松崎悠希 yuki matsuzaki yuuki 映画 ハリウッド hollywood yuuki black ninja last samurai ブラックニンジャ ラストサムライ トムクルーズ 洋画 movie star ニューヨーク NY New york タイムズスクエア 日記 リアルタイム 旅行記 貧乏旅行 出演 アカデミー ゴールデングラブ 撮影 フィルム カメラ 旅行記 diary 生活 12モンキーズ ラッセル・クロウ ロン・ハワード ブラッド・ピット ストリート・ミュージシャン ストリート 歌 オペラ 面白い 馬鹿 新しい 候補 新 活躍 ムービー 日本 アメリカ 書く 米 米国 カリフォルニア フィラデルフィア クレイトン・プリンス ビデオ 新作 情報 ゲーム 面白い 楽しい 人気 ニュース 芸能 学校 映像 世界 world Holly Wood CA NY ブラックニンジャ black ninja yuki matsuzaki yuuki ユウキ マツザキ


最新版
2004 [ Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2003 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2002 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2001 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2000 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]


俳優 映画 ハリウッド 洋画 movie star ニューヨーク NY New york タイムズスクエア 日記 リアルタイム旅行記 貧乏旅行 出演 アカデミー ゴールデングラブ 撮影 フィルム カメラ 旅行記 diary 生活 12モンキーズ ラッセル・クロウ ロン・ハワード ブラッド・ピット ストリート・ミュージシャン ストリート 歌 オペラ 面白い 馬鹿 新しい 候補 新 活躍 ムービー 日本 アメリカ 書く 米 米国 カリフォルニア フィラデルフィア クレイトン・プリンス ルート 666 マイケル・チャンス ビデオ 新作 情報 ゲーム 面白い 楽しい 人気 18歳 19歳 20歳 ニュース 芸能 学校 映像 世界 world Holly Wood CA NY PA

Menuに戻る 10最初を見る
[レコーディング]
10月31日(水)06:55am


ユニバーサルスタジオの近く、スタジオシティにやってきた。
レコーディングがあるスタジオは、この辺のハズなんだけど、

・・・もしかして、この建物かな?

スタジオの外観は「古びた一軒屋」という感じで、俺の想像とは全く違ってたんだ。
看板もひとつも無い。これでスタジオだと分かる方が凄いくらいだ。

裏口から入って、受け付けの人に案内されて地下への扉を開けた。
地下へのドアは3重構造になっていて、防音壁の役割を担っているみたい。

すると・・・どうだろう!

中には機材もしっかりした完全なるレコーディングスタジオがあるじゃないか!

実際に録音する所と、編集などの作業をする所とは完全に分離していて、内装も全く違う。
作業をする方の部屋は、機材で一杯だ。
4Mを越すあのスイッチだらけのボードは、どうやって搬入したんだろう?

4人のスタッフが作業に当たっていて、その中にCMディレクターの「ポール」がいた。

今は前の順番の人のレコーディング中みたいだ・・・・そーっと、そーっと、ね・・・。


自分の順番がやってくるまでに、歌の練習をしておく事にした。
あまり心配しなくても、レコーディングルームと待合室とでは音が遮断されてるみたいだしね。

案の定、どんなに大きな声で歌っても、誰にも聞こえてない。
何度か歌って、発生練習をした。


そうしているうちに、いよいよ俺の順番が回ってきた!


俺は、レコーディングルームの中に案内された。
2重の分厚いドアがゆっくり開く。

レコーディングルームの中はとてもお洒落で、壁の模様がとてもキレイだ。

歌詞カードと、マイクがセットされる。

顔を上げると、2重のガラスを隔てて向こう側に「ポール」が見えた。
彼は、手にスイッチのような物を持っている。
それを押している間だけ、向こうの声が聞こえる・・・

「ユウキ、用意はいいかい? じゃ、ヘッドフォンをつけて」

言われるままにヘッドフォンを装着。

タン♪ タン♪ タン♪ タン♪ タン♪

伴奏に合わせて、俺は歌い出した。
自分の声が自分に聞こえないので、マイクに吸い込まれているような感じがした。


リハーサルを2回繰り返したあと、本番を録音して俺のレコーディングは終了した。


++++++


映画【バック・オフ・ミー】のチャック監督から電話が掛かってきた。

日曜日の「格闘リハーサル」に来てくれないか、との事だった。
このリハーサルに参加しておけば、来週末から始まる撮影に参加する事ができるらしい!


Menuに戻る 10月最初を見る
[歌え!]
10月30日(火)09:47am


言われるままに、カルバーシティに位置する「バッハス・エンターテイメント・グループ」へやって来た。
今日はCM撮影のリハーサル、及びミーティングがあるらしい。

大体、20人ぐらい集まったと思う。ディレクターのポールが登場して、みんなに説明をし始めた。

このCMのコンセプトは、アメリカ人としての誇りを見せる事らしい。
2001年9月11日、NYでのテロ関連だ。
アメリカは多重民族複合国家であって、例えどのような人種であっても、アメリカ人なのだ、と、。

歌を朗々と歌っているバックに、巨大な星条旗をはためかせる予定らしい。

そして、無報酬。このCMを企業に売り込んで得た報酬は、
テロの被災者救済寄金に全額寄付するらしい。

以上がポールから説明を受けた内容だ。


俺はアメリカ人では無いけれど、歌を歌うだけなのでバレないというワケだ。


説明が終わり、歌の練習が始まった。
全員で主旋律の練習を数回した後に、各パートに別れて練習をはじめる。

俺は「バリトン(男性低音)」のパートに振り分けられた。

ところが、バリトンは俺を含めて2人しかいない!
20人中、たったの2人しか居ないってどういうこっちゃ!


しょうがないので、2人で練習。
だけど、もう一人の人と俺では、明かに1オクターブ違う。
彼は地の底から響くような低音なのに対し、俺はテノールの音階なんだ。

本当にこんないい加減なのでいいのか?と心配になったけど、練習を続けた。


1時間ぐらい練習した後に、各パートでデモテープを作成し、
全体で合唱してから解散した。


明日は、いよいよレコーディングだ!


[CM出演決定]
10月29日(月)07:10am


この前受けたCMオーディションの「レンヅィー」から電話が掛かって来た。
そして、俺をCMに是非起用したいとの事だった!

よっしゃー!初CMだ!

