松崎悠希 yuki matsuzaki yuuki 映画 ハリウッド hollywood yuuki black ninja last samurai ブラックニンジャ ラストサムライ トムクルーズ 洋画 movie star ニューヨーク NY New york タイムズスクエア 日記 リアルタイム 旅行記 貧乏旅行 出演 アカデミー ゴールデングラブ 撮影 フィルム カメラ 旅行記 diary 生活 12モンキーズ ラッセル・クロウ ロン・ハワード ブラッド・ピット ストリート・ミュージシャン ストリート 歌 オペラ 面白い 馬鹿 新しい 候補 新 活躍 ムービー 日本 アメリカ 書く 米 米国 カリフォルニア フィラデルフィア クレイトン・プリンス ビデオ 新作 情報 ゲーム 面白い 楽しい 人気 ニュース 芸能 学校 映像 世界 world Holly Wood CA NY ブラックニンジャ black ninja yuki matsuzaki yuuki ユウキ マツザキ


最新版
2004 [ Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2003 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2002 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2001 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]
2000 [
Jan. Feb. Mar. Apr. May. Jun. Jul. Aug. Sep. Oct. Nov. Dec. ]


俳優 映画 ハリウッド 洋画 movie star ニューヨーク NY New york タイムズスクエア 日記 リアルタイム旅行記 貧乏旅行 出演 アカデミー ゴールデングラブ 撮影 フィルム カメラ 旅行記 diary 生活 12モンキーズ ラッセル・クロウ ロン・ハワード ブラッド・ピット ストリート・ミュージシャン ストリート 歌 オペラ 面白い 馬鹿 新しい 候補 新 活躍 ムービー 日本 アメリカ 書く 米 米国 カリフォルニア フィラデルフィア クレイトン・プリンス ルート 666 マイケル・チャンス ビデオ 新作 情報 ゲーム 面白い 楽しい 人気 18歳 19歳 20歳 ニュース 芸能 学校 映像 世界 world Holly Wood CA NY PA


7月29日(月)26時51分


土曜日の公演、ここ最近では中々良い出来の公演となった。
俳優達には緊張感が感じられ、迫力ある演技をしていた。
お客さんの数は20人前後。前日の10倍なのだから燃えないハズが無い
俺も久しぶりに気持ち良く演ずる事ができた。

舞台公演終了後、カフェにてお客さんを出迎えるのだが、
たくさんのお客さんが残ってて、出演者達を称えてくれた。
ある おばさんが、俺のシーンの事を
「とってもリアルに見えた。素晴らしかった」
と誉めてくれた。俺も今日は自分のシーンが上手く行ったと思ってたので、
結構嬉しかった。


見ました。見ました。とうとう見ましたよ!
一年間、ずぅっっっっっと待ち続けてた「千と千尋の神隠し」、
やっと、やっと、やっとこさ見れました!

思えば苦しい日々だった。
俺の回りの奴等は当然のごとく見てて、俺が面白かったかどうか聞くと
 「ええ〜!?お前まだ見てねーの? キョウからお前はセンじゃ!」
と見てない奴には理解不能の言葉で煽られ、
日本に帰った時には俺の知ってる劇場では公開が終了してて、
見たいのに、どうしても見れないという状況が続いてた。

俺は何か漫画の新刊が出てないか、リトル東京の紀伊国屋へ行ったんだけど、
20世紀少年」の9巻と「ヒミズ」の4巻を見つけレジに行くと・・・・
何と「千と千尋の神隠し」のDVDが置いてあるじゃないか!


       これは・・・ 「買い」 だ


天(店)の声が俺にそう囁いた。


しかし、ちょっと不安になりレジのお姉さんに、尋ねた
「あのー、このDVD、日本で『本物』よりも赤みを帯びているって、
 なんか問題になってますよね?  →記事を読む
 PS2で再生しても、赤みがかってますかね・・・・」

レジのお姉さんは、明らかに「ハァ?」という顔をした。
そんな話は全く聞いた事が無いと言いたげな表情だ。

うぅむ。 ・・・・・・まぁいい。

ダッシュで家に帰って、PS2にDVDをぶち込み、
ルームメイトの道夫さんと、リビングのテレビの前にどっかと腰を下ろし、
カラムーチョの袋を祭開きにして、牛乳を用意し、

当に万全の体勢で「再生」を押した!!!







ぎゃあああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああ
  .ああああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああ
  .ああああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああ
  .ああああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああ
  .ああああああああああああああああああああ
  ああおあああああああああああああああああ
  .ああああああああああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!




