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[あうぅ]
8月30日(木)10:56pm


今日も朝10時からGMTスタジオでのリハーサルです。

俺は朝5時半に起床して、7時には家を出なきゃいけなかった。
カルバーシティという遠く離れた場所にあるそのスタジオに行くには、
3時間前にはここを出なきゃいけないんだ。

バスを乗り継ぎ・・・着いた!

続々と集まってくる「汚れ6人衆」のメンバー達。
俺はみんなが集合するまでの間、近くをジョギングしてくる事にした。


さて、今日の練習は、またパンチの練習からスタートです。

今日は「フック」と「コンビネーション」の練習。


フックを打つ時、肘はどのような角度を向いているのか。
実践で打つべきフックと、映画で打つべきフックはどう違うのか。

続いてアッパーカットも。
それから、連続で打つ練習。

パンチの練習だけで1時間半ぐらい。
それからキックへ。

今日は、上段前蹴りを重点的にやった。
なぜかというと、俺のシーンの中に、

 【2人で両側から1人の男を挟み蹴りする】

というのがあるからなんだ。
だから、とにかく蹴りがキレイに見えるようになるまでキックを打ちつづけた。

10時から始まった練習は、12時ちょっと過ぎまで続けられた。

そのトレーニングを締めくくったのは、「シャドーボクシング」だった。

自分の前に空想の相手を想定して、その相手とボクシングをするんだ。
1分間の「シャドーボクシング」を3回。

それだけでヘトヘトになってしまった。。


全身が筋肉痛で痛い。 
でも、確実に技術的に向上しているのが分かる。

明日も10時からだ。
よく寝て、万全の体制で臨もうと思う。

 


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[戦闘準備!]
8月29日(水)09:57am


集合時間前のお昼12時半に、俺は「GMTスタジオ」に到着した。
オフィスへ行って映画【レッドへリング】の撮影場所を聞くと、「ステージ1のスタジオB」だと教えてくれた。

道路を歩いて目的地へ向かう。道路の両側には体育館ほどの大きさの建物がズラリと並んでいた。

・・・これが「スタジオ」なのかな?



10分ぐらい歩いて、ステージ1という建物の、スタジオBという部分の前に来た。

これがスタジオB


スタジオにはたくさんの人達が入ったり出たりしていた。
その中に、監督の姿もあった。 監督の「ヘンリー」だ。

俺はヘンリーに挨拶をした。


++++++


実は、前日に1本の電話が入っていた。
俺は、29日(今日)に撮影があるものと思っていたけど、今日は無いらしい。

今日は、リハーサルをするらしいんだ。

その電話の主の「マリア」はそう俺に伝えた。


俺は、スタジオBの前で、マリアに会う。
彼女は30〜40代ぐらいの女性だ。映画の中では俺達「汚れ6人衆」の鬼教官を演じる。


・・・・ええ!?! あの「マリア」か!!

実は、この「マリア」、俺の友達だった。

前、映画【エッジ】のオーディションへ行ったとき、マリアは俺のすぐ後ろに並んでいた。
待ち時間の間ヒマなので、俺達は話してたんだ。
彼女は「テコンドー」で、「北アメリカ支部」の「ナショナルチーム」に4年間在籍した武道のスペシャリストだ。

まさかこんなところで再会するなんて!!


昨日の電話が、まさかこのマリアから掛かってきていたなんて全く気付かなかった。
向こうは気付いてたらしいけどね。

彼女は昨日の電話で、こうも言っていた。


  【運動できる格好をしてきてね。】


だから、俺は高校水泳部時代のジャージを持ってきた。
水色のジャージだ。みんなから「ドラえもんジャージ」と呼ばれていた逸品だ、?


あらためて、「マリア教官」から今日の予定を聞く。


今日は、「ボクシングのシーン」と、「ファイトシーン」のリハーサルをするらしい。
ボクシングでは、プロボクサーが参加して、個人指導でみっちり教えられるそうなんだ。



【さて、トレーニングが始まるまでスタジオ内を探索しよう!】

まず、入口を入ってすぐに、食事用の長いテーブルが置かれている。
テーブルの上には、まるでホテルのバイキングを思わせるぐらい豪華な料理がズラリ。
撮影期間中の食事を賄うだけで、200万円の費用が掛かっているらしい。


そのテーブルの後ろは・・・なんと刑務所のセットが組まれている。

独房だ。


このセットは脱出不可能の刑務所「アルカトラズ」を忠実に再現されているそうなんだ。
映画【アルカトラズからの脱出】など、数多くの映画撮影に使われたそうだ。

独房などの壁は、一件コンクリートや鉄板のように見える。

だけど、触ってみると・・・・「板」なんだ。

本当に重要な部分は鉄骨などで構成されてるみたいだけど、他の部分はハリボテだ。


そのアルカトラズ収容所の独房の隣には、刑務所の「外壁」のセットがある。
屋内のハズなのに、外壁が屋内にあるのは妙な感じだ。

これも・・・コンクリートじゃない。板だ。
鉄パイプに見える部分は・・・・竹だ。

ペイントによってここまで見分けがつかなくなるとは驚きだ。

セットの裏から見たらハリボテだってバレちゃうけどね。



更に奥へ進んだ。なんと「裁判所」があった!

うーむ。。凄い。 凄い。

完璧な裁判所が再現されている。
全然ニセモノに見えない。

傍聴席・裁判官席・陪審員席、そして被告席・検察席、、、

なにから何まで完璧だ。スキがない。
今はちょうど、照明を吊り上げている現場だった。

上を見上げると・・・やっぱりセットなんだな、って分かる。



そろそろ時間だ。トレーニングへ行かなきゃ。


++++++


そこには、9人の人達がいた。
武術インストラクター2人と、その生徒7人。

武術インストラクターの面々は、元軍人(サシャ)と、元テコンドー北アメリカ代表選手団員(マリア)
逆に生徒は、「汚れ6人衆」と、警備員の役をする1人が参加している。