電話口でこれからの予定を説明するレンヅィー。
だいたい3日間の日程で撮影するらしい。

 月曜日→リハーサル
 火曜日→音声の録音
 土曜日→映像の撮影

そして・・・・この「土曜日」というのは・・・・・   なんと【11月3日】なんだ!!

ぎゃー、映画【オースティンパワーズ3】のオーディションと被ってしまった!


しかし、「エキストラのオーディション」と、「CMの撮影本番」、
そのどっちを取るかと言われたら、やはり「CMの撮影本番」だろう。


【オースティンパワーズ3】・・・またチャンスは巡って来るかなぁ・・・


++++


今日はそのCMのリハーサルの為、「バッハ・エンターテイメント・グループ」に行く。

ただ問題なのは・・・俺の喉の調子があまり良くない事。
飴玉で自分の身体を誤魔化してるけど、大丈夫かな

できるだけの力で頑張って参ります。


[食い放題]
10月28日(日)08:28am


映画【レッド・へリング】の打ち上げパーティーは、「膳」という日本食レストランで行われた。

普通の客席の横を抜けて、奥のパーティー会場へ向かう。
もう既に何人か集まっているようだ。

俺が入っていくと、見慣れた顔が迎えてくれた。

撮影中は、色々イライラさせられる事もあったけど、今考えると
「それ程悪くなかったんじゃないかな」 と思えるから不思議だ。

それどころか、連帯感すら生まれていたりするのです。

一段落しました、

ここからが本番!飲み放題!食べ放題だ!

巻き寿司しかなかったけど、腹いっぱい食った!
焼鳥、から揚げ、食った食った!

久しぶりに美味しい物を食べれて、とても幸せな気分です。

やがて、2時間ぐらい経過したところで、2階のホールに招かれた。
そこで「撮影中のドキュメンタリー」と、映画【レッドヘリング】の未編集フィルムが上映されたんだ。(B

撮影中のドキュメンタリーは、音声の人がハンディカメラで撮影したものだ。
そこには、映画撮影を製作者側から見た視点が写っていた。

撮影中に起こるトラブルやハプニング、意気込みなどが伺える。

未編集フィルムは、音楽も何もまだ挿入していない段階の物だ。
今日の為にヘンリー(監督)が即席で作った物らしい。
それでも中々良い出来だったと思う。完成が楽しみになった。

夜が更けて・・・・家に帰りついた時にはもう夜中の3時を過ぎていた。


うわぁ、ヤバイ。明日はヘッドショットの撮影があるのに・・・・
シャワーを浴びて、急いでベッドに潜り込んだのでした。


+++++


次の日。 

目が覚めると、寝ぼけた頭をシャワーで叩き起こした。
ゆうべは遅く帰って来たものだから、まだちょっと寝足りない感じがする。

でも、今日はヘッドショットの撮影がある。いつまでも寝てるわけには行かないのだ!
  (ヘッドショットとは、証明写真着きの履歴書みたいなもんです。)

カメラマンの「リコ」が迎えに来た。
俺はそれに乗って、今日撮影をする場所へと向かう。

今日、撮影する場所とは・・・・・   なんと線路の上だ!

土曜日は電車が殆ど通らない為、そこで撮影してしまうらしい。

俺は慣れない事の為、ちょっとビクビクしていた。

 ・・・生きて撮影を終えれるよね?

撮影が始まった。
光量を測り、そして調整し、カメラのピントを合わせて撮影していく。

俺はちょっと眠たかったけど、それが顔に出ないように頑張った。


2時間が経過して、線路上での撮影は終わった。

前回と同じように、「侍姿」、「カジュアルな姿」、
 線路上では撮影しなかったけど「スーツ姿」を撮影した。

今度こそは何事も無く撮れていますように・・・と祈らずにはいられない。
前回はカメラの故障で、フィルムが全てダメになってしまっていたからね。


+++++


なんだかこの1週間、久しぶりに忙しく走り回った気がする。
別の言い方をすれば「充実していた」と言うのかな

明日は久しぶりの日曜日だ。 適度に運動して、ゆっくり休もうと思う。


[いきなり歌え]
10月26日(金)06:55am


CMのオーディションの為、バスを乗り継いで「カルバーシティ」までやってきた。
場所は「ソニー・ミュージック・スタジオ」のすぐ横、「Aスタジオ」というところだった。

俺はオフィスの中に入ると、「記入用紙」と「歌詞カード」を手渡された。

 ・・・? 歌詞カード? こんな物を手渡されたのは初めてだ。

オーディションを担当している「レンヅィー」に尋ねると、
その渡された「歌詞カード」を元に、歌わなければならないらしい。

 うひゃぁ、今まで未経験の難題を吹っ掛けられたぞ!

俺は集合時間の30分前に到着していた為、他の参加者にメロディを訊き、ひたすら練習した

19世紀に作られたその歌は、アメリカを称える歌のようだ。
CMの題名も【アメリカの誇り】だしね。

俺は日本人だけれど・・・・この際、その事は棚に上げよう。


やがて、俺の番がやってきた。
「レンヅィー」に案内され、奥の部屋に通される。

会議室みたいなその部屋には、いつも通りカメラが設置されていて、
恰幅(かっぷく)のよいおじさんが一人、座っていた。

このおじさんが、今回のCMの監督、「ポール」さんだ。

挨拶を交わし、さっきの曲を2〜3度練習した。
それから、本番。 名前をカメラに言って、歌い出した。

途中、一遍詰まったけど、別にそれ程問題じゃないだろう。
あまり緊張せず、のびのびと歌う事ができた。


歌い終わって、監督が俺に聞いた。

「撮影は、来週の土曜日に音声の録音、11月3日に映像の撮影を行います。大丈夫?」

な・・・・なにーーーー!? 【11月3日】といえば、
映画【オースティン・パワーズ3】のエキストラのオーディションがある日じゃないかー!

くっ・・・・どうしよう・・・

とりあえず、「多分、大丈夫です」と応えておいた。
まだ、このCMに受かったワケじゃないもんね。

もしも受かったら・・・どうしようかなぁ


+++++++


今日は、午後10時から映画【レッド・へリング】の打ち上げパーティーがあります。
場所は、L.A.のどっかの寿司屋さん! やったね♪

久しぶりに寿司を食いまくるぞー!