最初の「花のアップ」が、真っ赤っかだ!!!
思わず画面から目を背ける程赤い!!!
俺はまだこの段階で映画を全部見てないが、明らかに赤い
「白」が存在しなくて、「ピンク」になってしまってる。

思わずテレビに飛びつくと色調調整をいじくった。
しかし・・・完全に白に戻す事はできない
空に浮かぶ雲でさえピンク色なんだ。

テレビの調整で何とか出来る限り
「本来白でるあると思われる部位」が「白っぽく」なるように調整した。
しかし、まだかなり赤っぽい。
前々から言われてたが、まさかここまで赤いとは正直思ってなかった。


そうやって、少々画面は赤っぽいものの、映画自体はかなり面白かった。
しばらくは見飽きないだろう。
だが、出来る事ならば「本来のクオリティ」で見たかった。
特典DVDに付いてる「プロモーション」の映像は完璧だ。
白が白い。

不満はかなり残るが、・・・まぁいい。 (っつーか不良品だろ。回収しろよ)

明日は、家主のジャッキーに英語字幕で見せてみる。
どういう反応が見れるか楽しみだ。




そう、この話には続きがあった。

俺はこの不満を解消する為に、「ビデオ版」が見たくなった。
DVD版は赤いが、ビデオ版なら大丈夫だろう と踏んだのである。

・・・そうだ。ビデオ版を見れば、このうっぷんは晴れるかもしれない。

俺はまたまたダッシュでリトル東京へ行くと、
今度はレンタルビデオ屋さんへと急いだ。
入荷したてで、20本ぐらいあるうち、19本借りられてた。
最後の一本を$2.50で借りる事ができた。

またまたダッシュで家へ戻ると、ビデオデッキに叩きこんだ。
そして、期待に胸を膨らませ、「再生」を押した。


・・・・・・ポカーン
・・・・・唖然。
・・・DVD版と全く一緒だ。・・・赤い。
$2.50をドブに捨てたようなもんだ。

はぁ・・・どこで「完全版」は見られるのでしょうか


色調問題 関連リンク

「千と千尋」のDVD、画面赤い(画像付き)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jul/o20020723_40.htm
『千と千尋の神隠し』DVD・ビデオは欠陥商品?(画像付き)
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0207/23_02/index.html
「千と千尋−」DVDに「色赤い」と苦情
http://www.sankei.co.jp/news/020723/0723bun114.htm
「千と千尋」のDVD 「赤みがかって見にくい」とクレーム
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/22/1.html
「千と千尋」DVDの色調問題 フルデジタルゆえのジレンマ?
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/23/1.html
「千と千尋」問題 本編だけ色調を調整したため「違和感」?
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/24/1.html
「千と千尋」DVD問題 顧客対応で「再生環境限定」の説明
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/25/1.html
「千と千尋」DVD問題 ネットでも購入者が違和感訴え
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/26/1.html
「千と千尋」DVD問題 色調への不満、消費者保護に壁
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/26/2.html


今日の日記の↑の方に「ああああああああああ」っつーのがたくさんあるけど、
その中に一つだけ「あ」じゃない文字があるので、暇な人は探して下さい。

前の日 次の日


一言

7/27

日記才人の投票フォームが復活しました
投票して下さると精力的に更新しますので、
よろしくお願い致します。


7月27日(土)16時22分


一昨日は気の抜けた舞台になった。
木曜日ってのは、1週間経って勘が鈍っているのか、
俳優の舞台上での反応が鈍いような気がする。
声の音量も、小さいと思う。

お客さんは17人いて、舞台が終わった後に
「素晴らしかった。最高だった」と言ってくれた。
そして、何と舞台を見て泣いてしまったお客さんも居た。
出演者達もそれを受けて、
「今日の舞台は今までで最高の舞台だった」
と言っていたが、俺はそうは思わない。
俺は今日の舞台はワースト5に入る出来だったと思っている。
感情の乗ってないセリフ、鈍いリアクション、決まらないジョーク、
一体どれを取って「最高の舞台」だなんて言うんだ?
俺達が「最高の演技」をしたんじゃなくて、「最高のお客」だっただけだと思う。


さて、一晩経って昨日の舞台は、ピリっとした「やる気」が感じられた。
木曜日の舞台でみんな勘を取り戻したようだ。
積極的に個人リハを行っている。

しかし、こんな風にやる気になっている時、「悪いニュース」が告げられた。
何と、今日のお客さんが「2人」しか居ないらしいのだ!


2人・・・・・今まで10回近く公演してして来たが、
10人を切った事があっただろうか?

それなのに、2人。0人よかマシだが、2人は痛い。

木曜日は、隣でやっている舞台「ハリウッドレズビアン」が
お客0人で舞台中止になってのを直で見ているので、
頑張って友達を呼んでいた。

土曜日は、あまり何もしなくてお客さんが集まって来るので、
それ程 宣伝活動をしなくて良かった。

そして「金曜日」が大穴になってしまった!


とにかく、お客が2人だろうと1人だろうと、舞台を演じなければならない。
役者15人に対し、お客2人でも、演じなければならない。


お客は2人だけだったが昨日の舞台は素晴らしかったと、俺は思う。
みんなセリフもビシッっと決まってたし、声も大きかった。

今日、土曜日の公演もこの調子で頑張って欲しいと思う。


前の日 次の日


一言

7/25

しまった!
またご飯を腐らせてしまった!
ご飯は炊いたらラップして、
冷凍庫で保管してないとダメだなぁ・・・


7月25日(木)16時30分


昨日言っていたオーディションのコールバックへ行ってきた。
会場に到着したのは集合時間の午後8時半よりも早かったが、
台本を渡されて、実際に部屋に呼ばれて演技したのは10時半頃だった。
ちょっと遅すぎるんじゃないか?と思った。