まずは入念なストレッチ。マリアの指導の元、行う。

ストレッチをしていると3人のデカイ人達がやってきた。
彼等が・・・プロボクサーの人達だ。

俺達は3つのグループに分けられた。

でも、1対1で指導されるのは俺だけだ。

なぜかというと、ボクシングのシーンでは他の人達は一瞬しか登場しない。
だけど、俺は違う。25秒のシーンで、45秒間撮影されるんだ。

だから少なくとも45秒は「試合」をしてないといけないんだ。


まず、足の位置の基本を教わる。 そして基本的な動き方、ガードの仕方。
それから、左手のジャブ。 ジャブを打つ時、足はどのように動くのか、
続いて、右のフック。ジャブと1セットにし$FBG$DN}=,!#

ワンツー、ワンツー、ワンツー。
型がつくまで練習させられる。

それを実践的に織り交ぜて練習を続ける。

そして、「相手のパンチの食らい方」。
映画では実際にヒットさせるわけではないので、どのようにリアクションを取るべきなのかを練習する。


少しづつ、少しづつ練習は濃くなっていく。
自分の練習に一生懸命だったので、他の人達がどんな練習をしてたか目に入らなかった。

1時間の練習ののち、何とか試合みたいに見えるようになった。

今日のボクシング練習はここまでらしく、ボクシングの人達は帰っていった。


+++++++


さて、ファイトシーンのリハーサルはここで終わらない。
次はボクシングのシーン以外の部分へと入っていく。

今日は初歩的な「映像的武道」を教えてくれるらしい。

一般的な蹴りから始まり、
●下段蹴り
●中段蹴り
●上段蹴り
●下段回し蹴り
●中段回し蹴り
●上段回し蹴り
●足刀蹴り
●前蹴り
●後回転回し蹴り
●内蹴り

などなど。どれがどれだか分からんけど、とにかくたくさん。
それらを組み合わせ、3人4人などでの乱戦の仕方など。

とにかく充実した3時間だった。

・・・3時間!?


俺達は3時間も戦闘訓練を受けていたのか・・・
明日は筋肉痛に悩まされそうだ。


と思ったら、明日は午前10時から練習だそうだ。
・・・午前10時にスタジオ入りするには、朝6時に起きなきゃいけない。

もうそろそろ寝るかな! 今日はリハーサルだったので報酬はありませんでした。


[明日からだ!]
8月28日(火)10:21am


映画【レッドへリング】のスタッフから電話が入った。

スタッフ「こんにちわ、ユウキさん。29日の午後1時よりGMTスタジオで撮影が始まります。
     集合時間・住所などはメールで送っておきますので、ご確認下さい。」

メールを確認する。・・・確かに届いている。
そのメールの中に、「奇妙な一文」があった。

  「台本に一部変更があります」


え?本当ですか?
俺はそこにあったURL(アドレス)をクリックし、台本を読む


すると・・・・・


何て事だ!!! 俺のセリフが 「6行」から、「2行」に減ってるじゃないか!!
おい!どこが「一部」なんだよ!!

それも、俺のセリフは、こんな短い2行だけ

  【カリフォルニア ロールが恋しいよ。LAに帰るのが待ちきれないな】

        【時差ぼけだ。ちょっと眠るぞ。】

オーマイガッ!

これじゃエキストラのセリフと変わらんじゃないかー!!
上記のセリフの他に、「汚れ6人衆」の6人で声を合わせて言うセリフもないわけではない。

だけど、「俺だけのセリフ」がこれだけ減ったのはちょっとショックだ。。

指定されたURLを見ると、そこに明日の撮影予定があった。
うむ。俺の名前もハッキリ書かれている。

電話では、撮影は午後1時から始まって、約10時間あるらしい・・・・

  という事は、単純計算でも午後11時まで撮影があるっていう事か

   ・・・俺は無事に家に帰りつけるのだろうか?


そして、明日撮影するシーンだけど、「ボクシング」のシーンも含まれているようだ。
俺は筋トレを毎日やってきたけど、ボクシング選手として充分とは言えない身体だと思う。
だけど、明日撮影なんだ。 

  悔しい。

しょうがない。やれるだけの事をやろうと思う。


いよいよ明日から、ハリウッド映画の撮影だ!! ここで、撮影風景を完全に実況致します。
インスタントカメラも2個持っていって、バチバチ撮りまくります!!

さぁて、どーなるんでしょうかねぇ〜


[平日]
8月27日(月)04:37am


美和子ちゃん(母親)を見送りの為に空港まで送って行き、俺は電車で家に帰った。
家に帰るとすぐに着替え、「ランニング→水泳→筋トレ」を済ませる。

それが終わって次の映画【レッドへリング】の台本を読んでいると、急に眠くなって寝てしまった。


 次の日。


朝、起きて、ランニング→水泳。 
映画の台本、マンガと料理の本に読みふける。

それから筋トレ。

・・・文字に直したらこれだけで2日間が終わってしまった・・・

映画はもうすぐ撮影が始まるようだ。(俺のシーンはまだだけど)
一体リハーサルはいつするつもりなんだろうか? いまいち不透明で良く分からない。


俺に課せられた任務は「身体を鍛えること」と「セリフを覚えること」の2つなんだけどね


[ハリウッド練り歩き!]
8月24日(金)10:07am


宮崎から持ってきてもらったピカピカの新米でおにぎりを作る。
それと「伊達巻(卵巻き)」とをアルミホイルで包み、「お弁当」を作ったんだ。(俺が作ったんじゃないけど)

空のペットボトルにジュースを入れて「水筒」とする。


よし、今日も観光に出発だ!


今日は俺は美和子ちゃん(母親)を映画鑑賞に連れていくんだ。
目的の映画は「ジュラシックパーク3」。


「映画」といえば「ハリウッド」でしょう。
とりあえず地下鉄に乗って、ハリウッドの中心街へと向かっていった。

ハリウッド通りを歩いていると、土産品店が立ち並び、イイ感じだ。
サングラス店・洋服店・古本屋など、ハリウッド通りの店にブラブラ立ちよりながら歩いた。

古本屋では、古い絵本やゴッホ・ピカソ・ルノワールなどの絵画集とか、魅力的な物がたくさんだ!