[吉永小百合さんにお会いする]
10月25日(木)07:38am


先日、ヘッドショットを撮影した「リコ」から悪いニュースが届いた。

ヘッドショットを撮影した時、カメラが故障していたらしく、
撮ったフィルムが6本、全てダメになっていたらしい。

がーーーーーん
 がーーーーーん
  がーーーーーん

・・・んで、今週の土曜日にもう一度撮影する事になりました。


カメラマンの「リコ」から電話が掛かって来る予定だったのが「午後2時」だった為、
俺は遠くまで行く事ができず、映画【オースティン・パワーズ3】の為の衣装を借りに行けなかった。

踏んだり蹴ったりとは・・・このことか


+++++


今日は、誘われるままにハリウッドへ、「プレミア試写会」へ行って来た。
俺が会場に着いたとき、、2階建ての超高級映画館は満員で、俺は2階席の端っこに案内された。

映画の題名は・・・・

【千年の恋(ひかる源氏物語)】  
オフィシャルサイト

主演は【吉永小百合】さんと、【天海祐希】さん、【常盤貴子】さん、  (だったハズ)


俺は映画の題名を聞いたとき、正直 (えーー面白くなさそう・・・) と思った。
だ・が、この予想は根底から覆された。
この映画は 俺の価値観を変えてしまう程、強烈な映画だったのだ!

この映画は東映創立50周年を記念して作られた映画だ。
日本での公開は12月15日(土)。

・・・という事は、だ。このプレミア試写会が、全世界で初の上映なのだ!

内容は・・・というと、まだ全く公開されてない為、ネタバレになってしまうので言わないけど、
本当に素晴らしかった。
俺は今まで大河ドラマを見くびってました。ごめんなさい。



この映画を見て俺は思った。・・・・というより、その場に居た約千人の人々が全て思ったはずだ

「日本文化、すっげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージャン!!!」


そうなのだ。古代中国・中世の西洋、それと同列、いや多分それ以上の物を感じたのだ。



ただ、途中に松田聖子さんが現代の曲調で歌い出すシーンが何遍か登場する。
あれは
<検閲><検閲><検閲>したのだろうか。映画の雰囲気に<検閲>と思うのだけれど、
アルマゲドンの
<検閲>が甦った。<検閲><検閲>感じた


何よりもその場に居た人達をびっくりさせたのは、
なんと、エンディングクレジットの時に、本物の【吉永小百合】さんが登場したのだ!

会場は騒然とした雰囲気に包まれ、拍手喝采が波となった。


+++++


試写会が済むと、俺達は立食パーティーに参加した。

一つのホールの中で、東映の会長さんや、ディズニーの要人さんや、
本物の【吉永小百合】さんと立食パーティーなのだ。

吉永小百合さんは、マスコミやファンにずっと囲まれていた。

俺はカメラを持っていなかったので、吉永さんと写る事ができなかった。
その代わり、吉永小百合さんの友人の女性に頼まれて、2人の写真を撮ってあげた。

・・・どうして俺がカメラマンをしているのやら・・・? ま、いっか

立食パーティーは、要人の挨拶で始まり、それからは自由に動き回る事ができた。

世界的マジシャンと言われている、「引田天功」さんの一団の座長さんが、
俺を含めた数人にマジックを披露してくれた。 びっくりした。

なんとも、とてつもなく貴重な体験を一気にした夜だった


+++++


明日は衣装を試しに行きたいところなんだけど、オーディションが入った。

なんだか、最近とっても良く動いているような気がする今日この頃でありました


[買い込み]
10月24日(水)04:24am


朝、7時に家を出てバスに乗り込む。
早起きだなぁ、まるで学生みたいだ。

どうしてこんなに早起きするのかというと、今日は忙しいからなんだ。

 <今日の予定>

1.「サンタモニカにある古着屋さん」へ行く

2.「メルローズ沿いの貸衣装屋さん」へ行く

3.「カメラマンのリコとの写真選定の為」、午後7時までには帰宅する


洋服を選んだりするのに時間が掛かりそうなので、朝早くに家を出たってわけ。


最初の目的地「サンタモニカにある古着屋さん」に着いた時、時計は午前9時を指していた。
でも、開店時間は午前10時だったんだ。

時間を潰そうと思って近くをぶらぶらしていると、「新鮮シーフード売り場」というのが目に入った。
文字通り、「シーフード」を売ってるんだけど、中に入ってちょっとびっくりした。

なんと、寿司ネタが圧倒的に多いんだ

「HAMACHI」→ハマチ
「MAGURO」→マグロ

など、寿司ネタを取り扱っているんだ。
うーーん。美味そう・・・・



さて、こんなところにいると、いつか手を出してしまうので、店から出た。

10時になって、古着屋さんが開いたので、入店した。


+++++++


店の中には、たくさんの洋服が並んでいた。
俺が真っ先に向かったのは、もちろん「スーツのコーナー」

これが今日のメイン。これを買う為にわざわざ遠くから来たんです。
値札を見ると・・・・・なんだこりゃぁ!?

紳士服:スーツ上着 ----- 3$〜7$
紳士服:スーツ上下セット ----- 8$〜16$

なんだこの値段は? 安すぎではないか?

安いからと言って、衝動買いをしてはいけない。俺は慎重に選ぶ事にした。

・上着の肩幅は俺に合ってるか
・穴が開いてないか、ほころびてないか
・上下の色はちゃんと合っているか
・ズボンの丈は丁度いいか
・似合うか

50着以上あるスーツを、片っ端から試着した。

そして・・・最終的に5着に絞った。


次は、シャツとかを選ぼう。
できるだけ、映画に役立つような衣装が欲しい・・・

適当に20着ぐらい、パッと見て気に入ったヤツを選び、
そこからまた試着しつつ絞っていく事にした。

最終的に、8着が残った。



「上下の揃った5着のスーツ」と、「シャツ類8着」+「ネクタイ2本」



合計のお値段は・・・・・・・・   「85$」  !

安いかな?・・・安いよね? 実感が沸かないけど。


買った洋服をキレイにたたんで持ってきた大きなバッグに入れた。
それを担いで、バスに乗り込み、一度帰宅したんだ。

家に着いた時、もう午後4時を回っていた。 これから貸衣装屋さんへ行くのは無理っぽい
明日に回そうと思う。


++++++


カメラマンの「リコ」の都合で、写真選定も明日に回された。

明日も忙しくなりそうだ。


[ヘッドショット撮影]
10月23日(火)04:12am


今日の予定は、映画【オースティンパワーズ3】のオーディション用の衣装を借りに行く事と、あともう一つ。

それは・・・・「ヘッドショット」の撮影!