さて、今回は前回と違って、ちゃんとした日本語のセリフだった。
とは言っても、台本には英文しか書かれてないので、自分で翻訳する必要がある。
俺は何となく翻訳には慣れているので(って言っても意訳だが)
あまり苦労せず翻訳する事ができた。

それが済むと、自分の番が来るまで、会場の外でずっとセリフの練習をしてた。
大きな声で練習したり、極端に感情を込めたりして、
イントネーションや感情の幅を調節・確認した。

10時が過ぎ、やっと俺の番が回ってきた。
部屋に入って、カメラに向かって自分の名前、電話番号を言った。
そして、監督からどのセリフを言うか、簡単な説明があった。
部屋の中には、監督だけではなく、カメラの傍に「眼鏡を掛けたおばあちゃん」が居た。
この「おばあちゃん」が何者なのか、俺にはさっぱり分からない。
案外、この映画のシナリオを書いた人かもしれない。

時間が押しているので、全部のセリフを言ってる暇は無いようだ。
監督が今からどのセリフのシーンをやるか、俺に告げた。

俺は言われるがままに、シーンを演じた。
前回失敗した「死に際のシーン」も、今回は結構上手く行った。
むしろ、前回失敗した事により、
このシーンを「どう演技するべきだったのか」という事を
脳内で何遍もシミュレーションしてたのが功を奏したのかもしれない。

なんにせよ、前回のオーディションの時ほど「後悔」はしなかった。

まだ結果は出てないが、俺か、俺を会場まで送っていってくれた友人、
この2人のどちらかが役を手に入れる事ができればいいな、と思う。


今日もこれから舞台だ。いつもの調子で頑張ってこようと思う。
んじゃ、そろそろ用意せにゃいかんので、

前の日 次の日


一言

7/24

ビーフシチューを作った。
・・・って言ってもハヤシライスになったけど。
たまにはカレーじゃなくて、こういうのも良いね。
今度はクリームシチューを作ろうと思う。
幸い、業務用のルーがたくさんあるしね。


7月24日(水)14時27分


昨日、プールで泳いでて、部屋へ戻って来ると留守電が入ってた。
それは「エリック」という人からで、
このオーディションのコールバックに来てくれ という事を伝える物だった。
 (コールバックは2次選考みたいなもん)

俺は、てっきりあのオーディションは落ちたものだとばかり思ってたので、
自分がコールバックに呼ばれるとは努々(ゆめゆめ)思ってなかった。

しかし、その呼び出しの時間が「午後8時半」だ。
場所はサンタモニカ。

これはハッキリ言って、かなりキツイ時間帯だ。
帰りのバスが無いかもしれない。
でも幸いな事に、そのコールバックに受かった日本人の友達が
俺を会場まで送って行ってくれるそうだ。・・・助かった。

また兵装をして行こうと思う。
今度は失敗せず、ベストを尽くして頑張るつもりだ。



最近 咳が止まらなかったのは、どうやら風邪ではなくて
「俺の部屋が埃っぽかった」のが原因のようだ。

それというのも、俺は風邪だとばかり思い込んで、窓を閉めて
部屋の中の空気を入れ替えなかったのだが、
これが逆効果を生み出してたようなんだ。

そこで試しに、部屋をキレイに掃除して、
窓を開け放し新鮮な空気を取り入れてみた。

すると、嘘のように咳が止まったじゃないか!
やっぱり風邪じゃなかったんだ。

前の日 次の日


7月21日(日)27時25分


昨日の舞台は、ちょっとしたハプニングがあった。
3人の米海兵隊が出演するシーンがあるのだけれど、
そのシーンで、そのうちの一人が勝手にセリフを付け足したんだ。

そこは、本来ならば別の俳優の入場キュー(合図)となるハズのセリフで、
とても重要な会話だった。
だけどセリフが変わってしまったので、本来入場するハズの「ブルックス(女優)」は
大混乱に陥ってしまったんだ。
なんとか彼女は自分でタイミングを計って入場し、そのシーンは事無きを得たけど、
一歩間違えば、公演自体が台無しになり兼ねなかった。

そして、それだけならまだ良かったのだが、セリフを勝手に付け足した「アンディー」は、
全く反省してなかった。海兵隊3人組のうちの一人が、アンディーに
 「後でみんなに謝っておきなよ」
と忠告しても
 「ははは。何でだよ。ははは」
と、全く自分に責任が無いかのように笑ってた。

これに、ここまで一度も怒った事の無かったクリス(監督)が激怒。

第1幕と第2幕の小休止時に控え室に来て怒鳴った
 「お前(アンディー)は、自分が何をしたか分かってるのか!
  お前は、言ってはならないセリフを言ったんだ!」
  分かってんのかお前!ちょっとこっち来い馬鹿者!話がある!」
凄い剣幕だった。
その場には俺も含めて3人ぐらい居たのだけれど、みんなビビった。
クリスが怒ってるのなんて、一度も見た事無かったからね。

このクリスが怒ったという事に対し、出演者からは色々な意見が聞けた。
みんな「アンディーが圧倒的に悪い」という共通点があるものの、
「クリスは怒るべきじゃなかった」という意見があった。