美和子ちゃんは、3冊の本を買う事に決めたようだ。


3冊で・・・38$。

これは高価だ。。
しかし、喉から手が出るほど欲しいのだ。

そこで、俺が値段交渉に出る事にした。


俺 「すいません」

店主「はい」

俺 「これ、値引きできませんか?」


 直球勝負だ。これが効いたのかどうか、27$まで下げてくれた。

そんな風に商店街をブラブラ歩きながら「チャイニーズシアター」という観光名所までやってきた。
だけど、結局「ジュラシックパーク3」を上映している映画館は発見できなかったんだ。


多分、今日だけで15キロは歩いたと思う。
足がフラフラだ。。
だけど、街を歩かなきゃ発見できない事をたくさん発見したと思う。


とりえず、ジュラシックパークは次回へ持ち越し。

明日はリトル東京へ連れていかなきゃ。



・・・映画撮影のリハーサルっていつあるんだろう?


[映画産業]
8月23日(木)09:56am


今日は、美和子ちゃん(母親)をユニバーサルスタジオ観光案内にご招待致します。

早朝にトレーニングを済ませ、さぁユニバーサルスタジオだ!!
・・・と意気込んで地図で所在地を探すんだけど、見つからない。

どうして?

どうやら、「ユニバーサルスタジオ」というのは「ユニバーサル」という会社のスタジオの事で、
あの遊園地自体を探すときは「ユニバーサルシティ」というキーワードで探さなきゃいけなかったんだ。

それを知らなかったもんで、ちょっと時間がかかった。

でも、程なく発見し、さぁユニバーサル・・・・シティ(?)だ!!


++++++


入場口の前で記念撮影をして、入場チケットを買う為に列に並んだ。
大人の入場料は$43だ。

入場チケットを購入し、園内に入った。
最初のアトラクションは・・・「スタジオツアー」だ!

これがユニバーサルスタジオの一番の見所らしいんだ。

並んで5分もしないうちに俺達の番がやってきた。

トラムに乗り込んで、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」や、「大地震」、
「キングコング」や「ジョーズ」や「ハムナプトラ(MUMMY)」などのセットをアトラクョンに改造したものなどを巡る。

30分以上のトラムツアーで、大満足!!

入場料は高かったが、このツアーだけで元を取った。(と思った)
その後、

「バックトゥーザフューチャー」「ジュラシックパーク」
「E.T.」「MUMMY(ハムナプトラ)」「ウォーターワールド」

とアトラクションを回った。

実は、俺は2年ぐらい前に一度来た事があったんだけど、どういうわけか今回もめい一杯楽しかった!!

美和子ちゃんも年甲斐もなく大はしゃぎだ(笑)
ディズニーランドは子供の為のテーマパークという感じだけど、
ユニバーサルスタジオは大人も楽しめるテーマパークといった感じだ。

いやぁ、楽しかった。また来よう。



帰り道、トイレに「お気に入りのサングラス」を忘れて来た。

ショックだ・・・あれは数あるサングラスの中で【唯一】俺に合ったサングラスだったんだ。。
取りに帰った時にはもう既に無かった。

この穴を埋めるべく、俺は眼鏡屋を回って同じサングラスを探したけど遂に見つからなかった。
しかたないので、似ているサングラスを今は使っている。

だけど、逃した魚は大きい。やっぱりしっくり来ない。
今日も眼鏡屋さんを回ってみようと思う。


+++


ユニバーサルスタジオへ行って、映画が人々にとってどれだけ大きなものなのかを感じた。
そして決意を新たにした。


[長旅]
8月22日05:21am


美和子ちゃん(母親)が、来米する便を変更したので、
空港に迎えに行くには家を朝の7時半に出なきゃいけない。

台本も読まなきゃいけないし、朝早くに起きる自信もなかったので、徹夜してたんだ。


眠い目をこすりながらバスにゆられて3時間。
ロサンゼルス国際空港に到着した。

それから更に待つこと2時間。
やっとこさ美和子ちゃんが重い荷物を抱えてゲートから出てきた。


その重い荷物を抱えて、バスで帰途へ。・・・・また3時間。
流石にヘトヘトです。。

家に到着しました。


肝心の美和子ちゃんの荷物の中ですが・・・・・・・すげぇ!!

「カレー粉2Kg」「やぶれ饅頭」「ういろう」「地鶏炭火焼」「どらやき」
「甘いか」「ハイチュウ」「味噌汁」「ふりかけ」「トランクス」
「ジャージ」「甚平」...etc....etc....etc...etc...etc..etc..etc...

俺の部屋が日本の物で埋まってしまった。
実は、美和子ちゃんの荷物の大半は、俺へのお土産だったのだ!

いやぁ、オーディションをさぼって迎えに行っただけの事はありましたなぁ(おい)


++++++


おはようございます!
いやぁ、空は日本晴れ♪ カルフォルにアにも小鳥さえずる朝がやって来ました。

本日、私はお土産に報いる為、身を粉にして観光案内に務めさせて頂きます。


本日ご案内させて頂きますのは・・・「ユニバーサルスタジオ」でございます!
ハリウッドの御本家、スーパー観光名所でございます。

乞う、ご期待あれ (今から走ってきます)


[好機→嫌機?]
8月20日(月)10:22pm


映画【レッドへリング】の台本を朝から読みふける。
知らない単語を辞書引きしながら読むため、その作業は果てしなくのろい。

半分まで読んで、映画内での俺の立場にびっくりした。

映画内での設定では、俺はボクシング、ライトヘビー級のチャンピオンなんだ。
6ヶ月前にチャンピオンになった俺は、スペンサーという大富豪の用心棒として雇われる。
その6人の用心棒を総称して「汚れ6人衆」と呼ぶようだ。

「汚れ6人衆」の面々はセリフはそんなに殆どないけれど、物語の要(かなめ)となる人物だ。

そして、俺にはボクシングの試合のシーンがある。
第9ラウンドが始まり、俺が相手をマットに沈めるんだ。

そのシーンはもしかしたら、1分そこそこぐらいのシーンかもしれない。
だけど、そのシーンは「汚れ6人衆の強さ」を観客に誇示するとても重要なシーン。

俺は、このシーンの為に身体を鍛えているんだね。


しばらく読んでいて、トレーニングの必要性を強く感じ、
いても立ってもいられなくなって ランニングの格好に着替えると家を飛び出した!