「ヘッドショット」というのは、8×10インチ四方の「履歴書&写真」の事だよ。
この写真が馬鹿デカく、プロのカメラマンに撮影してもらわなきゃならないんだ。

そこで、友人が紹介してくれたプロカメラマンにそれを依頼する事にした。

彼の名前は「リコ」
友人によれば「リコ」は大学で日本語を専攻し、日本大好き人間らしいのだ!


早速「リコ」に電話でコンタクトを取る。
電話を掛けた時「リコ」はサンタモニカにいた。他の仕事の為だ。


ヘッドショットの撮影を依頼すると、「リコ」はお昼の1時を指定してきた。
俺の家まで迎えに来てくれるらしい。

「それまでの間に、自分に必要な物を揃えてね」
と言われた。


必要な物・・・・か。どんな物が必要だろう?
とりあえず、俺のイメージの中では、 今日は3種類の衣装で撮影しようと思っていた。

「スーツ姿」
「侍姿」
「カジュアル」

の3種類。

汎用性に優れた使い道のある写真を撮りたいんだ。
よし! 用意をしなきゃ!


スーツは・・スーツでOKでしょ。
侍姿は・・・「着物」と「袴」、そして「羽織」と「刀(玩具)」、あと「下駄」を持っていけばOKか?
カジュアルは、適当に・・・・

と、何となく撮影に使用する衣装を取り揃えた。


・・・・午後1時になった。 「リコ」が迎えに来た。


「リコ」の車(ムスタング)に乗り込み、高速を飛ばして彼の家へ。
今日の撮影は、彼の庭で機材を揃えて撮影するらしいんだ。

20分ぐらいで彼の家に到着。ガレージに車を駐車した。

リコは到着すると、太陽の光量などを細かく測り、撮影に一番ベストの位置を探しているようだ。
やがて、家の中から反射板やら、背景用の暗幕やら、必要な機材を設置し始めた。

そうしているうちに、俺はスーツに身を包み、自分でメイクをした。
髪の毛もしっかりセットした。

この「ヘッドショット」の出来が俺のこれからの役者運命を大きく左右するんだ。

もしも最悪な出来なら、俺は仕事が手に入らないだろう。
もしも最高の出来なら、俺がガンガン仕事が手に入るだろう。

ヘッドショットというのは、それ程重要な物なんだ。


おし!気合入れていくぞ!


1時間程経過して、いよいよ撮影が始まった!

「リコ」は外向けのスピーカーから、テクノの音楽を大きな音量で流した。
それが、少なからず緊張を和らげた。

彼は言った。

「1枚1枚撮影する度に、次のシャッターを切る前に、必ず前の写真とは違う事をしてね。
 違う表情、違う角度、違う目線。 たくさんのバリエーションを作ると、選ぶ意味が出てくるから」

俺はそれに従った。
「怒った顔」「困った顔」「嬉しい顔」「笑った顔」「悲しい顔」
「涼しげな顔」「驚いた顔」「軽蔑した顔」「意志を持った顔」

様々な表情・顔の角度・目線の撮影をした。


スーツでの撮影が終了すると、今度は着物に着替え、侍の衣装で撮影した。


腰には玩具の刀を帯刀しているけど、黒白フィルムなので誰もこれが玩具だと$O5$$,IU$+$J$$%O%:$@!#

そしてカジュアルな衣装での撮影。
庭に設けられた特設スタジオを飛び出して、石段の近くや、木に寄りかかって撮影した。


撮影したフィルムは、何と合計で「6本」!!
この中から良い出来の写真を選ぶんだ

明日には今日撮った写真のプレビュー集を見る事ができる。
それを見ながら、どの写真で行くかを決める。



撮影が終わった時、時計の針は午後6時を回っていた。

・・・・疲れた。

 家に帰ると、俺はベッドに倒れ込んで、ぐうぐうと眠ってしまった。


++++++


眠っていると、2本の電話が掛かってきた。

1本は、映画【レッドへリング】のイジーから。 内容は
 「今週の金曜日に映画【レッドへリング】の打ち上げパーティーを行うので、来てね」
との事だった。

もう1本は、俺の友達からで、スーツが馬鹿みたいに安いお店を教えてくれた。



結局、今日は【オースティンパワーズ】の為の衣装を借りに行けなかった。

明日こそは行くぞ!


[学生映画:撮影編]
10月22日(月)06:58am


朝もやが下りてきた。 俺はテレビでCCNニュースと、ESPNでメジャーリーグを確認しつつ、起きていた。

どうしてなのか、 それは、今日は朝11時集合で、学生映画に出演するからなのだ。


出演が決まったのは、3日ぐらい前だろうか?
俺のL.A.での友人で、LA市立大学で映画を勉強している「りょうすけさん」から電話が掛かってきて
「学生映画に出てくれないか」
と頼まれたからだ。

学生映画といえば、NYにいた時に「雄介」と「ジェイコブ・ホフマン(ダスティン・ホフマンの息子)」
とかと一緒に撮影して以来だ。

俺は、なんだか懐かしくなり、別に日曜日に予定も無いし、友人の頼みなので引き受ける事にしたんだ。


今回、電話口にて「りょうすけさん」から説明のあったキャラクターは「ボディーガード」だった。

イメージが俺が映画【レッドへリング】で演じたキャラクタ、そのまんまなので、あまり気にしなくていい、
と、言われた。


+++++


ちょっと、話が脇道にそれるけど、俺のスーツはもうヨレヨレのボロボロだ。

大体、元からサイズが小さかった。
そのサイズでキックパンチのアクションシーンをこなせば、どうなるかは目に見えていたハズだ


そう。  ある時、勢いよくしゃがむと・・・・・・・・・・・!!


        ビチッッッ!!!                       
(注:何かが漏れ出た音ではありません)


思いきりズボンのケツの割れ目の部分が弾け飛んだ!!
俺はビックリした!! 時は映画【レッドへリング】の撮影が佳境を迎えようとしていた時だった。

精鋭のボディガード集団「汚れ六人衆」の中に、ズボンの尻が完全に破けた男、が1人

こんなに格好悪い事はない!!


俺は衣装係りの人に、裁縫道具を借りると、トイレの一室に篭もり、スーツのズボンを脱いで、
一人孤独にケツの割れ目を縫い続けた。

だけど、スーツの尻の部分は、もう薄くてぺラぺラだったんだ。

だから、いくら縫い合わせようとしても、すぐにほつれて、今度は別の部分が破けちゃう。


・・・・これはズボンの寿命か、・・・・・・・・だけど、俺は諦めなかった!