何故かと言うと、彼が怒った時点で、まだその日の舞台は終わってなかったからだ。
「これから後半が始まる時に、控え室の雰囲気をピリピリさせたのは良くない」
という事だ。

ま、結果的に他の出演者達は気にしなくて、
みんな伸び伸びと楽しみながら演技してたけどね。


↑の話とはあまり関連無いけど、俺は昨日の舞台はちょっと緊張してた。
何故かというと、昨日は「本物のベトナム人」が舞台を観に来ていたからだ。
俺には、5行のベトナム語のセリフがあるんだけど、
その発音に最大限の注意を払う必要があったんだ。

日本人でも映画なんかで「なんちゃって日本語」を話されたら
それまで積み重ねてきた緊張感がドバッと崩れてしまう事があるよね。
銃を抜き合って、緊張が最大限に達した時に、
 「ジュゥー ヲ スティ ロゥ〜!(銃を捨てろ!)」
みたいな妙な日本語を役者が喋ったら、俺なら爆笑してしまう。

だから、俺はかなり練習した。
何千回とそのセリフを唱えて、完全にイントネーションを頭に叩き込んだ。
そして、舞台上でベストを尽くした。


公演が終わったあと、そのベトナム人女性に聞いてみた。すると
「ええ・・・!あなた日本人なの!?発音が中央ベトナムっぽかったから、てっきり」
・・・だそうだ。
よっしゃ。
お世辞かもしれないが、(っつーか、お世辞だろう)好印象だったようだ。
肩の荷が降りたように感じた。




今日で、俺がアメリカに渡ってから2年が経った。
今まで色々な事があった。だけど何一つとして無駄な経験は無かった。

俺はとうとうハリウッドへやって来て、いよいよ俳優としての階段を上り始めた。
今までの2年間は、「階段を探す旅」だったと思ってる。
だけど、それは見つかった。
まだまだ階段を上る為の障害がたくさん山積だ。
だけど、何とかなるさ。何とかするさ。
意地でも道をこじ開けてみせる。

これからも頑張って日記を書こうと思う。
日記を書く事によって、俺も日本語を忘れずに済むしね。


それにしても咳が止まらない。ホント早いとこ直したいもんだ。

もう寝る!

前の日 次の日


7月19日(金)31時02分


昨日の公演の前の舞台裏は、BACKSTAGEに載ったレビューの話題で持ちきりだった。
みんなの話によると、それほど悪い事は書かれていないらしい。
随分消極的な言い方だけど、
出演者全員、何か悪い事を書かれないか心配だったんだ。

そして、肝心の舞台は約20人の観客を迎え、
木曜日にも関わらず良い舞台になったと思う。


さて、一夜明けて、俺は仮免の延長を申請する為にDMVへ向かっていた。
前日に電話で質問しておいて、延長ができる事は調査済みだ。

バス→地下鉄 と乗り継いで、DMVまでやってきた。
受け付けのところで俺の仮免を見せて
「仮免の延長を申請したいんですけど」
って尋ねたら、受付の人は
「仮免の延長?できませんよ」
「はぁ?電話で確認した時は30日の延長が出来るって・・・!W
「仮免の延長はできませんよ。また最初からテスト受けて頑張ってね。」

・・・ふざけてる。理不尽すぎる。
わざわざ電話で確認した時は「出来る」って言ってたのに
実際に窓口に来てみるとこれだ。 
ここは一応役所だろ?いい加減な対応するなよな・・・

こうして俺は、また「筆記試験」から受けなければならなくなりましたとさ。
はぁダルぃ・・・でも免許は必要だ。


今日の舞台にも、約20人の観客が来てくれていた。
その中には、俺のHPを見てから来てくれた人もいた。
役者達は程よい緊張感の中で演じる事ができて、
全体的に見て中々良い出来映えになったと思う。

明日は土曜日。1週間のうち、最もお客さんが来る日だ。
そろそろ疲れたので、寝る事にしようと思う。

前の日 次の日


一言

7/18

四日前に作ったカレーが、腐った
カレーもやっぱ腐るのね・・・


7月18日(木)14時45分


米国で活動する俳優の経典「BACK STAGE」の15ページを見てみよう。
・・・「DEADLINE」・・・載ってる!!

俺の出てる舞台のレビューが載っている!
ヒャッホゥ!・・・と浮かれるのはここまでにしておいて、
一体どんな事が書かれているのか?