少しでも身体を絞らないと・・・

帰って来ると、今度は水泳だ。
500M泳いだ。


身体が疲れたため、仮眠を取った。
今から、腹筋・背筋などを開始します。


++++++


明日、何と美和子ちゃん(母親)が「また」やってきます!
俺はロサンゼルス国際空港まで迎えに行かなきゃならない。

バスの路線図を見ていると・・・電話が掛かって来た。


俺 「もしもし」

向こう「こんにちわ。映画【KAANTE】の制作スタッフの者ですが、ユウキさんをお願いします。」

俺 「私がユウキです」

向こう「こんにちわ。履歴書を送って下さって、どうもありがとうございます。
    つきましては、明日、オーディションを催すので来て頂けますか?」

俺 「ゴフッ、 あ・・・明日ですか」

向こう「どうかしましたか?」

俺 「明日は、母親を空港に迎えに行かなきゃならないので無理なんですよ・・・」

向こう「そうでしたか。それならしかたがないですね。またの機会にお電話させて頂きます」

俺 「・・・はい。宜しくお願いします・・・」


ガチャン。 ツーツーツー


オーノーーーッッ!!

美和子ちゃんを迎えに行く為に、オーディションを1本キャンセルしてしまった!!
ううう・・・(泣)

代わりに美和子ちゃんが「何か良い物」を持ってくるのを期待しましょう。


そろそろ「腹筋」を始めなきゃ!


[勇士]
8月19日(日)07:36am


朝起きると、右目はまだ腫れていた。
でも別に痛みがあるわけじゃないし、
「腫れてる」というよりむしろ「むくんでる」といった方が正しいなので大丈夫でしょう。

起きると、牛乳をコップ一杯飲んで、ランニングだ!

着替えて、走り出す。
昼間の日差しは容赦なく暑い!
でも「俺はカロリーを消費しているんだぁぁ!」、と自分に言い聞かせて走った。

帰って来たら、今度は水着に着替えて水泳。
今日は控え目に500M泳いだ。
ヘトヘトになったら困るので。


トレーニングあ一段落したところで、今から出掛けなきゃいけない。
ハリウッドの「スターバックスコーヒー」で、「小川りょうすけ」さんという日本人監督と待ち合わせがあるからだ。

さて・・・何を着て行こうか?
迷ったあげく、次回の映画撮影までにスーツに身体を慣らそうと思い、スーツで行く事にした。


バスに揺られて、1時間半。
目的地に到着した。

スターバックスのドアを開けて中に入ると、ドアのすぐ横の席に彼はいた。
彼が「小川りょうすけ」さんだ。

「小川りょうすけ」さんは、現在#2#0:P!#
「打倒黒沢明」を目標に監督業を頑張っているらしい。
映画の事について話を伺おうと思ったのだけど、まだ脚本が完成していないらしく、
細かい話までは聞く事ができなかった。

だけど、お互い映画界で命を張る者として、話題は弾む。
りょうすけさんは
「プロの撮影現場が是非見たい!」
と言っていた。プロの撮影現場を見て自分の糧とするんだと思う。

そうしているうち、あっという間に時間は過ぎて・・・気が付くともう夕方5時になっていた。
りょうすけさんと挨拶を交し、帰途へとついた。


+++++


帰って来ると、なぜかとてつもない睡魔が襲ってきた。

 ね・・・眠い。。

スーツのまま倒れこむようにベッドへ、

              ・・・・・・・・・・・ハッ!!  気が付くと2時間経っていた。


俺は水シャワーを浴びて、目を覚ます。

このまま寝てしまうわけにはいかない。
まだ、腹筋・背筋もしてないし、台本も読まなきゃいけないんだ。

張れている左目の負担を少しでも減らそうと、タオルを眼帯のように頭に巻きつけ、
俺はトレーニングを開始した。

腹筋 150回
背筋 150回
腕立 150回

今日のノルマは達成だ!

よし、気合入れて台本読むぞー!


[ものもらい?]
8月18日(土)02:51am


朝、起きてみると左目のまぶたが腫れていた。
はてな? 何が原因だろう

パソコンの画面の前に長時間いすぎたのだろうか。
それとも寝すぎかな?

氷を入れたビニール袋をタオルで包んで当てると気持ちいい。

撮影までに直ってくれる事を祈りましょう。


一方、トレーニングの方は、今日も順調に終了しました。

腹筋 150回
背筋 180回
腕立 150回

明日は走る日だね。

気のせいか、今日の腕立伏せは殆どキツくなかった。
身体が慣れてきたのかもしれない。
このまま1週間ほど経ったら、もうちょっとノルマを増やしてみようと思う


+++++


明日、午後2時にハリウッドにある「スターバックスコーヒー」で、
日本人監督の「小川りょうすけ」さんと会う事になった。

りょうすけさんから電話があって、
「来年作る映画に出演してくれないか」
との事だった。

だから、話を伺いに行ってきます。 じゃ、おやすみなさい!


[試写会:3日目]
8月17日(金)06:50am


今日は、【狼の兄弟愛】というフランス映画の試写会へ行くことになった。

フランス映画なので、会話は全てフランス語。
そして英語で字幕がついているんだ。

時代は中世の貴族社会・・・・なのだが、出てくる登場人物が「中国拳法」を使うのだ!!

そして、一人のアジア人と見られる人物が登場する。

最初見た時、「中国人かな?」と思った。日本人では無いっぽい
着ている洋服も中国系だし、なにより中国拳法を使うんだ。

だけど、物語の中では、何とその人は「インド人」らしいのだ!
髭も生やしていないし、何より髪型が・・・・

何というお茶目な映画でしょう。
まさにエンターテイメント。

しかし、映画自体はとても斬新で面白かった。

ストーリーも面白かったのだが、中世の着族が格闘技をしているのが面白い。
カメラワークも研究されていて、CGもふんだんに盛り込まれている。

スリラー映画であり、ホラー映画であり、なおかつアクション映画だった。

面白いものを見せて頂きました。


++++


今日はランニングの日だ。

俺はトレーニング用の洋服へ着替え、靴を履くと飛び出した。
今日の目的地は、3kmほど離れた「セブンイレブン」。

そこへ、「BACK STAGE(俳優新聞)」を買いにいこう。
あいにくポケットが無いから、俺は5$札を靴の隙間に押し込んだ。

よし。走るぞ!


それが終わると水泳。
10Mプールを50往復する。

10×2×50=1000メートル


次は室内で、腹筋・背筋・腕立て伏せ

腹筋:   150回
背筋:   150回
腕立て伏せ:150回

今日のノルマ達成だ。
明日もこの調子で頑張ろう。

台本もマスターしてしまわなきゃ。
洋服の寸法も測りに行かなきゃ。
BACK STAGEにも応募しなきゃ。

もしかして、案外忙しいのかな?