俺はその日の着替え用のトランクスをハサミで切り刻み、それを当て布したんだ!


こうなりゃヤケだ! このズボンがダメになるまで補修して使いこんでやる!
そう誓ったのだ。


10分後、その作業は無事、終了した。


真下から見るととても不細工な眺めだけど、俺を「真下から」見る人間など誰もいないハズだ。  多分


1段落ついて、俺はダイエットコーラを手に持ち、疲れた表情でベンチに腰を下ろした。



ふぅ・・・・            ・・・・・・・・・・・ビチィッ!!       
(注:何かが漏れ出た音ではありません)


この時、このスーツの寿命を感じた、   のではなくて、  もう寿命はとっくに過ぎていた事を悟った。



+++++



脱線したけど、俺のスーツの寿命が来ているのだ。新しいスーツを安くで手に入れなきゃ。
だけど、今回の学生映画の撮影までは、その「ケツが破けっぱなしスーツ」を使う事にした。



さて、話は戻って、  ・・・・今日は学生映画の撮影なのだ。

集合時間は朝の11時。場所はLA市立大の近くの駅。


俺はジーパンとTシャツで現地に到着した。


11時、ちょっと過ぎたところで、今日の監督の「りょうすけさん」が到着。

挨拶を交わした。



今日、撮影に参加するメンバーは、俺以外はすべてLACC(市立大)の学生達だ。

彼等が出演し、彼等が演出・照明・カメラ、も全て担当するのだ。


今日の撮影メンバー(敬称略)
「りょうすけ」
「ひとえ」    (←名前が合ってないかも)
「よしこ」
「しゅん」
「サンディ」
「名前忘れた」
「ユウキ」

の、7人。


早速、学園近くのビリヤード場にて、撮影を開始する事にした。


++++


撮影が始まったのはお昼をちょっと回った頃だった。
ビリヤード場は、映画撮影に1時間「20$」という大金を吹っ掛けてきているので、長居はできない。


ちゃっちゃと終わらせて、撮影にお金がかからないところへ移動した方がマシだ。


照明などをセッティングし、俺達は撮影を開始した。


学生映画なので、色々と不手際な面もあるだろうけど、みんなの表情からは
「映画を作るのはとても楽しい」
という喜びの表情が見て取れた。

なんだか、初心に返ったような気もした。



さて、撮影は進み、2時間半ぐらいでビリヤード場からは撤収する事になった。
「りょうすけさん」がビリヤード場に支払った使用料金は「60$」、・・・・映画撮影は金が掛かる!!



機材を全て車に積みこんで、次のロケ地へと向かう。
次のロケ地は「パラマウント・スタジオ」のすぐ横に位置する「りょうすけさんのアパート」だった。


まずは、そのアパートにて、室内のシーンを撮影。
それから、アパートの玄関口を使っての、屋外のシーン撮影を行う事に


この屋外のシーン撮影が俺にとっては怖くてならなかった。
何が怖いか、それは「罰金」だ。  言い替えれば「違犯キップ」だ。


映画【レッドヘリング】を撮影した際、俺は 「屋外にて警察の許可なく撮影した場合の罰金額」 を聞いていた。


その罰金額は「50万円」だった。   あまりに多額だよ!


それがあるから、許可無しでの屋外の撮影は怖くて堪らない。

おまけに、雨のシーンを撮影する為にホースで水を降らせて撮影したのだ。



いつ警察に見つかるのか、それが怖かった。   結果的には見つからなかったけどね。




・・・・・・・・・・・撮影はガンガン進み、午後、9時。       撮影が終了した!!


「りょうすけさん」が、撮影に携わった人に「タイ料理」をご馳走した。
すっげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー美味かった。


こうして、この学生映画の撮影は幕を閉じたのでした。



++++++++



今日、あるひとつの重大な決断をした。

11月3日、ある一つの映画のオーディションが催される。

   その映画の名前は・・・・
【オースティン・パワーズ3 ゴールドメンバー】


その通り!オースティンパワーズの続編だ。

あの映画のオープン・コールが11月3日にあるのだ!


募集の欄には、次のように記されてある。

 
サンデ・アレッシ・キャスティングが催す
「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」のオープンコール
監督:ジェイ・ローチ
撮影開始日時:11月
報酬:有り

募集要項
「グルービーなエキストラの男女」
カラー写真を持ってきて下さい


オープンコール開催日時:
11月3日
午前10時〜午後3時まで

 



オープンコールというのは、誰でも参加できるオーディションの事で、
参加資格は一切無い。


だから、俺はこれに行く事にしたんだ!


彼等は「グルービー」なエキストラを求めているらしい。
エキストラの仕事は、ほぼ衣装で決まる。
俺が、どんな衣装を持っているか、で向こうは判断するワケだ。


だから、俺は決めた。  

  よぅし! 「貸し衣装屋さん」へ行って、「グルービーな衣装」を借りて来よう!


今日、メルローズ通り沿いにある貸衣装屋さんへと行って来る。
ついでに、新しい「ヘッドショット(写真付き履歴書)の撮影にも行ってくる


なんだか、今日の日記はゴチャゴチャしてて、読みづらいね。
ごめんごめん。色々あったもんで、詰め込んだらこんなになってしまったよ。

全てが動き出した! なんだかやる気が出てきたぞ! 頑張るぞ


[学生映画]
10月20日(土)09:23pm


9時、起床。

起きて一番の牛乳を飲むため、食堂へ向かう。

  (ふぅ。最近は、朝が冷え込むなぁ、、)

コップ一杯の牛乳を飲み干すと、少し落ち付いたようだ。


ふと、ユウキは窓の外へ視線を移す。
・・・窓の向こうは漆黒の闇だ。

アレ?      ・・・・・・・・・もしかして・・・


ユウキはダッシュで自分の部屋に戻り、腕時計に目を見張った。  そこには・・・・!!

        【   09:12     P.M.  】


ぎゃぁぁ!!!  なんじゃこりゃぁーーーー!!
夜の9時に起きてしまったのか!?

体内時計が完全に反転してしまった!