使われている英単語が難しくて、意味が良くわからない。(おまけに長い)
ただ、キャスト全ての役名と俳優名が載っていて、
俺の名前のところにはこう書かれている。

 なだめ難いベトナム人将校(Yuki Matsuzaki)

ううむ。これはまた微妙な表現だな。
誉められてるのか、適当に扱われてるのか分からん。

今日の舞台の時に、みんなにどういった事が書かれているのか
詳しく聞いてみようと思う。

前の日 次の日


7月15日(月)30時00分


この映画のオーディションを受けに、わざわざサンタモニカまで行ってきた。
俺が挑戦した役は「ツカモト・シュウジ」という
第2次世界大戦時の、日本人の飛行機乗りだ。
何となく雰囲気を出す為に、「野戦服」を上下着て行った。

説明を受けたところによると、ツカモト・シュウジのキャラクターはこんなんだ。

ツカモト・シュウジを含むパイロット達が米軍艦を攻撃し、
多大な損傷を与えるが、その後撃墜され、
海を漂うところを 自分が攻撃した軍艦に捕虜として助けられる。
米兵は、彼の事を憎む者もいたが、敬意を表している者もいた。
日本兵である彼もまた、米兵に対し敬意を表していた。
捕虜収容所に収容されて尋問を受けるが、
その後、一人の身勝手な米兵によって射殺されてしまう。

・・・という感じだったと思う。

まずはいつものように台本(2ページ)を渡され、それを音読した。
その後、日本語でそれを訳した物を読み上げた。

その後、監督(?)の指示に従い、撃たれて死ぬシーンを実際に演技した。

その時は上手くやったつもりだったけど、オーディションが終わった後、
自分の不手際に気付いて、かなり後悔した。

まずは、英文を読んだ時に、↓の質問をしなかった事だ。
「この英文は、日本人のアクセントで読んだ方がいいですか?」
俺は、英文のセリフを普通に感情込めて読んでしまったんだ。
もしも、俺のキャラがカタコトの英語を喋るキャラだったら・・・?
俺は確実に役を貰えないだろう。「発音が日本人っぽくないから」という理由で。

もう一つは、「死に際の演技」が上手くいかなかった事だ。
「具体的にどうダメだったか」は上手く説明できないけど、
俺は自分の演技に満足していない。
そのシーンにおける、監督からの注文は難しかった。
「恐怖・苦痛・憎悪は一切表情に出さず、驚嘆と無念を目だけで表現し、
  安らかに目を見開いたまま仰向けに死んでくれ」
と言われたんだ。
それに完璧に合った演技を、俺は一瞬のうちに完成させ、表現する事ができたか?

監督(らしき人)は、良い感じの人だった。
日本語の授業を過去に2年間受講したらしく、少し日本語を話す気さくな人だった。

オーディションの結果は、数日内に判明するらしい。
俺はさっぱり自信が無い。多分ダメだろうと思う。
不完全燃焼に終わったオーディションだったので、
俺は帰りのバスの中、頭の中がモヤモヤしていた。
家に帰ってから、そのストレスを発散させる為にプールで泳ぎまくった。

スッキリした。

前の日 次の日


7月14日(日)11時32分


俺の家は いよいよ「プール開き」になった。
あまりに嬉しいもんで 泳ぎまくった。
舞台の前に、1時間半ぐらい泳ぎつづけた。
長い事泳いでなかったので、ちょっと筋肉がダレた。


昨日の舞台の観客数は、約20人だった。
最大数が40人なので、この状況を「ハーフハウス」と呼ぶ。
満席になった状態は「フルハウス」だ。

今までのところ、「ハリウッド・レポーター」「バックステージ」「LAウイークリー」の
3紙がレビューに来てくれたけど、まだ記事として紙面に上がってない。
だから、現在の状況で舞台を観に来てくれてる人達は、
口コミだけを頼りに来てくれてるんだ。(それか、出演者の友人)

その状況で、最初の土曜日を「ハーフハウス」で収めたのは、成功と言える(らしい)。

観客は昨日に比べ、かなり反応が良かった。
ジョークでも笑ってくれた。
こうなって来ると、俳優も乗って来る。
俳優も比較的 伸び伸びと演技できたような気がする。


家に帰って、身体はボロボロだった。
時計は午後11時半を回っていた。
だけど、腹が減りまくってたので、何かを食わねば眠れない。
迷った末、「うな重」を食う事にした。


・・・うな重を食べたら、今度は眠気が飛んでしまった。
困ったな。明日は運転練習の予定だ。
起きれるかな・・・?

ネットをしながら夜更かししてたけど、肉体的な限界に達し、眠ってしまった。

朝起きたら、全身が筋肉痛になっていた。
調子に乗って泳ぎすぎたかな・・・

前の日 次の日


一言

7/12

昨日、舞台から帰ってから、腹が減りまくってた。
俺的には、鶏肉を塩こしょうで炒めたようなのが食いたかった。
だけど、作ってみたら、味がいまいちだった。
苦し紛れに鍋に戻し、
カレー粉を加えて、炒め直してみた。
カレー味になったものの、やっぱり味はいまいちだった。


7月12日(金)28時35分


朝方の4時半です、皆さんおはようございます。
今日の舞台(公演3日目)は、今までで一番悪い出来だったような気がする。
俺が出ていたシーンだけでも、2、3つのミスがあった。
全体を通してみたら、もっとミスがあったかもしれない。

観客は、昨日と違って無反応だった。
それも、少なからず出演俳優に影響を与えた。
ジョークで笑って貰えないと、ちょっと寂しいもんがあるからね。

昨日の観客数は15人だった。(最大収容可能人数は40人)
木曜日は観客が少ない事が分かってたから、それは別に大丈夫なんだ。
なんせ、隣の劇場でやってる「ハリウッド・レズビアン」なんか、
昨日は観客が0人で舞台が中止になった程だ。可哀想に。