[日雇い俳優]
8月16日(木)01:25am


コルバーシティというところにあるオフィスへ呼ばれた。
俺はバスを乗り継ぎ、3時間掛けて目的地へ向かった。

なぜって? 

ふふふ・・・とうとう・・・・  映画の出演契約を結ぶからなんだー!!


しかし、ちょっとした不安も無いわけではない。

たしかに「日本に帰らなきゃならない」という最大の危機は回避できた。
だけど、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が無いのに、
報酬を手に入れる契約を無事に結ぶ事ができるだろうか?


漠然と不安を抱きつつ、俺はそのオフィスへ入った。

今日もスーツに身を固めている。
何やら鎧を着ているみたいだ。


受け付けの女の人に尋ねると、

 受付 「レッドへリングでしたら、その奥のドアです」

と教えてくれた。
俺はそのドアを開ける。

中には、5人の人達がいた。
部屋の真中には大きなテーブルが置かれ、パソコンも1台設置されている。

監督はそのテーブルに腰掛け、女性が2人、電話の対応とパソコンで印刷する作業をしていた。

あとの2人は、俺と同じで契約を結びに来た人らしい。


監督「おお、ヒロシだね」

挨拶をして、監督は2枚組みの冊子を2冊手渡した。
2冊の冊子の中身は全く同じものだった。

監督「まず、この契約内容に目を通してね。
   この2冊のうち、1冊は君が保管する用、もう1冊は私達が保管する用だよ。
   この契約内容を全て理解してから、ここと、ここにサインをして下さい。
   もしも、何か理解できないところがあれば、
   一度家に持って帰ってもらって、明日持ってきてもらっても構いません。」

俺は契約書に目を通す


内容==================================


この契約は、2001年、8月15日に独立映画【レッドへリング】の為に交されました。
「レッドへリングプロダクション」と、松崎悠希(汚れ6人衆)の間に有効です。


・補償

配役による金融上の報酬、及び給付金は下記の通りです
ビデオコピー・名誉・食費・給与を支給します。

 主役 $300/1日
 脇役 $100/1日
 エキストラ $ 50/1日 (最低7日以上)

報酬の支払いは、撮影があったその日に現金で支払われます。
俳優自身、またはその代表者がそれを受け取ります。
1日の撮影時間は、休憩時間・食事時間を合わせ、8時間となっています。


・リハーサル

全キャラクターに最低2回のリハーサルが撮影前に予定されています。


・撮影日程、及び撮影場所

6週間〜10週間の撮影を以下の場所にて予定しています。
 ロサンゼルス・東京・ケイメン諸島・ロンドン・パリ
撮影の山場は「8月30日」を予定しています。
以下に記すロケ地は、後程ロケ設定スタッフより改めて場所の連絡があります。

2001年 8月29日、30日、31日
場所:GMTスタジオ − コルバーシティ
配役:(配役の羅列)

2001年 8月31日
場所:リチャードソン邸 − コルバーシティ
配役:(配役の羅列)

8月31日 
場所:GMTスタジオ − 6TY9クラブ
配役:(配役の羅列)

9月1日、2日、3日
場所:ベル・エアー
配役:・・・・・・・・・汚れ6人衆・・・・

場所:ホワイトハウス − コルバーシティ
配役:(配役の羅列)

9月6日、7日、8日
場所:ケイメン諸島
配役:(配役の羅列)

9月
場所:ワーナーブロス・スタジオ


・諸々の事項

 1) 映画【レッドへリング】の撮影におき、私達は常にプロダクションの持つ力の
   最大限に使い、常に先を見越した行動をとります。
   全俳優に納得の行く演技をして頂く為、努力を惜しみません

 2) レッドへリングプロダクションが最優先にすべき重要な事は、撮影環境を整える事です。
   食事・休憩・密度の高い時間・セット内のモラルや礼儀を正す事など。

 3) 撮影において印象深かったキャラクターに関し、プロデューサーはその人がこれから
   活躍できるようにその土台作りのお手伝いをさせて頂けたら、と思っています。

 4) レッドヘリングプロダクションは、セットにおいて貴方がこの契約内容を無視したとき、
   この契約を無効にする権利を有します。

 5) 署名にあたって、各俳優はレッドへリングプロダクションに対し、
   作品をプロデシュースに必要な貴方の写真を掲載する権利を許可します。

プロデューサー&監督
Dr.ヘンリー・ジョーンズ

署名(監督) :________

配役:汚れ6人衆(ヒロシ)
俳優:ユウキ・マツザキ

給与額:$100.00/1日

署名(俳優) :________


日付:2001年8月15日

===================================


・・・署名が終わった
何と驚いた事に、SSNを書く欄など、存在すらもしなかったのだ!


サインが終わると、監督は俺に

 監督「うん。僕はヒロシの役は君でいくと、最終決定をしたよ。宜しくね」

と言った。


よっしゃーーー!!! 映画出演決定ですよ!
それも、人生において、映画での初報酬です!

お金を貰う分に恥じない演技をしようと思います。

その為には台本をしっかり読み、身体を引き続き鍛えようと思います。


・・・とうとうハリウッド映画に出演が決定したのです。
頑張りますよ! どうなるんでしょうかねぇ


[契約へGO!:2日目]
8月15日(水)06:55am


うお・・・身体が・・・!

昨日急激な運動をした為、身体中が筋肉痛になってしまった。
アイタタ・・・

だけど、ここで怠けていてはいけない。
「白筋」を作る時間はないけど、「赤筋」を作るんだったら撮影までに間に合うハズなんだ。


さて、本日のメニューは、こちら!

腹筋 150回
腕立てふせ 150回
背筋 150回


もう腕立て伏せは、どうにもならないほどキツかった。
あまりにキツいので「30回」を1セットとし、休憩を入れながら「5セット」した。

いつかはこれぐらいのメニューなんて、軽々こなせる日が来るのでしょうか・・・
全部終わるまでに「2時間」掛かりました。


+++++++


今日は今から、「Eスタジオ」というところへ、映画【レッド・ヘリング】への出演契約をしに行ってきます。
これが済むと、俺はこの映画に出演する事が決定するんだ!