この生活パターンは、俺がNYのタイムズスクエアでストリートパフォーマンスをしてた時のパターンじゃないか。
夜の9時に起きて、ストリートパフォーマンスへ行って、昼の12時に寝る。

あの時はそれで良かったのだ。
夜に起きなければならなかったのだから。

だけど、LAでは夜に起きても何もないじゃないかー

どうしたら元の生活パターンに戻れるのだろうか?
うーむ。。また、明日の夜まで起き続けてみるか。


+++++++


明日は、午前11時から、ロサンゼルス市立大学の学生映画に出演してきます。
スーパー8mmという、音声の録音ができない白黒映画だけど、 頑張ってきます。

A:(なんでも、明日の撮影では昼飯をおごってくれるらしいです)  
B:(お前、もしやそれが狙いなのか)
A:(はっはっは。実はもう米が無いんですよ。あとラーメンしかないです)

B:(ちゃんとしたもん食ってるのかいな)
A:(昨日はスパゲティを食いました。一昨日はラーメンです。その前はスパゲティ・・・1日1食ですけどね)
B:(麺類以外のもの食べないと、死ぬぞ)
A:(まだ大丈夫でしょう。ビタミン剤飲んでるし)
B:(ビタミン剤・・・それ、身体にいいのかよ)
A:(そんな事、知ったこっちゃないです。)
B:(とにかく、ちゃんと食べなさい)
A:(はい。明日にでもお米を買ってきます。それと、撮影も頑張ってきます)


[引き篭り&出不精]
10月18日(木)01:10am


季節の変わり目なのか、それとも俺が冬用の洋服を持ってないからなのか、
風邪を引いて、ベッドで大人しくしていた。

パソコンの画面も長時間見てると頭がいたくなってたので、あまり起動せず、
履歴書を送るための宛名書きをしたり、漫画を読んで過ごしてた。

食事は相変わらず1日1食だったけど、
家に篭っていたのでエネルギーを使い切らなかったようだ。

3日ぐらいそうしていたら、風邪は直った。だけど、今度は家の外に出たくなくなった。


まずい! 「引き篭り&出不精」が再発しているぞ!!

俺の家は陸の孤島なので、バスを待って市街地へ出なければならない。
それがとっても面倒なんだ。(お金も掛かるし)


ダメだ! こんな生活では身体が腐ってしまう。イカンぞ!立ち直れユウキ!!


明日はL.A.のダウンタウンへ出るぞ!!絶対に!
あ〜あ〜♪ 俺は何をしてるのだ〜♪


[祝・撮影終了]
10月12日(金)01:40am


映画【レッド・へリング】の撮影が終了した。
色々あったけど、それなりに面白かったような気がする。

なんてったってハリウッド映画だったし、初収入も貰えたしね。

昨日の夕方、2日連続で撮影した時の報酬を貰いに
「レッド・へリング・プロダクション」まで行ってきたんだけど、
そこで、ラッシュ(未編集フィルム)をちょっとだけ見る事ができた。

・・・・コレ、案外イイんじゃない?

ちょっとビックリした。 スタッフは組織化されてなかったり、撮影計画性に問題はあったけど
今見ている映画からは、そんな事は感じられない。

もしかしたら、この映画が有名になる事があるかもしれないね。(是非なって欲しいもんだ)


さて、ここらで気合を入れ直して、次の映画を探すぞー!!

早速、新しい「BACK STAGE(俳優新聞)」を買ってきた。
今から目を通して、気合を入れて宛名書きしようと思う。

あと、今回の撮影で手に入れた収入で、新しい「ヘッドショット(写真付き履歴書)」を撮影したいなぁ


[夢うつつながら]
10月10日(水)09:52am


まぶたが重くて、いつ眠りに落ちるか分からない状態で日記を書いております。
ちょっと、ナチュラルハイかな?

俺が起きたのは、昨日の9時だった。それから映画撮影へ行く用意を初め、ロケ地に着いたのがお昼の12時。

撮影が本格的に始まったのは午後1時だったと思う。



俺は、たいしたシーンじゃないけど、出番があって、それを撮影する為に待っていた。

長い待ち時間を耐える為に、家から漫画を持ってきていた。
「吉田戦車」が描いた【いじめてくん】と【つやつや担任】


それを読み終えても、まだ俺の出番は来なかった。


俺の出番がやっと来た時、時計は午前2時を指していた。
つまり、俺がロケ地に入ってから、14時間後だ。


撮影が終わったのが、午前5時。 ロケ地に入って17時間後。
家に帰りついたのが午前8時。

そして・・・今は午前10時だ。

まさか映画撮影で朝帰りになるとは・・・・ふふふ !!!J!)!K



今から寝ます。だけど、午後4時には起きなきゃならない。  あと6時間、むさぼるように寝ようと思う。


[かなーーり長い撮影の日]
10月9日03:32am


朝、目覚し時計で起きたのは6時半だった。
なんと俺はまたパソコンに突っ伏して寝ていたんだ!

急いで撮影の準備をして、目的地へ向かう。
今日のロケ地はあまりに遠いから、友達が俺を送ってくれるんだ。

場所は、「アナハイム」というところにある。
交通量によっては片道1時間半掛かってしまう。(高速を通ってだよ!)

集合時間の10時前に到着。
そこは「ブギー」というナイトクラブだった。

どでかいホールにたくさんの椅子、そして色とりどりの照明、腹に響く音楽。
なんだか雰囲気がいい。



さて、ところで俺は今日はどのシーンを撮影するんだろうか?
とりあえず指示に従ってスーツに着替えた。

どうやら、アクションシーンを撮影するらしい。
なんと、そこで俺は撃たれて死んでしまうらしいんだ!


・・・また死ぬのか。やっぱり悪役は死んでしまうんですね。

いいのさ。いいのさ。悪役はイイんです。
いかに観客から自分への敵愾心(てきがいしん)を煽るか、
そしてどれだけインパクトのある死に方をするか、 それが俺の魅せ所なのだ!