だけど、彼女達(隣の劇場の出演者達)は昨日、俺達の舞台を見に来てくれた。
そして、舞台を盛り上げるのに一役買ってくれた。
ジョークを笑ってくれたので、俺達は観客を感じる事ができた。
だから、昨日の舞台は盛り上がったんだ。
役者達は、伸び伸びと演技する事ができた。
観客が良い観客だと、俳優達も乗ってくる。

今日の観客数は11人だった。
多くないけど、土曜日が本命なので、OKだ。
だけど、役者にいつもの覇気が無かったように感じる。

後から聞いた話では、今日の観客に
「LA WEEKLY」のレビューを書く人が来てたらしい。
こんな悪いタイミングで来るなんて・・・

彼の目には、今日の舞台はどう映ったろう?
楽しんでくれてたら、嬉しい限りだけどなぁ。


舞台が終わった後、カフェの方へ行ってみたら、観客が6人ぐらい残ってて、
俺達を称えてくれた。
出演者的な満足度はあまり高くなかったけど、観客は「素晴らしかった」と称えてくれた。
社交辞令かもしれないけどさ。でも、やっぱ嬉しかったよ。


今日みたいな全体的に不調な日は、いつか来るのは分かってた。
俺は公演2日目に来ると予測してたけど、3日目に来た。

今日の失敗を生かし、明日はみんなもっと頑張るだろう。
だから、今日不調だった事は、ある意味で良かったんだ。
心気一転、ピリっとした舞台が明日は展開されるだろう!

この日記を読んだ貴方。
舞台を実際に観に来て、盛り上げて下さい。お願いです。
そうすれば・・・俺の「怒号」が生きて来るのです。いひひ


前の日 次の日


7月11日(木)1時37分


昨日予定されていたリハは、監督(クリス)の都合から中止になった。
だから、俺達は今日の本番で一発勝負になったわけだ。
さて・・・今日の公演は大丈夫かねぇ?

俺の風邪の方はというと、もう殆ど直った。
心配なのは、今日の公演の後にぶり返さない事だ。
今日から3日連続公演なので、ここでぶり返して貰っては困るんだ。

牛乳が切れた。
2ガロン(約7リットル)の牛乳が、1週間前後しか持たなかった。
牛乳は荒れた喉を潤してくれるので、飲みまくったんだ。
また、近くのスーパーで買って来ようと思う。
「ラルフス」にて、2ガロンが$4.21ぐらいだったっけか。

前の日 次の日


7月9日(火)30時5分


風邪は、大分良くなった。
良く食べて、良く寝た。
キャンセルできる予定は全てキャンセルして、養生に努めた。
汗をかいたら、すぐにシャツを着替え、
でも薄着はしないように、心掛けた。

本当は、今日は舞台のメンバー一同を集めて飲み会がある予定だった。
だけど、俺は酒はワインや梅酒ぐらいしか飲まないし、
風邪がぶり返したらアホみたいなので、欠席する事にした。
みんなに会って騒ぐのは楽しいだろうけど、それで風邪を悪化させ、
「本番」であるハズの舞台でベストを尽くせなければ本末転倒だからね。

今日は風邪を直す為にうなぎを食った。
できるだけ少ないうなぎの消費方法を考えていたのだが、良い方法を見つけた。
それは「納豆と一緒に食べる」という事だった。
いつもは別々に食べている納豆と鰻だが、これが案外相性が良い事が分かったのだ。

ルームメイトは納豆狂いで、何にでも納豆をぶっかける奴だ。
カレーにも掛けるし、味噌汁にも掛けるし、勿論「うな重」にも掛ける。
何故にそこまで全ての物に納豆を掛けたがるのか知らないが、
本人曰く「納豆は全ての食材に合う万能食品」・・・だそうだ。

んで、そいつが俺に「納豆うな重」を薦めるもんで、しぶしぶ試してみる事にした。

・・・・すると、案外美味いじゃないか!

鰻のタレと納豆が、なかなか良い感じだ。
しかも、これの最大の利点は、鰻を節約できるという点だ。
鰻は高価なので、通常は「鰻1:10御飯」ぐらいの比率で頬張らなければならないが、
鰻と納豆がタッグチームを組めば、「鰻納豆4:10御飯」ぐらいまで、
「おかず部分」が増える。これは経済的だ。貧乏の勝利だ。

さて、今は朝の6時で、夕方7時半にはリハがあるので、もう寝る事にしよう。
次に起きた時には風邪が完治してくれてると有り難いのだが・・・。

前の日 次の日


一言

7/7

七夕ですな。
今、外に出てみたけど、天の川は見えなかった。
ちょっと雲が多いのもあるけど、
どうやら俺の家の周辺は明るすぎるようだ。
3等星や、4等星は見えなさそう。

夜空に輝く 彦星様、織姫様、どうかお願いです。
俺に金を恵め


7月7日(日)24時5分


昨日言っていた「扁桃腺の腫れ」が、今日になって悪化。
朝から咳と発熱、悪寒に悩まされる事になった。
今日はロングビーチの方で運転練習をする予定だったが、キャンセル。
次の舞台までに風邪を治す;v$K@lG0$9$k;v$K$J$C$?!#