よし。気合入れて行って来よう!


[肉体改造:1日目]
8月14日(火)07:58am


今日から「肉体改造」開始だ。
昨日言った公約は、果たして守れるのだろうか・・・

まずは走りに行こう!

俺は走る事のできる服装に着替え、コップ一杯の牛乳を飲み干してから出発した。
目標地点は3キロほど離れた公園。

行き道は順調だった。
以外と足取りも軽いし、息もあがらない。

・・・しかし、帰り道は辛かった。
やはり体力が落ちているようだ。身体が訛っているようだ。

汗だくになって、帰宅。
約30分ほど走った。
これでランニングのノルマは達成だ!


さて、家に帰った俺はすぐに水着に着替え、プールへ直行した。
ゆっくり水に浸かると、火照った体に気持ち良かった。

泳ぐぞ!
10メートルのプールを50往復泳いだ。

10×2×50=1000メートル

これで水泳のノルマは達成だ!


そして、本当に辛かったけれども、

 腹筋 150回
 腕立て伏せ 150回
 背筋 300回

を行った。(特に腕立て伏せが辛かった)

これで今日のノルマは完全に達成だ!!

映画に出演できるのなら、これぐらいの苦難などへっちゃらです。

俺は映画の為ならたとえどんな事でもします。
今は、ただ次の撮影の為に死ぬ気で身体を鍛えます。

鍛えた体が、この撮影以外にも役に立つ日が来ることを願いつつ・・・


[最大の難関回避!]
8月13日(月)08:33am


俺は、朝早く監督に電話した。
監督というのは、映画【レッド・へリング】の監督の事ね。

俺 「監督、おはようございます。ちょと質問させてもらっていいですか?」
監督「もちろんOKです」

俺 「俺は、映画撮影の為に日本に行かないといけないんですか?」
監督「いや、君自身はいかなくていいんだよ。私達がワーナー・ブロス・スタジオ
   にセットを作成するからね。」

俺 「本当ですか!!良かった。・・・でも、覚え書きには東京で撮影するって・・・」
監督「ああ、東京に撮影班を送って、通りの様子などを撮影してきてもらうんだ。
   だから、君自身は東京へ行かなくてもいいんだよ」

俺 「そうですか。それを聞いて安心しました。あと、もう一つ質問していいですか?」
監督「もちろんOKです。」

俺 「自動車免許は必要ですか?」
監督「いや、必要ではないです。あなたが運転できなくても、他の人が運転できればOKなので。」

俺 「そうですか。ありがとうございます。」

監督「こちらからも一つ質問されてもらっていいかな」
俺 「え? 何ですか?」

監督「ボクシングの経験はある?」
俺 「え?」

監督「知ってのとおり、ヒロシはボクサーなんだ。それで一応聞いておこうと思って。」
俺 「いや、経験はないです。」

監督「そう。でもそれは別にいいんだ。撮影前に練習すれば。でも、身体はかなり鍛えておいてね。」
俺 「承知しています。」

監督「ヒロシは鍛えられた身体を見せて欲しいんだ。だから、鍛えておいてね」
俺 「はい。今日から撮影まで死ぬ気で鍛えます。」

監督「それを聞いて安心したよ。今週の水曜か木曜日に契約書を作成したいんだ。大丈夫?」
俺 「もちろんです。いつでもOKです」

監督「じゃ、その場所の住所をEメールで送っておくね」

俺 「はい。いろいろ質問に答えてもらって、ありがとうございました。」
監督「どういたしまして。君に会えるのを楽しみにしておくよ」


ガチャん


よっしゃぁあ!! これで俺は厄介な問題を回避できたぞ!!
これで俺の撮影へ対する障害は、殆ど無くなった。

あとは、身体を鍛えまくることだけだ。

俺は約束します。

  今日から、撮影日まで、

  1日、最低150回の腹筋
  1日、最低150回の腕立て伏せ
  1日、最低150回の背筋
  2日に1度は、最低500Mの水泳
  2日に1度は、最低30分以上のランニング

を、絶対に欠かさずやる事を。

毎日、ちゃんとやったかどうかを報告致します。
絶対にやります。映画撮影のためならば。

よし!頑張るぞぉ!!


[と…東京!?]
8月12日(日)


俺は今日、TBSのオーディションへ行くハズだったのだが、
昨日飲んだ「賞味期限2週間過ぎのグレープフルーツジュース」があたり、苦しんでいた。

そこへ、1本の電話が掛かってくる。
映画【レッドへリング】のスタッフからだった。

 スタッフ「あなたにメールを送信しておきましたので、目を通しておいて下さいね」

と言われ、俺はメールに目を通す。


メールの内容は、ざっとこんな感じだった。

================================

●【レッドへリング】取り引き覚え書き

この覚え書きは、独立映画【レッドへリング】の為に、
脚本・プロデューサーの「ヘンリー・ジョン」から、「ユウキ・マツザキ」へ
8月10日に発行されたものです。 (役柄【ヒロシ】)

この映画に出演する事により、出演者は以下のものを手にします

1、ビデオコピー
2、名誉
3、
報酬


++(ここまでのコメント)++

 な・・・・何ぃ!? 報酬だと!!!

 俺はこの時点で心臓が張り裂けそうな程びっくりした。
 まさか、この映画で報酬が得られるとは思ってもみなかったのだ。

 もしもこれがホントなら・・・俺が映画で手にする「初報酬」となるかもしれないのだ!

++++++(再開)++++++


台本を以下のURLからダウンロードして下さい。
この台本は、1週間後には削除されます。


    ・・・(中略)・・・


最も重要なシーンは、7月第3週頃に撮影されます。
撮影期間は、6週間〜10週間を予定しています。
撮影場所の殆どは、ワーナー・ブロス・スタジオで撮られます。

主な撮影区域は、
  

1、ロサンゼルス

2、Caymen 諸島

3、
トウキョー

で撮影されます。


   ・・・・(以下略)・・・・

=======================


トウキョー・・・・? 


ま・・・まさか、とうきょう?・・・とうきょう!?

本気かよぉおぉぉぉぉぉぉお!?


ちょちょちょちょちょっと待ってくれ。

と・・・東京で撮影するっていう事は、東京へ行くって事だよね?
すると・・・もちろん俺も東京へ行く事になるよね?