しかし・・・・このシーン。俺は情けない(泣)

2人の女性が取っ組み合いの喧嘩をしているシーンなんだけど、
俺はそのうちの一方を手助けするわけね、

========================================
そのシーンでの俺のセリフ(全部アドリブ)

【おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、、おいおいおいおいおいおいおいおい】
【そうだ!そう。そこだ! 行け!スー(人名)!!  そこだ!!】
【おいおい、充分だ!】
【もう充分だ。動くな】(銃をこめかみに突き付ける)
【そーう。・・・いい娘だ】(「いい娘=いいコ」と読みます)

そこに新たにもう一人の女性が乱入。俺に銃を突き付けて、武器を捨てるように警告する。
そこで俺は仕方なく銃を捨てるんだけど、その女性は俺の胸のど真ん中を撃ちぬく」

撃たれたところを押さえ、顔面から地面に崩れ落ちる俺。


・・・死亡。THE END

========================================

以上が今回の俺の役の死に方です。

前回(ブラック・ニンジャ)では、胸のど真ん中にナイフが突き刺さる死に方だった。
今回(レッド・へリング)では、胸のど真ん中を撃たれて死ぬようです。

だけど、この撮影に「空砲を撃てるモデルガン」は一丁も無い。

そこで、カメラワークと、後から効果音を入れ込むトリックで誤魔化すんだって。
もしもこの映画が世に出たら、注意して観てね♪




・・・・だいたい、リハーサルも含めて6テイクぐらいそのシーンをやっただろうか。


コンクリートに直に膝をつくので、スーツの膝の部分に小さな穴が開いた。
ひじも結構打ったので、明日には青アザになってしまうだろう。

だけど、俺は、なんとか自分の役目をまっとうした!

見事に死んでみせました。




そのシーンが終わって、俺のシーンはまだあった。
今度はナイトクラブにて、第一勧銀の丸山清峰という人を呼び出すシーンだった。



・・・・それから撮影も進み、夜も更けていくのでした・・・



朝の10時にロケ地に入って、今、やっと家に帰ってこれた。

今日の撮影が終わったのは、何と夜中の2時だったんだ。



つまり・・・・16時間!!! 16時間もずぅっとセットに居たんだ!!



今は、午前4時。 今から寝て、俺は午前9時に起きる。 (予定)
そしてお昼の12時からは、また別のシーン撮影するんだ。

よーし。頑張るぞ!!  気合入れろ!!


・・・眠いけどね。 でも仕事があるだけイイんだよね。

じゃ、おやすみなさい、皆さん。


[サイクリングでGO!]
10月7日06:09pm


撮影がなくてあまりに暇な為、今日はサイクリングに行く事にしましたー♪

俺のルームメイトの「ヒース」がマウンテンバイクを持っていて、
それを使わせてもらえる事になった。

自転車に乗るのなんて、いつぶりかな?
バランスの取り方を忘れてやいないかな?


サドルの高さを調節して、頑丈な「U字チェーン」を外した。

俺の家の回りはホントに坂だらけで、いきなり坂道を滑り降りなきゃいけないんだ。
・・・・大丈夫かなぁ

なんだか、初めてスクーターに乗った時の気分を思い出す感じ。

自転車にまたがって、いよいよ出発です!

うぉおぉぉぉぉぉっぉ〜〜〜〜〜ひょぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



久しぶりの自転車なので、急な坂は思ったより怖かった。


やっと公道まで出ました。
次の目標地点は・・・・セブンイレブンです!


日本では、サイクリングというと、「風を切って心地良く進む」というイメージがあった。
だけど・・・何だこれは!?

俺の乗ってるマウンテンバイクは凸凹のタイヤが特徴で、進むのにかなりの力が必要なんだ。

緩やかな上り坂のハズなのに、、、、死ぬほどキツイぞ!

多分、俺の体力が落ちているんだと思う。
映画【レッドへリング】の撮影中、ろくな運動してないもんなぁ・・・・

20分ぐらい経って、セブンイレブンに到着した。

俺はそこで今週号の「BACK STGAE(俳優新聞)」を購入し、
背負ったバッグの中に放り込んだ。



次の目標地点は・・・・「リトル・トウキョー」だ!!


【浦沢直樹さん】の描いている【20世紀少年(小学館)】という漫画の3巻を探しているんだけど、
リトル東京のどこの本屋さんにも置いてないんだ。(この前行った時、置いてなかったんだ)

浦沢直樹さんの漫画は面白い。
【YAWARA!】【HAPPY】【MONSTER】【パイナップルなんたら・・・・
好きな漫画作家のうちの一人。

【MONSTER】という漫画も昔、持ってたんだけど、
月刊紙への連載なので、単行本が出版されるのが遅くて全部売ってしまった。。


さて、本の説明はこれぐらいにして、リトル東京へ行くぞ!!


俺はまた、マウンテンバイクにまたがった。


自転車に乗っていて気が付いたんだけど、
俺の家からL.A.ダウンタウンへの道は坂だらけだ

普段、バスに乗っていた時は気付かなかったけど、
「バイク・ロード」という二輪車の為のスペースが用意されていた。

普段、バスに乗っていた時は分からなかったけど、
道路に鳩とも猫ともつかない死骸の肉片が何箇所かへばりついていた。


・・・うえぇぇ、、これは知らなくても良かったか・・・

この車に轢かれた死骸を見て、歩いていて 蟻を踏んづけても気付かない人間の姿がダブって見えた。

歩いていて、蟻を踏んづけても気付かない人間
車で走っていて、猫を轢いても気付かない人間

人間も、何かとてつもなく大きな力の前には抵抗するすべもないのだろうか

なんちゃって。ちょいとオカルトですね



自転車に乗ってで40分ぐらい経っただろうか、
急に目の前が真っ暗になっていくのを感じた。

ゼイゼイ・・・・何事だ?

お風呂からあがった後に、タオルで顔を拭いている時に来るあの「めまい」に良く似ている。

こういう時は、大抵 脳に酸素が行き届いてないんだから、
深呼吸して落ち着くのが一番のハズだ・・・・。

・・・・・・・落ち付いた。栄養失調だろうか?

そういえば昨日は何を食べたっけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ!?


良く考えたら、昨日は何も食べていないじゃないかーーーっ!!!

何と、食事を忘れるとはウッカリしていた。
36時間も何も食べないで、おまけに自転車なんかこいでたら貧血起こすよな、そりゃ。

貧血というか、急性栄養失調と言った方がいいのかな?