俺の仮免の有効期限が7月20日に迫っているのだが、
聞く話によると「有効期限の延長」を申請できるらしい。
願っても無い話だ。もうちょっと運転練習が必要だ。

お米が無くなっていたので、
ルームメイトと一緒にリトル東京の「マルカイ」へ買物に行って来た。
鶏肉が1ポンド99¢だったので、3ポンドほど購入した。
ついでに、「ミツワマーケット」の伝言板にデッドラインの英語版フライヤーを貼ってきた。
日本語版のフライヤーが完成し次第貼り変える予定。

ああ、身体がダルい。頭が朦朧とする。
今日は良く食べて、バファリン飲んで、室内で漫画読んだり、
2ちゃんねるをボーっと眺めて過ごした。

明日はこのオーディションに行く予定だった。
だけど、今もう一度 場所と日時を再確認してみたら、
何と午後6時〜9時で、それもサンタモニカじゃないか!

交通手段の無い俺に、どうやってサンタモニカまでその時間帯に行けと?
行くのは簡単だが、帰りはどうしろと?
オープンコールは6日間開催されるようなので、
そのうちのどれかに、どうにかして行こうと思う。明日は無理っぽい。

マジで頭が痛い。もう厚着して寝ます。

前の日 次の日


7月6日(土)25時30分


初演が終わった。とても良い気持ちだ。
15人の役者それぞれ、ベストを尽くしたと思う。

朝、舞台入りして驚いたのは、セットの小道具が増えてた事だった。
60年代のポスターが壁を彩っていた。

・・・そして、何故か浮世絵があった。
俺がクリス(監督)に浮世絵は日本の文化だという事を告げると、
クリスは大道具担当にキレていたw

大道具が、その浮世絵を「中国の絵」とクリスに言ったそうなんだ。
だけど、実際は「浮世絵」だった。
浮世絵に取って変わる物が今の時点で無い為、
今日のところは我慢して欲しいと言われた。
次の公演時には、浮世絵は完全に消え去り、もっと良いのが来るそうだ。

公演が始まっても、俺はたいして緊張しなかった。
でも、心配事があった。
俺は昨日から扁桃腺が腫れてたんだ。

この公演では「偽煙草」を使ってる。
本物の煙草を舞台で使う事はできない為、
紅茶葉で作った特製煙草を使うんだ。
しかし・・・その煙がとても煙たい。

連日のリハで俺はその煙を吸い、扁桃腺をやられたようだ。
頭が少々痛かったが、耐えられるレベルだった。

だから、今日、舞台が始まる前に俺は寝まくった。
意地でも治してやろうと思ってね。

そして・・・結構マシになった。


舞台が終わって、カフェにいたお客さんに挨拶をした。
俺の知ってる人が2人舞台を観に来てくれていた。

はぁ、疲れた。
1ヶ月に及ぶ公演がスタートした。まだ先は長いので気合を入れて行こうと思う。

今日は、もうボロボロに疲れた。寝る。

前の日 次の日


一言

7/5

いつもはカレーに入れるタマネギは
バターで炒めるのだが、
バターが切れてたので、サラダ油を使った。
・・・普通に美味かった。
ちなみに、バーモンドカレー(辛口)と牛肉を使用


7月5日(金)26時00分


朝起きて、昨日鼻血を流したロドニーに電話した。
すると、彼は大丈夫だった。
ホッと、胸をなでおろした。
俺は公演を潰さずに済んだようだ。

明日はいよいよ本番で、今日のリハは午後2時からだった。
照明も、小道具も、衣装も、本番と同じようにやった。

俺は、自分が演じる時しか舞台に立てなかったので、
自分の目で見てないのだが、
クリス(監督)によると素晴らしい出来だそうだ。

俺の格闘シーンは、昨日あんな事があったので、
何遍もリハを重ねた。
「どのように安全距離を保つか」という事を最重要課題に置いて、
安全の為に全てを打ち合わせし直した。
アイコンタクトもしっかり打ち合わせた。

そして、安全に 迫力あるシーンを演じた。

リハ自体は9時に終わって、それから「カーテンコール」の練習をした。
カーテンコールってのは、
舞台が終わった後に俳優がする「舞台挨拶」みたいなもんだ。

家に帰ってから、明日の景気付けにカレーを作った。

いよいよ明日は、舞台初日だ。
集合時間は6時半なので、
今からさっさと寝て、明日起きてから、ちょっとリハの風景写真でもアップしようと思う。

今はダルいし、眠い。だから寝る。

前の日 次の日


7月4日(木)24時35分

最悪の気分だ。
午後11時までリハだったのだが、俺のせいでちょっとしたハプニングが起こってしまった。
俺は唯一舞台の中での格闘シーンがあるのだけれど、
そのリハをしてる時に、偶発的に俺の拳が
相手役のロドニーの鼻に当たってしまったんだ。
鼻血が出て、俺は氷嚢で鼻を冷やす彼に付き添った。
幸い鼻は折れてないし、鼻血以外の異常は見られない。

しかし、
もしも、彼の鼻が折れていたら?
もしも、彼の前歯が折れていたら?

