まらなかった。
俺の『舞台』ではない。『昭夫さんの大舞台』だからね!


タイムズスクエアでカウントダウンって言っても、6時間待ちはキツイ。
『トイレ』にも行けない。
もし一度出たら帰って来れない。

みんな寒さをこらえて待っている。

10時のカウントダウン。(1時間ごとにカウントダウンをする。』
終わったら、にわかに賑やかになってきた。
キラキラのボンボン・キラキラのカツラ・キラキラの首かざり
細長い赤色の風船・インスタントカメラ(27枚撮り)
などが全て『無料』で配られる!

スゲ〜

そして銀色の紙吹雪が空を舞い、地球の形をした青色の大きな風船が降ってきた。
そして『良く解らない巨大な爺さん』と『不気味な巨大な赤ちゃん』のパレードがあった。
みんなは一気に盛り上がる!
特にカメラが自分の方を振り向いた時なんかスゴイ(笑)

11時のカウントダウン!
いよいよ後、1時間!
『MTV』のイベントが始まった。タイムズスクエアは巨大なクラブへ姿を変える。
音楽に合わせて、みんなで風船を降ったり、好きに踊ったり。

そして。

いよいよ『その時』がやってきた!

60秒前からのカウント!

・・・30秒。後、30秒で2001年!
みんなもカウントを始める

10!
9!
8!
7!
6!
5!
4!
3!
2!
1!
『☆ハッピーニューイヤーーーーー!!!☆』

その瞬間。

色とりどりの紙吹雪が降り注ぎ。
吹き上げる花火が空の色を変え。
人々は人種・国籍・性別を関係無しに『ハッピーニューイヤー!』と叫んで抱き合った。

紙吹雪は地面を埋め尽くし。
音楽は止む事も無くなり響き。
歓喜はまだ続いていた。

そうこの『一瞬』。
この一瞬の為だけに何万人の人が待っていたのだ。


やがてそれが収まって来た。
俺は風邪を引かないように帰るので、昭夫さんに挨拶しに行った。

『昭夫さん。俺、帰るよ。』

固く握手を交わし、再会を約束して、別れた。
進む道は違っても、スタート地点は同じだった戦友だから。

 

12月のダイアリーへ