このままではマズイので、俺は近くのデイリーショップで100%オレンジジュースを買った。

それを飲みほすと、やっと落ち着いた。



さて、もうすぐ到着だ。

リトル東京で俺が知っている本屋は全部で4つ。

【紀伊国屋書店】、
【旭屋書店】
【東京村にある本屋さん(名前知らん)】
【正直屋】

の4つ。

漫画の品揃えからいくと、

【紀伊国屋】>【旭屋書店】≧【正直屋】>【東京村の書店】

の順番だ。

俺が今回探している【20世紀少年】は【紀伊国屋】でしか取り扱われていない。
他のとこでは置いてもいない。

品揃えでは【紀伊国屋】が一番だけど、値段でいうと、断然【正直屋】が安い。
どうしてかというと、中古本屋さんなんだ。

日本から送られた本は、大体20%ぐらい値段が跳ね上がっている。
500円の本が、こっちに来ると700円から750円ぐらいもする。

だけど【正直屋】では低下の半額、250円以下で売っているんだ。

こんなにもイイ本屋さんなのに、【正直屋】はちっとも流行っていない。
というか、L.A.に住んでいる人でも その存在を知らない人の方が多そうだ。

というのも、この【正直屋】、外観からは全く本屋である事が分からない。

外の看板には【正直屋】としか書かれていない。
【本屋】とも【中古本、売ります買います】とも、何一つ書かれていないんだ

せめて【本屋】だけでも書いた方がいいと思うんだけど・・・・




さて、そうしているうちにリトル東京に到着しました。

ホテル・ニュー・オオタニの外側の、チャレンジャー号の模型がある側に駐車。

サドルを外してバッグに入れた。
そして「U時チェーン」で自転車の車体を鉄棒にくくりつけた。

これぐらいしておかないと、すぐに盗まれてしまうからね。



階段を上って、2階へ。
紀伊国屋書店に到着した。

中に入ると、日本の書店と変わらない風景がそこにはある。

変わる事といえば、漫画の【2カ国後版】がある事とかかな?


【金田一少年の事件簿(2カ国後版)】【GTO(2カ国後版)】・・・など。



漫画のコーナーに到着しました。
【20世紀少年】の3巻・・・・【20世紀少年】の3巻は、と・・・・


あった。【20世紀少年】だ

1巻・・・・2巻・・・・・4巻・・・・5巻・・・・・・・え?
1巻でしょ。2巻でしょ。・・・・4巻・・・でしょ。。


また3巻が置いてなかった。
頑張って自転車でわざわざ来たのに、3巻が置いてなかった。

ちょっとショックだけど、しょーがない。


折角来たので、「こげぱん」という絵本を立ち読みして帰る事にした。

「こげぱん」は、案外面白いです。
だけど1200円以上は高すぎです。

「100万回死んだねこ」だったら1200円以上でもしょうがないかな?
あれは名作です。私の好きな絵本のNO.1です。



俺は小さい頃、かなーり絵本が好きだった。

今でも俺のベッドの下には100冊以上の絵本があるし、
押し入れの中にも100冊以上の絵本があるはずだ。(日本の家の)

小学校低学年の頃、図書室へ行って【晴れ、ときどきぶた】という絵本を読んだ時は衝撃的だった。
今まで読んだ事の無い種類の絵本だったから。

「日本昔話」ではなく、「グリム童話」でも「イソップ物語」でもなく、
絵日記に冗談で書いた内容が全て実際に起こる、という内容だった。


そんなワケで、俺は絵本がまんざら嫌いでは無いわけで。


だけど、こうして歳をとってみて、、、、、、「パパはウルトラマン」という絵本を見つけた。
裏表紙を見ると「丸谷プロ」としっかり記載されてるのを見つけ、、なんだかニヤリ。

大人になって子供の時ほど夢や想像力は無くなったかもしれないが、
子供の時にわからなかった事が分かるようにもなった。

どっちも同時に手に入ればいいのになぁ、と、思った。



家に帰りつくと、もう6時を回っていた。
汗だくになった体をシャワーで洗い流した。気持ち良かった。

留守電が入っていて、「明日は映画撮影があるよ〜」との事だった。


[俺は居るだけかい!!]
10月3日(水)10:55pm


昨日も映画【レッド・へリング】の撮影のため、俺はロケ地へ向かった。
ロケ地は「ビバリーヒルズ」に位置する邸宅で、周辺は閑静な住宅街だ。

朝、10時に到着すると、何やら映画撮影用の運搬トラックが2台もある?
パトカーも1台 停まっていた。

どうやら、全く別の撮影班が入り乱れているようだ。


俺がロケ地に着くと、それを見たスタッフが俺を慌てて家の中に押し込んだ。
意味もわからず 俺が尋ねると このように説明された。


「屋外で撮影を行う場合、警察の許可がいるんだ。僕達は今から、屋内・屋外で撮影しようと
 思っていたけど、屋外のシーン撮影は向こうの撮影班がどっかに行ってしまうまでは
 撮影できない。警察に違犯キップを貰ったら大変な事になってしまうからね。
 違犯した場合の罰金額は、5.000$。
 これはデカイから、今は屋外での撮影はできないんだ」

俺の出演する予定のシーンは屋外だった。
だから、しばらくは「また」待つ事になりそうだ・・・


+++++++


昼飯が終わりました。現在午後4時です。
待ち始めてからおよそ6時間が経過しました。

・・・・いまだ、俺のシーンを撮る気配はありません。


現在撮影中のシーンは、ラストあたりのシーンみたいです。
生き残りの「汚れ6人衆」が、1人撃たれてプールの中に叩き落とされた。



そして・・・・あああああああっっ!!!


いいのか!?  「本来そのシーンで落ちるべきじゃない人」がプールに落ちてしまった!!


アクシデントのようです。 予期せぬ事態のようです。
みんなは大爆笑! スタッフだけが慌しいです。

急遽、アクションシーンを変更してつじつまを合わせる事になったようです。


・・・色々な事が起こりますね、映画撮影、、、俺のシーンはまだ無いけど



さぁて、午後8時になりました。 みなさんこんばんわ。


待ち始めて10時間が経過しました。
ここで、イジーが俺に、今日は俺のシーンが撮影されない事を告げます。

ハハハ・・・もう慣れっこですよ。
この2週間ぐらいシーンに登場してないのでは無いでしょうか。


いい加減にしびれを切らしたので、次の映画を全力で探します!!

俺が狙っている次の映画とは・・・・!

  ★☆【オースティンパワーズ・ゴールドメンバー】☆★

これはオースティンパワーズの続編だろうか?
何にしても、彼等は「日本人」を求めているらしい。

なんですと!? はい。私は日本人です!!!

スシ、フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ、ニンジャ、ショウグン…なんでも来いです!
とにかく俺にシーンを与えてくれ!!ヒマだ!!


(現在、隣の住人が大喧嘩をしてて、かなりうるさいです・・・)


 

 

9月のダイアリーへ



 

からしれんこんランキングに参加してね