<問題>
俺は東京へ行けるのでしょうか?

 ○1、行けません   ○2、行きたいね
 ○3、行けるかな?  ○4、行きますか?



俺が東京へ帰ったら・・・今の状態じゃ帰って来れないんだよー!


知っての通り、俺はまだ就労ビザを持っていない。
だから、日米間をそう易々と行ったり来たりできないのです。


しかし・・・方法はある。

それを試す以外に方法は無いのだろうか・・・


待て。落ち付け。まだ俺が日本へ行かなければならないと決まったわけではない。
1週間以内に監督と会うハズだから、その時に話を聞こう。


ああ・・・どうなるんだろーかー


[規則正しく狂った生活]
8月10日(金)07:20am


今日1日を振り返ってみましょう。


 午後5時 【起床】

この時点で生活が狂っている。

確か、夜勤の看護婦さんは生活の乱れる人が多く、病気になりやすいらしい。
人間は、朝日に含まれる特殊な波長を感じ取り、体内時計をリセットするらしいのだ。
お日様を拝まない為にそれができない人は、体調を崩しやすいらしい。


 午後7時 【食事】

1日に一度の食事だ。

同居人の「ハルさん」が炊いた御飯が少し残っている。
俺はそれをボールの中に掻き出した。
・・・これだけでは足りない。

冷凍庫を開けて中を覗いてみる。
ラーメンばかりじゃ身体が持たない。何か他のものを食べなければ・・・

冷凍庫の中には、凍ったイカが一匹あった。
値札を見ると『75¢』。中国系スーパーでの安売りで手に入れたものだ。
これを・・・どう料理したらいいのだろう?

とりあえず小さな鍋に少量の水を張り、その中にレンジで解凍したイカを寝かせる。
弱火でコトコト、20分ぐらい放っておいた。

その間、俺はシャワーを浴びた。

シャワーから上がって鍋の蓋を開けると、イカが真っ赤になっていた!

・・・イカも茹でたら真っ赤になるとは知らなかった。
タコだけかと思っていたら、そうでもないらしい。

何やら鍋の水が灰色になっている。
スプーンですくって味を確かめてみると、どうやらイカ墨が滲みでているようだ。

しかしこれだけでは味が物足りない。
少量の醤油・みりん・味の素・少量の砂糖を加える。


そして、また弱火で10分ほど放置しておいた。

10分経って、料理が出来あがった!
イカを生まれて初めて料理してみたけど、味は大丈夫だろうか?

・・・美味い。よし。

紫色のスープを御飯に掛け、イカ本体はお皿に乗っけた。
食堂からリビングルームへ移動し、食卓だ。


今日の食事は・・・・「御飯」「イカ」「プラム1個」 以上。  



 午後8時 【水泳】

カルフォルニアの夕暮れは長い。まだ日が出ている。

俺は水着に着替えると、プールのシーツを巻き上げて飛び込んだ。
プールの水は、上の層と下の層で全く温度が違った。
上の層は温かく、下の水はとても冷たい。まるで足し湯をしたお風呂みたいだ。

バタフライで豪快に泳ぎ、水を対流させた。
10メートルプールを、10往復泳いだ。

10×2×10=200メートル

・・・たった200メートルしか泳いでない。
でも、今日はこれでお終い。



 午後9時 【映画:家族ゲーム】を見る


 午後11時 【封筒の宛名書き】


今週号の「俳優新聞」をめくり、オーディション応募の欄を開く。
一通り目を通すけど、アジア人の需要が2人しか無い事を確かめ、肩を落とす。

アジア人2人の内訳は、
『中国人格闘家』と『韓国軍兵士』
だった。俺はどちらも受からないだろう。

今週号には、新しい募集が40通ほどあった。

宛名書きを始めたけど、集中できない。
鼻水が頻繁に出るし、頭が痛い。
これは風邪を引いたかな・・・と思い、中断する。
まだ7通しか書いてない。


 深夜0時 【パソコン起動】

パソコンを起動し、インターネットに接続する。
メールをチェックして、ニュースを確認。

ぶらぶらとネット上をうろつくけど、面白くないので止めた。

・・・だけど、時間は2時間半も経っていたらしい。

それから、自分のパソコンの調子が悪いのを直そうと、パソコンの説明書を読みふけった。
この説明書は、わざわざ日本から速達で送ってもらったものだ。



 朝方4時 【映画:4−3×10月】を見る



 朝方7時 【運動】

1ヶ月程前から始めた。

腹筋 30回
腕立て伏せ 30回
背筋 40回

少ない量だけど、絶対に1日も休まずにこれをしている。
少しずつ回数を増やしている。


 朝方7時半 【日記を書いている】

今、この日記を書いている。
こんな単調な、しかし狂った毎日を送っていたら、脳みそに苔が生えてしまう!!


幸い、明日はTBS(アメリカ)の有名ドラマ「ボストン・パブリック」のオーディションに行って来ます。

やった! 家の外に出られるぞ!


現在、朝の8時前。  お日様が空に昇って来たので、寝ます。
おやすみなさい。 いや、おはようございます!


[仕事だ!]
8月6日(月)10:47pm


あれだけの履歴書をオーディションに応募したにも関わらず…何も連絡がない。
はぁ・・・。  どうなっているのだろう・・・ 俺の履歴書が何かマズかったのかなぁ。

と、憂鬱になっているところへ1本の電話が舞い込んだ。

俺  「もしもし」

向こう「こんばんわ。映画【レッドへリング】のレラーニです」

 (・・・!!  まさか・・・)

向こう「先日はコールバックに来て頂き、ありがとうございました。
     協議の結果、あなたにこの映画に出演して頂こうと内定致しましたのでご連絡致します。
     撮影の山場は8月下旬になると思われます。その頃、大丈夫でしょうか?」

俺  「はい!もっちろん大丈夫ですよ!」

向こう「良かった。では、詳しい事は今週末にでもまたお電話差し上げます。」

俺  「はい」

向こう「それでは」

ガチャ。


おおおっ!!!  ということは、俺は、コールバックに受かったのか!?

