2005年05月08日  コメディ

アイスバーンの上でコメディ

The Comedy Storeでのスタンド・アップ・コメディがやって来た!


・・・だが、問題が。


 観客が3人しか居ねぇ・・・

 しかもその3人が全く笑わねぇ・・・


今日のオープンマイクの司会者はスティーブ。彼は恐ろしいほどの毒舌だ。
つまらないコメディアンはとことん貶す。

彼のネガティブな発言もこの御通夜ムードの一因かもしれない。


・・・だがしかし、3人てどうよ!?
ここって「世界一有名な」コメディ・バーじゃなかったのか?


・・・今更仕方が無い。

とりあえず、今は自分の目標を達成できるよう頑張ろう。


スタンド・アップ・コメディ
3分32秒 .wmvファイル 861kb

ぐはぁ・・・辛い!これは辛い!

特に最初のネタの後の10秒間の空白。

頭の中が一瞬にして真っ白になり、
俺は何を言っていいのか分からずただ呆然と立っていた。

良かった事と言えば、マイクの使い方が上手く行った事と、
たとえウケなくともエネルギーを失わなかった事か。

・・・一応当初の目的は達成した。 35点・・・くらいか。

来週は15番。今回よりは上手く行くといいのだが・・・

投稿者 ユウキ : 23:09 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月04日  コメディ

マイクの呪縛

今日はTsunami Coffee Houseでのスタンド・アップ・コメディだ。

ここは毎週水曜日、午後8時からオープンマイクを受け付けている。
参加者はシンガー、コメディアン、詩人の3種類。
参加費は無料。与えられる時間は5分。

俺が着いた時、何故かコメディアンの欄の一番目が空欄になっていた。

皆さん先陣を切るのはお嫌いか?・・・ならば私が遠慮無く頂きましょう!


まずミュージシャンの一番手が演奏し、
それからコメディアンの一番手である俺が舞台に立った。

「舞台」と言っても、ただアンプとマイクがあるだけの簡素な物だ。
観客も10人くらい。基本的に出演者しか居ない。

しかしこういう舞台こそ、新しいネタをテストするのには持って来いなんだ。
確かに大ウケは中々無いが、代わりにムードが暖かいのでリラックスしてやり易い。


さて、俺の番が来た。俺はマイク無しでやる事にした。


・・・前回の失敗を忘れるな。


スタンド・アップ・コメディ
6分34秒 .wmvファイル 1586kb

うん、悪くないぞ。57点。

環境のせいもあって大ウケは無いが、観客は常に微笑んでいた。
ネタの繋ぎも良かったし、ラストも上手く飾れた。

ただ、新しいネタはオチがイマイチなのでもうちょっと磨く必要がありそうだ。
特にこれは今度の日曜日にコメディ・ストアで使う予定なので、とびきりのオチを用意せねば。


さて、今日のスタンド・アップ・コメディで分かった事がある。

俺はマイクの使い方に慣れていない。

マイク無しだと大きなアクションで伸び伸びとできるのに、
マイク有りだとアクションも小さくなり、声にも張りが無くなる。

今までマイクを使う事なんて滅多に無かったから当然と言えば当然か。

少しづつ慣れていこう。

投稿者 ユウキ : 22:04 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月29日  オーディション

10秒間

CBSが主宰する、アジア人タレント発掘オーディションへ行って来た。


俺はこのオーディションについて全く知らなかったのだが、
丁度友達が俺の家でデモテープの撮影をしていて、その時に教えてくれた。


急いでヘッドショットと履歴書を手に取ると、車に飛び乗って会場へ向かった。

聞く所によると、これは「アジア人タレントによるショーケース」の1次予選らしい。
各自持ち時間は1分。

俺は2分のコメディのモノローグ(一人劇)を大至急1分に編集し直し、
それをブツブツ反復し、頭に叩き込んだ。


会場内はアジア人で溢れ返っていた。
予選は今日だけじゃなく、ここ数日やっていたらしい。

サインインして待つ事15分、いよいよ俺の番がやって来た。

ドアが開くのと同時にヘッドショットを手渡す。

そして、照明がセットアップされた室内へと招き入れられた。

室内には眼鏡を掛けた男性が一人。随分疲れている様子だ。
彼は俺の名前を確認すると、リストに何か記入していた。

永遠のような沈黙の後、彼は録画を開始して言った。

「名前は?」
「ユウキ・マツザキです。」

彼はセットアップされたカメラで俺の全身を映し、即座に俺にキュー(合図)を送った。

オーディション
1分19秒 .wmvファイル 331kb


うがぁ!あと残り5行だったのに!
あと10秒あれば終われたのに・・・

でも第1オチまでは行けたから良しとしよう。


・・・余裕を持って50秒にしておけば良かったかな。

投稿者 ユウキ : 23:39 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月22日  コメディ

決定的な差

先日のThe Comedy Store(コメディストア)での
スタンド・アップ・コメディは俺にとっての「リハーサル」だった。

自分にとっての本番は今日。場所はオレスカ・シアター。
観客は35~40人といった所。
・・・先日の経験を生かす時が来たんだ。


さて今回、俺は敢えて前回と全く同じネタを使う事にした。

本来スタンド・アップ・コメディのジョークは
録画や録音されて記録媒体として残らない限り何度でも使用可能であり、
自分の「持ちネタ」として残る物だ。
少数の観客でジョークを使い捨てる事はしない。

前回のネタに磨きを掛け、自分の持ちネタとして完成させるんだ。
(俺の場合は音声ファイルを公開しちゃってるけど・・・)

今回は劇場で、しかもマイクを手に持って無い事もあって自由度が大きくなった。

まずは最初にシーンとした観客席と演者との距離を縮める事から始める。
観客席に積極的に話し掛け、そこにある壁を取り去る。
この行為を「第4の壁を破る」と言う。(Break the forth wall)

前回は全くウケなかった後半部分は、「監督役」のキャラクターを変える事と
身体の動きをビシッとキメる事で改善した。

スタンド・アップ・コメディ
4分10秒 .wmvファイル 980kb

「最高のジョークは一番最後に持って来い」と言われるが、それが上手く決まった。

自分としての評価は50点といった所か。
所詮は下ネタで低レベルのジョークだ。

さて、新たなネタを書こう。

実は良いアイディアがあるんだよなー にひひ

投稿者 ユウキ : 23:15 | トラックバック

2005年04月17日  コメディ

初スタンド・アップ・コメディ at The Comedy Store

Sunset沿いにあるThe Comedy Store(ザ・コメディ・ストア)での
Stand-up comedy(スタンド・アップ・コメディ)は、L.A.に数ある
コメディ・バーの中で一番難しいと言われている。
理由は単純に観客が中々笑ってくれないからなのだが・・・

俺の順番は4番目だった。
観客は12、3人、酒を片手に聞き入っている。

司会者「えー、次の人は・・・ユウキです!」

 (拍手)

・・・スポットライトの中に入ると、
用意してきたネタがフッ・・・と消えてしまいそうになった。

スタンド・アップ・コメディ
3分30秒 .wmvファイル 893kb


結構ウケてたが、45点といった所か。
最後の1分も駄目だし。
勿体ない。もっとウケさせる事ができたはずだ。
でも、まぁ初めてにしては悪くない。


・・・今回はちょっと下ネタに走りすぎた。
次はもうちょっと上品に行こう。

クジに漏れたので来週はオープンマイクに参加できないが、
再来週はもっと良いネタを持って行きたいと思う。

投稿者 ユウキ : 22:47 | コメント (0) | トラックバック