前者はこの公演が台無しになっただろうし、
後者はそれプラス、ロドニーの俳優人生を奪っていたかもしれない。

今回はただの鼻血だった。だけど、もう2度とこんな事は起こって欲しく無い。

2度と、2度と格闘シーンにて気を抜かないと心に誓う。
絶対に再発しないように細心の注意を払おうと思う。


一つ間違えば最悪の事態になりかねなかった。
とっても嫌な気分だ。自己嫌悪に陥る。

懲りて反省しているせいもあって、
かなりデカい「ストレス」を感じている。

俳優の一人は
「こういうアクシデントは良くある話さ、気にしない方がいいよ」
と言ってくれた。
その気持ちはありがたいが、気にしないワケにはいかない。
気にしなかったら、また再発するだろう。
再発防止の為には、しっかり気にして、反省するべきだ。


明日からは、気を引き締めて頑張る。


明後日は初演だ。
どうか、全ての意味で最高の舞台ができますように。

前の日 次の日


7月3日(水)24時30分


監督のクリスが出演者に「グッドニュースがあるぞ!」と言ったので、
何かと思ったら  ・・・何と!
米国で俳優を目指す者ならば誰でも知っている
バック・ステージ」と「ハリウッド・リポーター
という2大紙に、舞台劇「デッドライン」のレビューが載る事が「確定した」との事だった!

・・・絶句です。マジかよ。ホントかよ?

そのレビューを書く人は、7月6日の初日に劇を見に来て、
2週間以内に記事を紙面に載せるそうだ。

いやぁーこれって凄い事ですよ。
何気にかなり嬉しいです。
7月6日は頑張るぞぃ。


ちなみに、今日のリハは朝の11時半から、夜の9時までだった。
役者の90%が本番と同じ衣装に身を包んでいた。

女優のブルックスが図書館からベトナム戦争写真集を借りてきてて、
暇な時間にそれを読みふけった。

明日は午後1時からリハ。
本番と同じ衣装で、証明も付いて、大道具や小道具も用意されます。
いよいよリハも最終段階に近づいているようだ。

前の日 次の日



一言

7/2

・・・マジで疲れた。
疲れたけど、飯を食わなきゃならない。
納豆御飯にぽん酢をかけて食べる事にします。


7月2日(火)24時10分


「ザ・サプライ・サージェント」という軍用品専門店があるのだが、
そこで今回の舞台で使う衣装を買ってきた。

買った衣装と、その値段は以下の通り。(写真を読み込み中かも)

1、戦闘服 上  $32.50
2、上着用ベルト  $3.98
3、ホルスター  $7.98
4、下着  $3.98
5、ベルト  $3.98
6、戦闘服 下  $32.50
7、帽子  $12.95
8、ブーツ  $19.95

TAX $9.72

全部で$127.54だった。
勿論自腹だ。金。金。金。金。

ちなみに、ザ・サプライ・サージェントのアドレスは以下の通り。
映画撮影などで軍用品が必要な時は行く事をお薦めする。何でも揃うぞ。

THE SUPPLY SERGEANT

6664 Hollywood Blvd.
Hollywood, CA 90028
(323)463-4730


そして、午前11時から、午後10時までリハーサルだ。
マジで疲れた。ホント疲れました。

前の日 次の日


一言
7/1

カツ丼を作りたいが、小麦粉が無い。


7月1日(月)11時05分

舞台公演まであと1週間を控えた昨日、脱落者が出た。
ショーンという役を演じていたブレイクが、急遽、役を下ろされたのだ。

理由は「役に合ってなかった」という事になっているが、
俺はそれだけじゃないと思っている。
彼、「ブレイク」は、監督がいくらダメ出しをしても演技が全く改善されなかった。
監督が「もっと声を出して」って言っても、その瞬間は大きな声を出すけど
次の瞬間から、また蚊の鳴くような声に戻ってしまう。
そして、演技力が乏しいのも一つの理由だと思われる。
舞台では、「大きく演技する」事が重要なのに、
彼は小さい演技をする。

よーするに、駄目駄目だったって事だ。

公演まで1週間で役を変更するのだから、これは尋常ならざる事だ。
だけど、舞台のクオリティを保つ為には避けて通れなかったんだってさ。

俺はちょっと残念だった。
というのも、このブレイクの彼女が、映画「ラスト・サムライ」の
キャスティングに関わってる事を知ってたからだ。

「ラスト・サムライ」はトムクルーズ主演で、
日本でも500人以上のエキストラを集めるような、度デカいスケールの映画だ。
ブレイクが俺の演技を見て、
 「彼女にユウキのヘッドショットを渡したいんだけど、いいかな」
と言ってきたのだ。俺は勿論快諾した。願っても無い話だ。

ヘッドショットを手渡したのが一昨日。
そして、ブレイクは昨日、解雇された。
俺のヘッドショットは、無事にブレイクの彼女まで渡っただろうか?

ちなみに、今日は午後6時からリハーサル。

前の日 次の日



これより前を読む 一番上へ戻る