いやはや、あんなに無茶苦茶な事をしたのに受かるとは思わなかった。
まてよ、むしろ無茶苦茶な事をしたから受かったのだろうか・・・。


何にせよ、今夜はお祝いだ! ラーメンで


[あ"ー!]
8月3日(金)00:25am


さて、時は半日前へと遡ります。
(さかのぼります)
私は、ウィルシャー通り添いのバスから降り、オーディション会場前に立っておりました。

今回は役柄に合わせ、スーツに身を固め 髪型もバッチリセットし サングラスも掛けています。
よほどの事では甘く見られないでしょう。


勇んで階段を上り2階へ。


前回このオーディションに来た時は、2階の廊下は沢山の人で溢れ帰っていました。
しかし、今回は「2人の女性」しかいません。

・・・はてな?

私はいぶかしく思いました。しかし、どうやらその2人の女性はスタッフの方のようです。
女性達は私が来たのを確認すると、笑顔で迎えてくれました。

あ、この2人は前回もスタッフをやっていた方々だな・・・

と、その時は初めて思い出したのを、今もはっきりと覚えています。


私は、その女性に誘導されて奥の部屋へ招かれました。
6畳ぐらいの「その部屋」には、すでに何人かの人達が集まっていました。

その中に・・・見た事のある人が一人います。
前回、私と一緒に「汚れ6人衆」の役をやったうちの一人です。

私達は再会を喜びました。



・・・30分ぐらい経ったでしょうか。

控え室の面々は、別段緊張するわけでもなく楽しそうにおしゃべりを交していました。
俳優業に関する事や、前回の「このオーディション」がいかに酷かったか・・・など(笑)

控え室には、今日付けの新聞が5束ぐらい落ちてたのでそれを読んでいる人もいました。


別のスタッフ担当の女性がやってきて、その時部屋に居た参加者全員(男のみ15名ほど)は
本番の部屋へ通されました。

部屋に入ると、私達15人は 2つのグループに分けられました。

【汚れ6人衆役】の8名。
【その他の人々】の7名。



そして、そこで「3枚組み」になった冊子を手渡されたのです。
その冊子は、どうやら今から、私達が読まなければならない台本のようです。

私が目を通そうとした瞬間、監督の口から思いもよらぬ言葉が飛び出しました!


   監督「じゃ、台本読みを始めようか」




  「えええ!? ふ・・・・ふざけるな!! 一瞬台本を見ただけで理解できるかっつーの!!」

と、私は口には出さなかったけど、心の中で強く思いました。
他の参加者も「それはあんまりだ」という事で、【3分間】だけ読む時間が与えられました。



   【3分間】=【180秒】


 「180秒間で英文3ページも読めるか! ふざけんなバカ!いい加減にしろ!!」


と、私は口には出さなかったけど、心の中で強く思いました。
しかし、他の参加者はそれで納得したようです。


+++++


さぁ大変だっ!どうしよう! 脳内麻薬が大量分泌してトリップ状態です!

どう頑張っても、読む時間はあと「180秒」しかありません!
とりあえず英文3ページを一気に流し読みしました。

・・・俺の喋るべきセリフが「3行」あります。

  うおおお、しょうがない。 こうなったら自分のセリフだけでも覚えるのだ!!

とりあえずセリフだけでも覚えようと必死です。
しかし、焦れば焦るほど頭にセリフは入って来ません。

それでも覚えるしかないのです!

頑張るんだユウキ! 地球の平和と勇気の鈴がリンリンリン♪不思議な冒険ルンルンルン♪ (混乱中)


〜〜〜〜3分経過〜〜〜〜


・・・・・・・・・よし。  とりあえず俺のセリフの部分は覚えたハズだ。。

いよいよ本番です。台本読みが始まりました。
そして・・・・・いよいよ俺のセリフが回って来たのです!!

  『たった一つの汚点があるとすれば・・・その荒い呼吸だな』 
   (その他2つ)


おお、言えた! 言えたよ!!
やったー!!


俺は安堵した。良かった・・失敗しなかった・・・。

俺達が読み終わると、今台本読みに参加してなかったメンバーと交代し、
その人達が俺達と同じセリフを読みはじめた。

監督が俺に一瞬何かを喋ったけど、俺には聞こえなかった・・・


  〜〜(他の人達が台本を読んでいます)〜〜


・・・・すると、ある一部分で音読が止まった。
「シンバッド」という悪役のセリフの部分だ。

そいつのセリフ ↓
  
  『YO! あいつらぶっ殺しちまおうっぜぇ〜♪』

そして・・・なぜか皆さん、俺の方を向いていらっしゃる。


  ・・・なぜ? 俺が何か悪い事をしました?




・・・その時、 俺の横の奴がの肩を小突いて、こう囁いた。



       (・・・・君の番だよ)



なっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


<1秒で状況が頭の中を駆け巡る>
========================
            (非常事態です)
            (どうやら、さっき監督は俺にこの役を読むように頼んだようです。)
            (しかし俺には聞こえてなかったのです。)
            (このシンバッドという役のセリフなんて一度も読んだ事ありません)

            (・・・・。)

            (・・・・どうする)
=========================

その瞬間、 俺の中で、 何か、大事な部分が壊れました。
それは一般的に「羞恥心」と呼ばれる部分だったのかもしれません・・・・

そんなもん最初から持ってねぇだろうが って? 余計なお世話です



一瞬で俺はサングラスを外すと、背広の前ボタンを開け、
表情を「いかめしい」から「バカっぽい」に変化させ、
ラップ奏者がするような身振り手振りをつけながらセリフを言ったのです!

   【YOぅ! あいつらまとめてぶっ殺しちまおうぜ〜ぃ】



・・・・オーディション会場、【大・爆・笑】!!
そこでセリフ読みが中断してしまう程、みんな笑い転げた。

あまりの俺の急激な変化にびっくりする監督。
今まで、今回の役柄(ヤクザ)のイメージの為にクールを装ってたのが台無しだ。


台本読みが中断してしまったので、もう一度読み直す事。
俺が辞退しようとすると

  監督「君は笑いを取ったから英雄だよ! もう一度おやりなさい!」

と、監督が俺に言ったのである!  


結局、俺はもう一度そのセリフを前回と同じ調子で言った。
会場に居た人達は、それを笑いながら見ていた。

俺のクールなイメージが崩れていく・・・・
この笑いが「失笑」ではない事だけが唯一の救いか・・・



という・・・散々な結末を迎えた今回の「コールバック」。
俺は・・・やっぱ落ちたかなぁ・・グスン。


 

 


 

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